40年ぶりに、同じ職場の人たちと再会しました。
あの頃はまだ先があり、お互い、場所獲り合戦で尖がっていた、と思う。
でもね、切磋琢磨の結果か角が取れ、みんな円満温厚なお爺さんになっておりました。
そして歌が上手いのね。これには驚いた。
会場は、東プリ地下のカラオケルーム。
部屋は10室以上もあるのに、お客はじじぃたちだけ。
幕ノ内的弁当を済ませると、早速カラオケです。
ド演歌で始まった歌合戦。
これ、あんまり好きじゃない。
しかし森生がご披露したジョーン・シェパード版「白い想い出」をきっかけにガラリ一変。
都会的なナツメロの難曲・名曲が続々登場。
社長クンはオペラ声で「黄昏のビギン」や「二人でお酒を」など。
滑舌がいいベンケーシー君は「小心者」や「さらば青春」など。
青い森鉄道小柳駅
中でも、あの糸井重里作詞・坂本龍一作曲という豪華で異色の
雪 列 車
は、腰が少し曲がっていたけれど、節は真っ直ぐ。
絶品でありましたよ。
森生は初めて聞く歌。歌手は、へ~!!! 前川清だって。
で、帰宅後ようつべで視聴・確認。ケーシー君の方が垢ぬけていて、巧かった。
森生はお返しに、敢えてド・演歌「旅の終わりに」をさらりと(しか歌えません)。
これは幹事クンと合唱になり、やがて全員で。
宴は延々4時間も続きました。
歌い疲れて会場を出たら、街は黄昏のビギンでした。
来年も同日同場所同時刻です。頑張らなくちゃ。
カラオケは、都幾川村の建具工場勤務以来、約20年ぶりです。
最近は、テンポはそのままで、キーを変えられるんですね。
これなら付き合えます。
会場の東プリは、50年前、仕事で何度も利用したものです。
昔は、あでやかで、華があるホテルでした。
200213