ぽくぽく福蔵
今朝から朝ドラ「つばさ」が始まった。
主人公はまだ20歳独身なのに川越にある老舗和菓子屋の主婦だ。
おっかさんは家を飛び出しちゃって、川越祭りの時だけ帰ってくる。
そして騒動を巻き起こす寅さん母さんである。
あり得ない設定だけれどTV紙芝居だからいいだろう。演出上の新機軸も認めよう。
でもね、出て来る人たちが盛んに「おかん、おかんと」と奔放母さんを呼ぶ。
関東は川越の老舗で「おかん」というかぇ?
寅さん母さんは家付き娘で関西生まれじゃないようだ。「おかん」とは関西の方言だろう。
これで御当地ドラマかよ、NHK。
鳶の頭だって、あのずっこけ七分ズボンの穿き方はチンピラ鳶だ。
川越を代表する老舗和菓子屋は「亀屋」である。賛成ですが、かなり古びてる。
それでお土産は新興の「くらづくり本舗」を推薦します。
経営は積極果敢。売上げは亀屋を追い抜いたんじゃなかろうか。
川越名物は薩摩芋、ということになっている。
近年、芋が本当に収穫できるかどうか分らないが、ともかくサツマイモです。
ダサイタマを代表する街だから、薩摩芋が似つかわしいんですっ。
薩摩芋を裏ごしし、ほっくりした餡にし、ニッキの香りがする「ぽくぽく」がボクは好き。
福餅入り最中「福蔵」と共にホンモノですよ。
川越散策に行こう。
そしてお土産は、くらづくり本舗でどうぞ。
上は「亀屋」の近くに、進出した支店。後ろはりそな銀行川越支店(りそな発祥地)です。
画像は全部「くらづくり本舗」さんのチラシから。
絶対安静ならラクでいいや、と思ったのは浅墓だった。
ブログネタを考えるどころじゃなかったし、ゆっくり休養できるどころでもなかった。
カテーテル治療の後、運び込まれたのは救急集中治療室だそうだ。
ナースに聞いたら病床数は12床。どうやら満員のようだった。
運び込まれて直ぐに飲まされた薬は胃潰瘍の薬だ。
ワケを聞くと、突然こういう部屋に搬送されると、急性胃潰瘍になる人が多い、とか。
確かに居心地はひどく悪かった。
少なくとも2人が時々絶叫する。お母さ~ん、なんて叫んでるけれど、叫ぶ患者は爺さまらしい。身体に繋がれたチュープを掻き毟る婆さまもいるようだ。
3、4人のナースがその度に走り回り、励ましたり、誰何したり、はみ出したらしい脚を元に戻したり......。一晩中大変な騒ぎだった。
自分自身もあれこれ数えてみるとチューブが6本以上繋がれており、左腕は時々嵌めてあるベルトがぎゅっと締まり血圧を測る。すると手の甲の点滴用の血管が疼く。
天井の電気は眩しく、枕元では機械が唸っている。
床擦れ予防に開発されたというベッドは背中で時々ムズムズ不気味に動く。
お叱呼の心配はチューブを嵌めこまれて全く心配は無くなったが、全く眠れなかった。
翌日は個室の集中治療室に移動し、爺様婆さまの絶叫は聞こえなくなったけれど、他の状態は全く同じ。
時々血を採りに来るナースに「もう夕方か」と問えば、「まだ朝の10時」、とか。
3日目午前中にはまた手術室に運ばれて、身体に入れたままの2本のカテーテルを取り出し、鼠渓部から尻までガムテープでがんじがらめにされて、また一晩。
やはり眠れなかった。
更に4日目の朝。
今度は右手首からカテーテルを挿入し、細い動脈にステントを入れた。
丁度この日はクリスマスイブ。二人のお医者さんが「もうこれから先には入らない、後は神様にお任せしよう」、だなんて、なんの因果か心細いことを語り合っている。
術後、カテーテルは抜かれたが、手首が麻痺するほど強力な万力で傷口を締め付け、きつくガムテープを巻かれ、昼過ぎまで絶対安静にしなければならなかった。
飲まず食わずだったが腹はちっとも減らなかった。
身体はもうデクの坊状態。置き場所も無い感じ。獄に繋がれるより苦しいだろう。
絶対安静は本当に草臥れた。
▲飲まず食わずではなんなので、沼津の干物屋さんから新鮮な目刺しを借りてきました。
ところで、干物は新鮮っていえるんだろうか?
心にも無いことを口走り、ご迷惑をお掛けしたとしたら遺憾に存じます。
なんてことが多い。
店を譲って引退する社長と話し中。
社長の奥方、マダム・ドトゥールを憎んだことを思い出した。
◎◎◎
去年、町歩きのあと、社長の喫茶店で一服した。
家に帰ったら相手だった端然氏から電話が。
あの喫茶店に、想い出がある帽子を忘れてきた。
電話番号がウチの電話帳に載ってないので、番号教えて。
ほいきた、とウチの黄色い電話帳を探したが載ってない。
この電話帳、一発で見つかった試しがないのはどういうワケ?
喫茶店の社長は昔から知ってるので、名刺交換なんかしたことが無い。
止むを得ず、緑の電話帳で社長宅を調べ、留守番してたマダムに尋ねた。
知りまっせん!そんな店。
飯能駅に聞いて下さいっ!
で、ガチャリ。
何たる不親切! 無愛想。
楚々の昔は別にして、大輪鬼罌粟の今。
店では、満面の笑みで歓迎してくれたし、一緒に早い夕飯食ったこともある。
いくらダンナに不満があっても、そりゃアンマリな! 憎たらしい。
やはり彼女とケッコンしないで良かった.......。
そういえばあの時、餃子くれるって言っときながら、ぜ~んぶ自分で平らげちゃった。
ケチ、口惜しいなぁ。
◎◎◎
黄色い電話帳をもう一度調べたら、今度は載っていた不思議。
電話をしたら、
はい、スタバです
☆ん?......、ドトゥールじゃないの?
ドトゥールを、商売仇である飯能駅スタバに変換していた!
スタバって口走ってたんでした。
マダムの不愛想は当然だった。
ごめん、ごめん。
マダムに今度合ったら、..........また忘れてるよね。
友だちを喫茶店に呼び出した。
30分も前に喫茶店に着いたのは、本来の出発時間まで何かをしていると、約束を忘れてすっぽかしてしまうからだ。
森生より少し若い友だちは約束時間にやってきた。
呼び出したワケはデジカメとケータイについて、教えて貰いたかったからだ。
◎◎
コンデジを買い換えたい。今使っているオリンパスがいよいよダメになってきた。
液晶画面が小さくて老眼鏡をかけてもよく見えず、当てずっぽうでやっているし、付属の画像処理ソフトはしょっちゅう「応答なし」とくる。これってネットに繋がってるんだろうか。
★@#??□・・¥・?&..............。
..........結論。この友だちは役立たずだった。
デジカメは先輩かと思ってたら、なあ~んだ、森生の後輩だった。
「蔵書をデータベース化してる」、という別の友だちは、単なる一覧表だった。
どうもじじいにはムリしてるのが多いね。
◎◎
朝日新聞「今さら聞けない」に「携帯電話の料金」の解説が載っていた。
ドコモは基本料金980円と一番安い(のかな?)。だが色々言い訳が多い。
また今月、5250円の割引券を2回わが猫額亭に投げ入れたので10500円の割引になるだろう。そこはそれ交渉次第ではないか。
友だちに料金の仕組みを聞いたけどどうも要領を得ない。金額は白状しなかったが殆ど払ってないらしい。
チラシではドコモの商売相手は新社会人で、店に行ったらドコモ語で煙に巻かれるに決まっている。こんなことで血圧を上げたくない。
.....で、「実物を見せてくれ」、と迫ったら「いつも家に置いてある」、と。
それじゃケータイじゃないんじゃないの、このォ......。
よく考えると実は森生だって使い道が無く、ただムリしてるだけ。
「朝、気付かぬまま自分は死んでいる、その時に110番か119番するのに便利なのかな」、と呟いたら賛成してくれた。
◎◎◎
喫茶店社長が仕事を店長に任せて割り込んできた。
社長とは会社時代からの知り合いで、リストラ被災後喫茶店経営に成功した。定年を過ぎて既に10年、わっせわっせと仕事に没頭していた。
その成功者が「今月限りで店を他人に譲る」、と言う。
マダム・ドトゥールのたっての要請をとうとう受容れたのだ。
「仕事はもう止めよう、どうしたら老後を楽しめるのか先輩教えて下さい」
「お楽しみは奥方と別々がいいよ、そして非勝三原則だぃね」
と落伍者たちは助言した。
成功者は深く頷いた。老後もきっと成功するだろう。
定額給付金のお知らせがまだ来ない。役場では森生はもう死んでるのだろうか?
▲絵は「Villa d'Est garden farm」玉村豊男画。
ムキムキ男女が紙面一杯に活躍しているフェデックスの貨物機が、着陸時に横転炎上し、二人の搭乗員が亡くなった。.....合掌。
有力な原因は「ウィンドシア」という名の向い風が貨物機をひっくり返したらしい。
ウィンドシアとは始めて聞いた。乱気流でも横風でも突風でも猛烈下降気流のダウン(マイクロ?)バーストでもないらしい。当然竜巻でもない新しい風のようだ。
ウィンドシアとは追い風でなく、強くなったり止んだりする向い風のことらしいが、絵を見ると(▼)乱気流かダウンバーストではないのだろうか。
航空業界だけではなく、矢鱈にカタカナ語が多い。
「ダッチロール」はアヒルの尻のように尾翼部分が左右に揺れ、墜落した日航ジャンボ機御巣鷹山墜落事故。
今度の事故は「ポーポイズ」といい、イルカのように機体が上下し、操縦不能になり地面に激突する事故。
アチラでは飛行機の深刻重大異常な動きを、のんびりしたアヒルやイルカの動きになぞらえ、分り易くて宜しい。
またアチラはでは、昔からあるコトバを上手く使いまわしているようだ。
次から次へと、アチラ言葉をそのままカタカナに置き換えて、訳が分らなくしているニッポンとは大違いのようだ。
ウィンドシアという風は、ご先祖は気付かなかったので、日本語には無い風だろう。
けれども、似たような風を日本語から探してくるか、アチラのように他の分り易いものに例えることをして欲しい。ったく知恵が無い。
気象庁は「宵のうち」という美しい日本語を気象用語から抹殺した。
いずれ竜巻やつむじ風どころか「風」までも無くなるだろう。
▼知ったかぶり(受け売り)
ウィンドシア(Windshear)=乱気流の一種。風速や風向に急激な差が起きる状態をいう。
シアとは「ずれ」といった意味。
善戦の境目や上空のジェット気流周囲で発生しやすい。
写真と図版は朝日新聞記事から。
「宵の語感」もどうぞ。
太郎君がご幼少のみぎり、お過ごしなされた大磯の旧吉田邸が炎上してしまった。
吉田邸は海沿いの広大な敷地の中に建つ本格的な日本建築で、返す返すも惜しいことをした。現在所有者で管理者の西武鉄道はタイマンである。
高校生の頃からあの大邸宅には入ってみたかった。
神奈川県が西武から買い上げて公開する、と聞いていた。
誠に残念である。
▲▲▲
太郎君は矜持を取り下げ、定額給付金をいじましく受け取り、ちまちまと消費して景気回復に役立てる、とか。
太郎クンは桁違いのお金持ちらしいが、定額給付金で高級酒を楽しむ程度、とか。
そんなケチなことを言ってないで、思い出の吉田邸を復元して欲しい。
または、お祖父さんがしたように、平成を代表する重文級の自邸を新築して下さい。
そうしたら景気対策に少し役立つだろう。
また伝統的技術の伝承にも有意義だ、と思うけどねぇ.........。
一体何してるんだか、わが町では定額給付金について、全く音沙汰が無い。
うな重くらいは食って、商店街を助けたいので、早くしてくれ。
大方のご同輩は気が付いてないと思う。週刊誌のグラビアばっかりを眺めてると思う。勿体無いことだと思う。
こっそり教えますが、NHKの「みんなの体操」がステキなんです。
今どき街なかでは見つからない小股の切れ上がった娘たちがここにいます。
3人娘には歴とした名前があるが、実は眩しくって区別がつかない。
どんぐりマナコのタコお父さんが始めに出てきますが、そんなの無視しよう。すぐ3人娘がショ-トパンツでキビキビと体操を始めます。
ハッとしたまま4、5日見つめていると、必ず自分も一緒にやってみたくなります。そうならない人は既におくられびとですぜ。
この体操は高齢の方、身体の不自由な方も気軽にできるってタコさんは言ってるが、実はこれが結構、かなり、タイヘン難しい。
3週間ではやっと型を覚えられるだけで、鏡に映るオノレは蝦蟇蛙の醜さだ。ナマの3人娘が目の前にいたら、油汗たら~りもの。
ダボダボのコールテンのズボンがいけないのか、とズボンを脱いで、脚にピッタリの灰色股引姿でやってみたけれど、どだい土台が既に醜いんで、カーテン締め切っての恥ずかしい行為でした。
思えば5週間で、ようやく音楽に合わせて手足が動くようになった。
一生懸命に身体を動かすのはいいことだ。もう格好なんか気にすまい。
と、放送が終わるときは、つい3人娘に手を振ってしまう。
♀♂♀
3時のお八つの前にも放送がある。
運動不足なのでまた一緒に、と思ったら、「リズム体操」とかに変わることがある。
これは朝より難しい。足が縺れちゃって危なっかしい。多分習得には2ヶ月は必要だろう。
ただし、この時間帯では「ラジオ体操」をやる場合もあるので、これなら大抵のご同輩も小学校で覚えているから、一緒に出来るはずです。
早春なのに、早春だからか、天気が悪く、どうしても家に籠り勝ちになる。
ブログなんか書いてる暇があったら、是非お試しあれ。
♀♂♀
実は今朝、早起きしたら10分番組で「ラジオ体操」をやっていた。
小股丸出しの制服だった。すっかり目が醒めた。
10年ぶりに、一緒にやってみたが、とても動作が追い着かなかった。
ピアノ伴奏が速過ぎです。
早朝放送とDVDでは小股丸出しですが朝と3時前は短パンです。
▲上の写真は朝日新聞「週間TVナビ」から。カメラマンが邪魔ですね。
以下は将棋の升田幸三名人のお言葉を紹介した茨城大准教授(歴史学)磯田道史先生の孫請けです。
升田名人の随筆集「勝負」に「上手と名人」という一節があるそうで......。
上手は秀才。物事の処理が上手な人。頭がよければ上手の段階まではゆける。
上手は今まで習い覚えた理論に執着し、それを羅針盤にして動く。
上手は「理詰め専門」で将棋でいえば定跡の枠内、政治なら現制度の枠内で考えるから、ここ一番で決断が出ない。
名人は頭が悪くてはダメだがいいだけじゃ名人になれない。
名人は理論を超越し、理論を破り、その自由性を保つ。政治家も将棋指しと同じだ。
役人出身の国会議員が賢く見えるのは上手だからだ。
しかし一国の総理だけは、理を破れるだけのものを持たないと困る。つまり名人でなくてはならない。
部下には理論派の秀才をうんと揃えてもいいが、そういう理論を破る能力者でないと、局面打開が出来ない。
と升田名人の随筆を紹介した上で、磯田先生は、
いま総理の人材がいないと歎く声が高い。5年でも10年かけてもいいから「理を破る力」のある名人政治家を探して選びたい。
国民の目が政治家を作る。
と締めくくっている。
マスコミの報道や、町の中の選挙準備用ポスターを眺めると、辛いお言葉ですね。
本当は、「国民のあなたが選挙で政治家を選ぶ」、と書いて欲しかった。
このままでは10年かけてもダメでしょう。
▲写真は「自民主党」のどっちが名人か、ということではなくて、
どっちもおキラクでトホホなポスターだ、ってことです。
ま、「下手」ですかね。
イケメン売り君は党首じゃなく、美形局アナ奥様とのツーショット。舐めてるんだかKYなのか。
「チルドレンファースト」連呼オジさんはどうせ「自民主党」。
ゆう貯厄病神のお弟さんの方がエネルギッシュで頼りになるよ、
ってことです。
参考記事は3月21日朝日朝刊土曜版連載「磯田道史の歴史ごよみ」です。
桜の開花直前に咲く辛夷が好きだ。
青空の下の純白もいいが、早暁の薄暗がりに白く咲く辛夷は艶かしい。
自慢の辛夷が満開だ。.....と言っても、わが猫額亭のではなく、地元の人の広い屋敷に続く畑の中の辛夷である。
20数年前に植えた我が家の辛夷はあっという間に屋根を超え、落葉は樋を詰らせ、根は下水管に侵入するようになった。
罰として、毎年切り詰めているうちに、高枝切りが届く低さになってしまった。
それからが辛夷の悲劇。一夏に3回も枝先を切るから、いじけて花芽が付かない。
芦ヶ久保の山奥に「県民の森」がある。
秋に行った時、森林の奥に辛夷の並木を見つけ、タネを拾ってきて苗床に蒔いた。
半分以上が発芽し、選別して残した苗は既に4年、地植えする大きさに育った。
だが、土地が無い。
とりあえず、芽が出る前に一回り大きな鉢に植え替えなければならない。
季節の移り変わりが速く、困っている。
駅のそばで国道拡幅工事中。見事なブル操作に脱帽。
こういう立派な作業員はニッポンの宝だ、と思う。
地元のオッサンが見とれていて、森生も一緒に見惚れてしまった。
オッサンも工事現場見物が大好きだそうで、通りがかったお知り合いが、
「おう、現場監督、工事はどうだいね」
とからかう。
オッジー二人は趣味が一致し、たちまち意気投合した。
オッサンは地元に詳しく、あの倒壊寸前建物は築70年。倒れないワケも聞いた。
楽しくも恐ろしい噂話はいずれまた。
なお、駅プラットホーム前の工事はペケである。
~国道299号線で、まだ狭いところは、この近くの滝不動尊と
西武吾野駅直前ガード下だけになりました。
・・・桜切る馬鹿 梅切らぬ馬鹿
と昔から言われている。
そろそろ咲くというのに、電線に接触しそうな桜の枝を切っている馬鹿がいた。
おっと、作業員は馬鹿じゃありませんよ。ここに桜を植えさせた人、桜を花の前に切れと命令したエライ人たちが馬鹿なんです。
桜は切り口から腐り易いので枝を切るな、とされている。
ところが桜の名所弘前城管理事務所によると、桜は青森名産の林檎と同じ薔薇科の植物。林檎と同じように手入れをすると良い、そうだ。詳しくは......、
・古い枝は積極的に切り新しい枝に更新し、花付きを良くする。
・但し切り口から枯れ込まないように、切り口を塞ぐ癒合剤を塗ること。
・適宜施肥し、殺虫・殺菌剤を散布する。
・根元の土が締まり、根が呼吸しにくくなったら、新しい土に入れ替える。
・天狗巣病の枝は速やかに切り取り、焼却すること。
と林檎と同じように世話をすれば、寿命60年、と短命な染井吉野でも100年は生きるベサ、証拠はここ弘前城の満開の桜であ~る、と。
また、京都代々庭師の桜守氏は、
桜の根元は絶対踏んではアカン、このドアホ。
と車で桜の下にやって来た人を叱りつけたのをTVで見たことがある。
染井吉野は植えてから20年もすれば大木になり、団地では邪魔になる。
狭い宅地内の桜は以前は並んで見事に咲いたが、今では殆ど伐採されてしまった。
団地の桜は弘前城のように念入りな手入れはせず、放任ならマシで、切られるだけ。
この広い土手の場合、あと5m、道路から離して植えておけば枝を切らなくてもすんだ。
狭い歩道に植えた桜並木は根元を踏まれ、枝は切られ、ロクに育たず、既にぼろぼろだ。
桜は花の後が面倒だ。花びら、毛虫、枯葉.......、と植えた後が大変である。だから、校庭・公園など広い場所か、車が通らない堤防以外は植えないこと。
花見時は仕方が無いが、なるべく根本を踏まないこと。
全ての木は成長後を見通して、植え付けること。
なぁんて偉そうなことを書いたが、実はわが猫額亭庭園も所構わず花木を植えたもんだから、足の踏み場も無くて.........。
・・・後悔先に立たず
とも昔から言われてますですね、はい。