この前の大雪は、広葉常緑樹である椿に、大きな被害をもたらした。
こんもり茂った枝葉に積もった重い雪の重みで、1本が根こそぎ倒れ、1本がポッキリ折れ、3本が大きく傾いてしまった。
平地なら何とか助け起こせるが、足場が悪い斜面に植えたので、一人ではどうにもならない。
15年前に、挿し木鉢から地植えにし、あえて枝透かしをしなかったのがいけなかった。
見事に育った枝先にはたくさんの蕾が付き、いくつかは咲き始めていたけれど、涙を呑んで枝葉を伐り落とした。
棒杭のようになった椿たちは、残念ながら2~3年は惨めな姿を晒すだろう。
枯れずに生き続けさせるためには、やむを得ない大手術だった。
大手術後、一日過ぎた切り口からは樹液が流れ出し、痛くて泣いているようだ。
140319
でも 生き続けてもらうためだから 仕方ないですよね。
椿の涙以上に 流されたことでしょう。
早く元気になってくれることを 祈っております。
土手に移した椿だから 折れようと 枯れようと 椿に任せるつもりでしたが 可憐な蕾を見ると そうも言っておれず 一日かけて 救出しました
樹木も 生き残るのは大変ですね
大雪は もう 懲り懲りです