林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

欠礼

2006-10-24 | 重箱の隅

まるひろの暇な売場で、「年賀状印刷承り」の看板を見た。

森男はまるひろを贔屓にしている。
西埼玉地方一番の百貨店だと思っている。東のまるひろ、西のトキハとも聞いた。
まるひろに「お車代」を頂いた義理もある。

そこで、「年始欠礼挨拶葉書を印刷出来るか」と尋ねたら、もういけません。

  「!?」。→「あの、年賀状ですか?.......」。

「いや、喪中の葉書だ、印刷には何日かかるか」と尋ねたら、「ちょっとお待ちください」と言って、どこかへ行ってしまった。
折角の立ち居眠りを邪魔して悪い事をした。

暑い盛りに、汗取りパッドで安眠出来ると聞いて、別のまるひろへ行った。
寝具売場の店員さんは汗取りパッドを知らなかった。
説明したら思い出して、売場の隅の倉庫の出入り口近くに案内してくれた。
使い方を聞いたら、全くあやふや。

まるひろがこれだもの。
百貨店の売上が上がるわけはないやね。

結局、まるひろには欠礼して、近くのコンビニへ行ったら、全ては「一挙に」解決した。
4日後の16時過ぎに、出来上がった葉書を受取れるそうだ。
やれやれ。


鳥の歌

2006-10-23 | 歌の翼に


▲パブロ・ピカソの「ゲルニカ」

パブロ・カザルスが、スペインのカタロニア地方の民謡を編曲した「鳥の歌」は、チェロの名曲だ。
フランコ大統領の独裁に抵抗して亡命中だったカザルスが、国連総会で演奏して評判になったと聞いている。

普通、この曲はピアノの伴奏で演奏される。

森男が好きな演奏は、パイプオルガンが伴奏する、オーフラ・ハーノイのものだ。
憂いを含んだチェロの深々とした旋律を、パイプオルガンの荘厳な重低音が引き立てる。
鳥の声をパイプオルガンの澄んだ高音が奏でると、チェロの伸びやかな旋律が共鳴する。

崇高でありながら、親しみ易い。
深夜、この曲を聴いていると、心が洗われる。

カザルスの言葉。

  「カタロニアの小鳥は peace peace と鳴く」。              

♪余話。

森男は彼女の娘盛りに、演奏を間近で聴いた。
演奏会後のパーティで一緒になり、握手して貰おうとそばに寄ったら、
あの綺麗過ぎる瞳でじっと見られて、
うろたえてしまった。
不覚であった。

オーフラ・ハーノイは今、41歳!..........。


リフォーム業者

2006-10-23 | 重箱の隅

リフォーム業者ばかりが家に来る。
どうせ住人も家も草臥れてるからな。

森男は親切だから、いちいち応対することにしている。
業者とセールスマンの力量を採点しているのだ。

売り込み言葉はみな同じ。
ご近所にきてます、屋根が傷んでます、外壁はいつ塗り替ましたか、縁の下検査します、リフォームの予定は.......。
大きなお世話だよ。

1万や2万で出来るならともかく、数十万もかかる工事を、飛び込みの業者に任せられるはずはないね。
一応丁寧に断ると、プイッとして立ち去り、二度と現れない。

社長はラクだね。セールスマンの尻を叩くだけでいいのだから。
お客はどういう業者なら発注するか、何を知りたいか、少しは考えてみたらどうか。
社員を無駄遣いしている業者こそ、リフォームしたらいい。


海の響きを懐かしむ

2006-10-22 | 遠い雲

私の耳は 貝の殻

海の響きを 懐かしむ

 @

堀口大学訳詩、ジャン・コクトー原詩です。

大昔、森男が描いた絵です。
夏の終わりに、ステンレスのデッサン額に入れて、飾ったりします。

    @お断り。9月2日掲載記事の写真と文章を変更しました。


2006-10-22 | 庭いじり

 

庭の柿は実が生らない。いや生らさないのだ。
品種は「富有柿」。親指くらいの苗のを買った時には、2~3個実が生っていた。
生らないのは、剪定のし過ぎが原因だ。年に3回は剪定するので、花芽が付かない。

何故剪定するかというと、
 成長が早くて、狭い庭を占領する。
 秋の落葉が多くて、掃除が面倒。
 枝が折れ易いから、大木にすると木に登っての剪定が危険になる。
 せっかく実が生っても、ひよどりに横取りされる。

ひよどり風情に実をくれてやってもいいのだが、ひよどりは憎たらしいのだ。何故かといえば、
 ギイギイ声が情けない。
 暴走族のような頭髪が見苦しい。
 可愛らしい四十雀や美声の目白に対して、邪険にする。
 白梅を蕾のうちに食い散らす。

だから剪定ばかりして、実が生らない。

子供の頃は甘いものが無く、柿はご馳走だった。
奥多摩では、食べなくなった柿の、もぎ取りボランティアを募集している。
木に柿を残しておくと、冬眠前の熊が里に下りてきて、危険だからだ。
ひよどりくらいで良かった、というべきだろう。

柿を食べなくなったのは、名前が野暮だからだと思う。

 「persimmon fruit」

にすればいいのだ。
日高市のJAは、栗のことを「高麗川マロン」と言っている。
らしくなくて、気が利いている。

農水省は頭が固い。農協も折角「JA」に化けたのに頭が固い。
コメが売れない売れないと言いながら、「こしひかり」、「ささにしき」と相撲取りのような名を付けている。
同盟国に敬意を表して、新しいブランドを提案しよう。

 「コンドリーザ・ライス」............食えないね。

柿の葉は美しい。
新緑も紅葉も日本画によく描かれる。

庭の柿の紅葉も見事だ。


天覧山・多峰主山を守る

2006-10-22 | 床屋放談

今日も山道を歩き回った。
日曜日だから人が多い。毎日が日曜日の高齢者が多いのは何故だろう。

天覧山・多峰主山一帯の大地主は西武鉄道だ。
宅地開発を目的に所有していたが、数年前に開発を断念した。
市内の環境保護団体の開発反対運動の成果とされている。

確かに目覚しい活動をされた。尊いことだと思う。
だが、西武鉄道は開発断念以前からかなり厳しい財務状況にあったと、確実なところから聞いていた。
また、少子高齢化や住宅の都心回帰現象もある。
池袋から約1時間。駅から遠い不便な場所でもある。
よほどのインフラ投資をしなければ、住宅地になるまい。
当然原価が上がり、販売価格も上昇する。だから販売し難い。

だから開発反対運動の成果というより、社内の事情が開発断念の理由として大きかったのではないか。
このまま西武鉄道は、山林を所有し続けるだろうか。
飯能市に土地を寄付するのだろうか。
法人、特に大規模法人の行動原理は、そんなに甘いものではない。

所沢市では[トトロのふるさと財団]がナショナルトラスト運動を展開して、成果をあげている。
鎌倉市は、開発反対の声は大きかったが、土地の買取を行政に全部押し付けてしまった。
環境保護団体[天覧山・多峰主山の自然を守る会]の、今後の活動を期待したい。


居眠り講座

2006-10-21 | 重箱の隅

城西大学公開講座。
演題は「自然災害の発生~災害対策の心得~」。
講演は理学部客員教授。東大で先生をやっていたとご本人が言った。

始めから嫌な予感がした。
最近の学生の受講態度は、遅刻・中途退席・雑談・飲食・居眠りが当たり前だから、何があっても驚かない。
皆さんも、全く自由に振舞って差し支えない、と仰られた。
パソコンを2台持ち込んで、1台は受講者用に映写、1台は自分用の講義原稿として利用しようとされたが故障。2時間中始めの30分はパソコンの調整に費やした。

講演の内容は、大地震のメカニズムの詳細な説明。
森男は直ぐに眠りに落ちてしまって、批評のしようがない。



休憩で目が覚めて、後半は「鯰絵」の紹介になった。
これは面白そうだ、と思ったのもつかの間。
江戸時代の鯰絵を映写して、絵の脇の江戸文書を読むだけに終始した。

僅かに伝わったことは、鯰絵には政治批判の意味合いがあること、災害を笑いのめす精神的なゆとりが江戸にはあったことくらいだった。
それに、大災害の時、民衆は日常からの開放感、全員無一物の平等感、復興に向かう昂揚感に浸り、一種の「災害ユートピア」にある、そうだ。
.....?、そうかねえ。それじゃぁ、「~災害対策の心得~」にならないよ。

ま、見事に演題から外れた講座でした。
これで、1得3損の成績だ。

  ▲居眠り犬の置物は、信楽の[大谷陶器]さんが販売中です。


秋のソナタ

2006-10-21 | 拍手

映画「秋のソナタ」は、名作「父と暮らせば」と同様に評判の舞台劇を映画化した。
映画の評判も頗る良かった。
また、主演はソナタがイングリッド・バーグマン、父が宮沢りえだ。
前者は往年の絶世の美女、後者は現役の美女だ。

ソナタのバーグマンは、年老いた名ピアニストを演じた。
音楽界での名声と引き換えに捨てた娘に、恨みつらみをぶつけられ、もう一人の障害者になった娘を見せ付けられて、周章狼狽。
しわくちゃになっていた。

白人種は、オードリー・ヘプバーンもそうだが、老いると惨め。
日本婦人は、香川京子さん、岸恵子さん、久我美子さん・・・・・、老いても素敵。
 (宮沢りえさん、何時までも年齢なりの美しさを期待してます)。
食い物に関係があるんだろうか。

ただ、老醜のバーグマンが、娘の家をほうほうの態で去り、列車の中で、お付のマネージャーと、次の演奏会の打合せをしているシーンでは、あでやかに気品のある老いた美女に戻っていて、安心した。

これを観た時は、深刻過ぎてやりきれなかった。
いい映画や小説は、年齢を重ねないと気がつかないことが多い。
高校時代に「旅情」を観た時も、ベニスの美しさと、話の面白さしか印象に残らなかった。
最近観ると、主人公のハイミスの胸の痛みがよく分かり、泣けてくる。
だから、「秋のソナタ」をまた観たいものだ。

ヨン様の、うじゃじゃけた「冬のソナタ」なんか、観たくもないね。


とほほ喜久蔵

2006-10-20 | 重箱の隅

笑点大喜利の喜久蔵さんを贔屓にしていた。
ナンセンスさ、シュールさは群を抜いて好きだった。
司会の圓楽さん、最近は歌丸さんが落語家の癖に、ヘンに常識的でつまらないのに比べて、喜久蔵さんの回答は破天荒で、面白かった。

ところが、最近の喜久蔵さんはパッとしない。
またか、と思うような答えが多く、客に先回りして答えられてしまう。
大喜利だってTVである以上、夫々の落語家が一定の役割を割り当てられて、喜久蔵はオバカサンを演じていると思っていた。

だが、最近の喜久蔵さんは、本当にオバカサンになったのではないか、と心配している。
歌丸さんに当てられると、答えを忘れてしまう。
何時もと同じ答えが多いから、お客に先回りされてしまう。
 
森男は体験から知っている。
喜久蔵さんには、老化現象が駆け足でやってきたのだ。
そうでなければ、ラーメンビジネスで頭が一杯なのかもしれないね。

喜久蔵さんは、名前を息子に譲り、自分の名前をネットで募集するそうだ。
そんなことするより、ラーメン売ってる方がいいよ。

最近は、ワルを売りにしている小遊三がいい。


天覧山往復

2006-10-19 | 風に吹かれて

今日も山歩き。すっかりナマクラになってしまった足腰を鍛えたい。
秋が深まったら、八高線沿線の山を歩きたい。

今日は天覧山往復だ。まだ緑が濃い。
山道の両側は西武鉄道の所有地。宅地化は断念したが、どうするのだろう。
天覧山・多峰主山の自然を守る会」という環境保護団体が、
活発に活動した結果だが、山林は荒廃している。
手入と保護は両立すると思うが.......。

途中、遠足に逢う。静かな林間に子供たちの声が弾ける。


たった1基の墓石。

道標。ここはハイキング銀座四丁目だ。
多峰主山・天覧山能仁寺・巾着田宮沢湖への分岐点だ。


天覧山山頂。奥多摩へ続く山々。
今日は湿度が高く、景色はぼんやり。

1時間ちょっとの道のりだった。

午後からは土手の草刈とむくげ(槿)・れんぎょう(連翹)の剪定で汗を流した。
山歩きと庭仕事で体重は70キロを下回ってきた。


魔界

2006-10-18 | じゃじゃ馬馴らし
                 

パソコンは必要に迫られて始めたのである。
退職後は使い方を忘れない程度に、細々と続けていた。

ブログが流行っていて、簡単に操作出来ると聞いて、つい始めてしまった。
始めてみると、結構複雑でイライラする。
他人のブログと比べると大分ショボイ。
だから、人気はサッパリだ。

いろいろ反省してみる。

記事が嫌味で、長たらしくて阿保陀羅経だ。
写真も酷い。デジカメの所為ばかりでは無いようだ。
面倒くさいから、他人の写真でお茶を濁している。
(優れたブログやHPを紹介する社会貢献のつもりだがネ)

ボランティア仲間は有り難いもので、無料の写真加工ソフトを教えて下さった。
これを活用して、ブログ諸先達の鼻を明かすような、技巧を尽くした写真を貼付しよう。

ところが、である。
ダウンロードなる手続きが必要で、更に、冷凍マグロの解凍作業をしなければならないようだ。

定年後は穏やかな日常を過ごそうと考えていた。
だが、ブログという魔界に足を踏み込んだら、毎日心穏やかに過ごせない。

若い頃描き溜めたイラストを発表するために、スキャナーが欲しい。
山ほどある古いレコードをパソコンに取り入れて、歌の翼に載せたい。
これは別のボランティア仲間から荒筋は教わったが.....。

次から次へと呆けてる暇が無いと思っていたら、約束を二つもすっぽかした。
それでも、魔界は覗いてみたいんだな。

で、片足突っ込んだ結果が上の写真だ。
ああでもないこうでもないと弄くり廻した。
「エリダノス座IC218魔女の頭星雲」という凄い名前の星雲だ。
森男の頭の中のように、深遠かつ混沌。

[惑星テラ見聞録]というHPの「今日の宇宙画像」から転写した。
'03年1月以来、2,077,867人が訪問したという卒倒ものですよ。

下はお口直しの優しい画像です。


深い川

2006-10-17 | 歌の翼に
黒の舟歌(能吉利人作詞・桜井順作曲・長谷川きよし歌)

 男と女の間には 深くて暗い川がある
 誰も渡れぬ川なれど えんやこら今夜も 舟を出す
   ロー・アンド・ロー ロー・アンド・ロー 振り返るなロー

 おまえが十七俺十九 忘れもしないこの川に
 二人の星のひとかけら 流して泣いた夜もある 
   
 あれから幾年漕ぎ続け 大波小波揺れ揺られ
 極楽見えたこともある 地獄が見えたこともある 

 たとえば男は阿呆鳥
 たとえば女は忘れ貝
 まっ赤な潮が満ちる時 失くしたものを思い出す 

 おまえと俺との間には 深くて暗い川がある
 それでもやっぱり会いたくて えんやこら今夜も
 舟を出す
   ロー・アンド・ロー ロー・アンド・ロー 振り返るなロー

   

以下、第一生命経済研究所調査報告(朝日10/17朝刊)。

◆配偶者に不満がある。
 女66% (60代65%、50代68%、40代60%、30代73%)
 男45%

◆配偶者を信頼している。
 女48%
 男74%

◆配偶者から信頼されていると思う。
 女43%
 男40%

◆配偶者と一緒にいると、心が安らぐ。
 女64%
 男87%

調査は今年1月、全国の30~60代の既婚男女800人に質問票を郵送し、769人からの回答。
調査担当の副主任研究員の談。

 妻に対する夫の思いの強さに比べ、夫への妻の思いはそれほど強くない。
 その傾向は年齢が高いほど顕著になる。
 よい夫婦関係を維持するためには、男性側の一層の努力が必要かも。

さぁ、どうする........。

先送り

2006-10-16 | 高麗便り


案の定、市は問題を先送り。
9月18日「街路樹伐採」の後日談です。

回覧によると、

・街路樹の手入作業について市の考えを説明したが、理解を得られなかった。
・だから、従来とおりの作業のままにする。
・今後十分時間をかけてより良い方法を模索する。

そうだ。

何もしなけりゃ何も失敗しない。
「大過なく」勤めておれば、次の職位に目出度く栄転だ。

能仁寺へ

2006-10-16 | 風に吹かれて


天覧山山頂(197M)から飯能市街

天覧山を越えて、飯能市の能仁寺へ行った。
家から山道を約40分歩く。

小さいが立派な山門。
山門の先の参道の両側には、芝の増上寺から西武鉄道が移設した石灯籠が20基、並んでいる。

能仁寺は埼玉県西武で一番立派な寺院だ。
明治維新の際の飯能戦争で壊滅したが、復興した。
特に現住職になってからの充実ぶりは目覚しい。




何時行っても庭師が手入をしているので、境内は清潔だ。
山門・鐘楼・中門・庫裏など趣味がよく、新築なのに嫌味が無い。
もっとも、森男の知人によると、寄付金の要請が多くて嫌になってしまうだそうだが....。
これだけ立派に整備するなら、いいじゃないかと思うのは、他人事だからだろう。

本堂の裏には立派な庭園があるが、有料(200円)なので、今日はお賽銭だけにした。

巨人の長嶋元監督が、能仁寺にしばしば参禅した。
最後の優勝は、ここで瞑想し、ここから車で約1時間の鳩山町の「権座衛門」のおまじないのご利益という説がある。
住職が元スポーツ誌の記者で、元監督と親しかったそうだ。

この厳しい石垣の下を通って、東側の坂道を登ると、天覧山山頂だ。
天覧山から多峰主山までは、近所の小学生の遠足銀座だ。
もちろん、じいさんばあさんの散歩コースでもある。
紅葉の秋から新緑の頃まで、首都圏の家族連れのハイキングコースとして、人気が高い。


ほととぎす

2006-10-16 | 庭いじり

 

▲いつの間にか、台湾杜鵑(ほととぎす)が咲き始めた。
台湾杜鵑は強健だ。うっかりすると庭中にはびこってしまう。
但し、花は繊細で清純。
      
ところが、キイジョウロウホトトギスは軟弱だ▼。



つい最近まで、この杜鵑を 「黄女郎ほととぎす」 と思っていた。
ところが何と、 「紀伊上臈杜鵑」 だった。
黄色い着物を着た娼婦じやなくて、「紀伊ノ局」様なんでした。
失礼しました。御殿の奥の方に住んでいるんだから、軟弱なはずだった。
森男は、この黄色の花の杜鵑が珍しくて、ポット苗を何度も庭に移植したが、
いつの間にか滅んでいる。
台湾の村娘より頑丈そうだが、それは見かけだけ。

近くの山野草の博士(7/29「山野草」)の庭には、このキイジョウロウホトトギスが、
何故か元気に育って、道にはみ出している。

そろそろ、黄色の花が惜しげもなく道に枝垂れる季節になる。

花の名前は、誰の指図でそうなったのかを知らないが、全てカタカナで表記する。
舌を噛みそうだ。
「杜鵑」なんて、書けない癖に難しい漢字をひけらかす森男は嫌味。
でも、漢字で表記して、ふりがなを付けて欲しいもの。


□追伸(10月16日)□

この記事は9月9日に掲載しました。開花したたいわんほととぎす(台湾杜鵑)は狂い咲きだったようで、実はいま満開になりました。
普通の杜鵑の写真を追加しました。下は香川県の県鳥の杜鵑。腹の模様が植物の杜鵑とそっくりです。