考え悩んだ挙句、亡くなった親友の娘さんの一押しで、「筆ぐるめ」を買う事にしたのだ。
娘さんの数々の助言には何時も助けられている。
何時もなら、山田電機で冷やかしたり、飯能のパソコン屋の社長の高邁なお説を承ったりして、購入する。
しかし、森男は忙しいのだ。
グーグル検索で「筆ぐるめ 通販」を検索したら[アマゾン]が先頭に出たので、ここの通販を利用することにした。
利用者が多いから、先頭に出たんだと考えてね。
また、割引惹句にも釣られた。
以前「できるブログgoo対応」をここで買った時、問題はあったが直ぐ届いたし。
これが浅墓だった。
以下、記憶による購入手続きを列記する。
1.対象商品をクリック(以下C)。
届け先欄に森男の名前が既に入っている。
前回の記録があると考えた。
「ショッピングカート....」と「1-Clickで今すぐ買う」が出ているので、後者をCした。
これで、受注メール(以下M)が森男宛に送信されると思っていた。
前回はそうだったし、他社の場合もそうである。
しかし、Mは来ない。
2.思い直して、今度は「ショッピングカート...」をC。「レジに進む」C。
パスワード(以前の書籍購入時に設定済み)入力。
「注文を確定」C。
間もなく、受注確認Mを受信した。
しかし、届け先欄に、市町名はあるが「番地」が無い。
以前、書籍が届いた時、宅配便の配達員から、番地が無いが探して来た、と
いわれた。
つまり、アマゾンの顧客リストが不十分だし、出荷係りの点検は無しだ。
3.受注確認Mに問合せURLがあるので、ここを開いてた。
届け先変更手続きをした。
これが大変ややこしくて、大苦戦したが、「間違いなく慎重に」入力した。
また、受注確認Mを受信。
しかし、また、市町名はあるが、「番地」が無い。
4.上と同じ手順で、今度は一体全体どうなっとるか?、と丁寧に「問合せ」をした。
この手順は、更にややこしく、ようやく問合せを済ませたのは、夜。
返事は、当然明日(つまり今日)以後と予想した。
寝る前に、M受信フォルダを開いたら、発送通知Mが2本受信していた。
夫々のMの発送番号の末尾5桁が異なるぞ!よく見て良かった。
直ちに、また「問合せ」。
厳しい調子で、カード二重引き落としは許さぬ、と送信し終えたのが夜11時過ぎ。
5.今日午前10時、番地が無いまま、筆ぐるめは2個届いた。
やれやれ。大河アマゾンの流れは食い止められなかった。
アマゾンの奔流に翻弄された。
1個返品の手続き、カード二重引落の訂正.......。
どれも簡単に済まないだろう。
相手は商品に添付した伝票に「納品書券領収書」と書いてある。
返品手続きなんかどこにも明示していない。(納品兼領収書の裏にあった!)。
徹底的に手前勝手な合理化をしている。
質問・苦情は宝の山なのに、障壁を築いている。
そのくせ、「ユニバーサルデザイン」とか「アカウンタビリティ」なんていう流行言葉は得意なんだろな。
売ることと、代金回収には熱心だが、「ソフトはパンク状態」というものだ。
ネット新興企業は経営者も若僧ばかり。
お客の都合は分からない。
ネット通販の本流になるには、もっと分かり易くしてもらいたい。
健康食品のネット通販の方がずっと充実している。
多分、森男の手続きに手落ちがあったのだろう。そう言われるに決まっている。
買い手側も「トレーサビリティ」の覚悟をしてアリバイを固め、ネット通販を利用しなければならない。
ネット社会はチンピラ評論家が言う様に、決して便利ではない。
怒っていると、傷が深くなる。
頭を冷やして、したたかに、慎重に対処しよう。
余計忙しくなってしまったよ。 二つの「グルメ」 団扇で頭を冷やそ