林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

リゾート快速電車

2007-03-26 | 風に吹かれて

  裏側で、「ご意見頂戴」、と。

 バカ陽気で、湘南ライナー逗子行きは、既にリゾート気分。
白髪の混じったオバサンが、パンストのボンレスハム足を、股の付け根まで出して嬉しそうだった。
横須賀線下り電車には、時々、ギョッとするような怪人が乗っていることがある。
目の前だから、どうしたって見ちゃうよね。
睨まれちまって、大船駅で途中下車。

  円覚寺。横須賀線は境内を切断。

 遠くの方から、逗子は瀟洒、鎌倉は典雅、北鎌倉は幽邃。(ちょっと褒め過ぎかな)
大船駅は場末だったが、降りる度に大きく変化して、駅間違えたか、とオタオタしてしまう。
 品川駅に負けない駅構内の洒落た食堂で早い昼食。

 北鎌倉駅は、東京より桜の開花は遅れているが、円覚寺の裏山は、もうパステルカラーの春景色。
駅の隣の円覚寺は墓地と駐車場拡張で、杉森がすけすけになってしまった。
門前には、半袖、ショートパンツの男女がもう繰り出していた。

  北鎌倉駅前。県道は境内を切断。

 上のちらしで、「北鎌倉のまちづくりに関するご意見ご記入のお願い」をしている。

  ・駅の看板群、醜いし、目障りだから、取っ払ってくれ
  ・自販機、狭いプラットホームを一層狭くして危険だから、取っ払ってくれ
  ・円覚寺自身の、すさまじい景観破壊を止めさせろ
  ・北鎌倉駅舎、なんぼなんでもボロ過ぎる
  ・駅の周りの新住宅、ケバ過ぎ
  ・このちらし、汚いです

と書いて、東慶寺の回収箱に入れてやって下さい。
北鎌倉駅は、昔の大船駅に近付いている。
各会は目先の集客と金に目がくらんで、まちを愛さず、考えず、毀している。

  駅前の蕎麦屋。味?「......」。

★要注意、黄色い各会は......
主催/北鎌倉まちづくり協議会
協賛/北鎌倉の商観光を考える会/北鎌倉を愛する音楽家の会/
後援/鎌倉市/鎌倉市観光協会/山ノ内地区町内会協議会/鎌倉北ロータリークラブ/
協力/円覚寺/東慶寺/浄智寺/


がんばれライオンズ

2007-03-25 | 高麗便り

 

 パリーグ開幕。裏金で揺れる西武ライオンズは、西口投手の好投で楽天に快勝。
良かった、良かった。

 ライオンズは裏金がばれて、松坂の売上金の使い道が閉ざされた。
「ファンは、スカウトにも探せない即戦力だ。」、とやっと気付いて営業に力。
球団社長がお客様をお迎えし、不祥事を詫びた。
ファンから励ましの声が飛んだ。良かった、良かった。

 どの球団も多かれ少なかれやっていることだろう。純粋無垢のはずの高校野球のスター選手の野球留学なんて、裏金が学費や寮費に代わっただけ。似たようなもの。営業だし、人間だもの。
相手のある競技は、相手の隙や弱点を突く。仏様に近い森男にはとても出来ない。
根ごころ加える代行もいけなかったんじゃないの。

 この辺りは、西武の地盤。西武無しでは生活が成り立たないほど。
有難いことに、今年は「2007 西武ライオンズ選手一覧/日程表」を、戸別に配布して下さった。
 以前は、多くの選手を知っていたが、分かった選手は西口文也投手だけ。伊東勤監督は別格で。
こうなったら、地域住民が応援せざるをえないじゃないか。

 だから、多峰主山の宅地造成で閉ざしたままのハイキングコース。
とっくに工事終了した今、開けてくれれば、良かった、良かった。


みずほさまへの恋文

2007-03-25 | 重箱の隅

  みずほさま、少し太り過ぎ。

 みずほ銀行さんが「ご挨拶」に来た。別に用事は無いのに。
これでも大口預金者の「下」に位置付けられているらしい。えへん。
僅かな退職金を守りとおして10年。痛んできた建具や壁面塗装やシステムキッチンを入れ替えれば、やがてお呼びじゃないのは明白だ。

 みずほさんには不満がある。飛んで火にいる夏の虫。可哀相でも言ってやった。

 手続きが簡単だったので、送られてきたDMに従って「みずほプレミアムクラブ」に入会してしまった。
その後送られてくるDMは贅沢なレストランやホテルの紹介、高額な入場料の催し物の案内ばかりで、嫌味である。うらびれた生活には全くそぐわない。

 後でよく考えたら、「マイレージクラブ」に加入するつもりだったのだ。
「マイレージクラブ」の加入申込書は小さくて、老眼鏡でも読めない。あちこち引き回されて混乱させられる各記入欄。カタカナ英語ばかりで意味不明な説明書。色々なカードとの複雑な関連。等々で、何回も書き損ない、マイレージクラブの申し込みは諦めた。

 現行のサービスが廃止になるから、マイレージに代われと言われて、焦っている時に、プレミアムの簡単な申込書が来た。それで間違ったのだ。
客数の多い「マイレージクラブ」の加入申込書をもっと、分かりやすく簡単にせよ。
カタカナのクラブばかり作らないで下さい。

 西武百貨店の「プラスオンカードセゾン」加入申し込みのように、立ちカウンターで、手を取って、分かりやすい説明書に沿って、ハンコも老眼鏡も無しに、加入手続きが出来るシステムや機器を開発せよ。客用スペースを遊弋する行員も配置せよ。
本カードを発行するまでの期間にのみ使える仮カードを、即発行せよ。
他業種、他行を勉強せよ。10年前の三菱銀行さんは良かったぞ。

 支払いに銀行振り込みを利用してくれ、と言う。イヤだ。郵便局でする。郵便局は人間が応対してくれる。
後ろに大勢並んで待っているのに、あのボタンを何回も冷静に押せるほど図々しくはない。
一度操作を間違えたらパニックになってしまう。
振込みを利用させたければ、「振込専用の小部屋」を作ってくれ。間違えて立ち往生した時の救急通報用ボタンを併せて設置せよ。行員の控えている場所は、サービス切捨て、省力化で行員を減らし、さらに外回りさせて、ガラガラじゃないか。

 定期預金に振り替えて下さい、だと?。とんでもない。
何兆円も儲けて、自民党に献金はしたいが、預金利率は殆ど上げない。
先ず、利率を上げてから、出直しな。

 ジャンボ宝籤の当選率を上げてくれ。
所さん以来、ジャンボ宝籤のCMは上手く出来ていて、今度こそは1億円当たりそう。
お陰で、ガードマン手配、金庫選び、都心マンション物色、遺言書文言......。眠れなくなる。
 1億円はもう要らないから、10万円がもっと当たるようにして。
JR高麗川駅前に、日韓友好タコ(蛸)の足モニュメントに1億円も寄付する儲けがあるなら、本当にお願いだから、10万円下さい。
 そして、飯能支店宝籤売り場の、狭い窓口の鴨居。何度頭をぶつけたか。

 最後に、外回りの行員さんの月給を上げてやって下さい。
行員さん、すいませんでした。

 ・・・・・・我が家に来るような行員さんに何を言っても始まらない。
しかし、1度「みずほプレミアムクラブ」について、「林住記」に書いただけで、以後ずっと監視されている。goo の「検索ワード実績」に、「みずほプレミアムクラブ」が、毎日登場するので、気付いている。
 この記事を読んで、少しでも改善されればいい。奥の院に住んでいるエリート行員様には、何の効き目も無いはずである。

 飯能駅前からみずほさまがいなくなると、困る。リソナちゃんには逃げられたから。
それで、「林住記」にまとめました。ぜひぜひ森男の老爺心を、お受け止め下さりあそばせませませ。
言葉が少しきつくなりましたこと、お詫び申し上げます。

▲絵は「カブレおばさん」 トゥールーズ・ロートレック画                                                                                  


見えない地デジ

2007-03-25 | 高麗便り

 

 「TVのデジタル放送に関する説明会(第3回=最終回)に出席した。

 ケーブルTV局の社長他2人が説明。ハッキリ言って、全員@?#?★?。
既に2回説明してきたのに、何を言ってるのかさっぱり分からん。
色刷りの配布資料は、何枚もあるが、隙間ばかりで、これもさっぱり分からん。
質問も、さっぱり分からん。回答もだ。

 当地は、地形や高圧線の所為で難視聴地帯。共同アンテナ組合に、既に加入している。
今使っている我が家のTVは古くなった。11年には地デジ対応TVに買い換えるつもりだった。共同アンテナ組合を解散しても、もっと良く映るものと期待していた。

 ところが、新たにケーブルTV局に30000円払って加入し、年間利用料9480円を支払わなければ、「難視聴」になるらしい。(アンテナ組合は年4800円)。
 更に、屋内の配線については、その日まで適不適が分からず、不適なら、追加工事費を払わなければならないようだ。
加入料金は市価の半額なんだそうだが、そんなに値引きして、会社、大丈夫かい。

 どうも地デジは、「難視聴地域解消対策」ではなく、「関連業者救済対策」の模様。
「情報化社会」だなんもっともらしいが、お上は隠し、業者は説明する気は無い。消費者の声を聞く気も無い。

 ケーブルTV局が千載一遇の機会、と認識したのは、正しい経営判断だろう。
だが絶好のビジネスチャンスに、まともな説明が出来ないアホな会社は信用できない。
そういえば、矢鱈に「基本的」や「原則的」を使って予防線を張っていた。
最後の晴舞台なのに、3人は互いにプロンプター。
台詞は丁寧過ぎて、春霞。
素直に、ハイ、イイエ、ワカリマセンと言いなさい。

 質問をしたかったが、この手の話は、言葉が見つからず、イライラするばかり。
何度も質問した住民以外の参加者は、話の内容、本当に分かってるのかねえ。

 今日の進行係りは市議先生で、アンテナ組合長。もう20年も前から「文化の香り高いまちにしたい」と宣伝しっぱなしのご仁。
数年前、自治会の総会で議長を勤めた。お祭りにお神輿を借りない借りろで大揉めになった。思わず漏らしたお嘆きは、市議会の議長職の方がずっとラク、決められたとおりに台本読んでればいいから。

 アンテナ組合は儲からない。会員は文句ばかり。落雷で調子悪くなる。高齢化で役員になり手がいない。この際、ケーブルTV局へ一括差し上げちゃおう、というお考えは分からないではない。
だから、道筋はっきりつけて説明してよ、元議長さん。

 林住期は慌しいのだ。1時間半付き合って、途中退出した。
出口で、アンテナ組合の役員さんは、文句あるならTV見なけりゃいいんだ、とさ。
政府が決めたことはしょうがないんだとさ。....ごもっともです。
役員さん、ケーブルTV局と癒着してなきゃいいけどね。

 間もなく猪狩が始まる。
羊ばかりの、平和な高麗の里です。


ワクワク航空発祥記念館

2007-03-24 | 風に吹かれて

  格納庫。

 案ずるより行くが易し。「所沢航空発祥記念館」は、家族からはぐれた大昔の少年達が、意外に多かった。
65歳以上の爺は入場無料。幼児扱いだから、入館が恥ずかしいことはない。

  昔々。

 「1911年4月5日、夢は所沢から舞い上がった」のだそうだ。
格納庫に似せた広間には、各種ヒコーキが接近乱舞。ヒコーキはみな旧式。
ヘリコプターなど、搭乗できるものがあって、いやはや実に愉しい。
いい年して、まさしく上の空である。

  整備工場。

 操縦シュミレーターも多い。
キミには将来がある、オジイサンたちには残された時間が無い。そこどいて。
 3人は大喜び。急旋回、急上昇、急降下。船頭多くしてヒコーキはキリモミダッチロール。
あと30秒で着陸、なんて指示されたって滑走路にうまく乗せられず、画面は消えた。墜落だぁ。お陀仏だぁ。

  空中戦。

 ロボット体験コーナーが特設されていた。
「ものづくり大学」の学生さんたちが作ったものだ。
ひときわ背が高く、ダークスーツで決めた坊やが、熱心に説明してくれて、月1の参観日に行田の大学まで来て、と勧める。
美味しい蕎麦屋があったらね、と言ったら、蕎麦屋と喫茶店を教えて下さった。土蔵の町で、「さきたま古墳群」も少し蕎麦の由。
あなた教授になれる、と持ち上げたら、教授の◎◎です、と。
恐れ入谷の鬼子母神だった。我等3人、歳とった.....。

  ロボット基地。

 開設時、疑獄事件にまみれた「ものづくり大学」は、職人養成大学から軌道修正。こんな立派な教授と学生さんたちがいて、夢、舞い上がる。

  翼。

 大型映像館。「縦15m、横20mの大画面に展開される迫力の映像と、立体音響をお楽しみいただ」きました。
筋はよく分からない。ニューヨークの映像は魂消る美しさとカメラアングル。ノスタルジックな特製交響楽は悠然として堪らない。
ロシアから単身自由の地に渡航して来たレオポルド少年は、お婆さんを探して街を放浪した。健気で爽やかである。
でも、この映像50分は記念館に何の関係あるの?
そう。理屈を言わず、フジフィルムとソニーの見事な長時間CMに脱帽すればいいのだ。

  見本市。

 宇宙食を買い忘れた。
普段から食べているようなものだけれど、国策的な宇宙食はどんな味だろう。
映像館の出し物が変わったら、また行って、買ってみょう。
そして、操縦は一人でやってみよう。
夢、無理やりに、急上昇しよう。

  宇宙遊泳。


彩翔亭で一服

2007-03-24 | 風に吹かれて

 

 池泉に面して、「彩翔亭」は素晴らしい。
「今ここから 伝統文化の彩りが 翔びたつ」のである。
丁度、みつまた(三椏)、ひゅうがみずき(日向水木)、椿が咲いて、三つ葉つつじ(躑躅)、玄海躑躅の桃色が鮮やかだった。
地味に満開の「うぐいすかずら(蔓)」の札、正しくは「うぐいす(鶯)かぐら(神楽)」ですよ。

  鶯神楽

 喫茶室は椅子席で膝が楽。眺めがいい。
折角の風景に季節外れの逆さ蛍が、バズーカ砲のようなカメラ担いでうろちょろ。シッ、シッ、目障りだ。
声が聞こえないのを幸いに、3偏屈はぼろくそに罵る。大きな持ち物、口惜しいのだ。

  三椏

 5月、ここで端唄の会がある。麗しの妙齢さんから招待されている。残念ながらその他大勢の一人だが。
自慢したけれど、所沢偏屈さんは毛唐の骨董音楽を偏愛し、保谷偏屈さんは木場の育ちだから、邦楽ならかっぽれだ。二人とも粋じゃないね。

  玄海躑躅

 お薄と「さくら」という和菓子は美味しかった。亀屋の楊枝を使っていたが、川越の亀屋ではなく、所沢の和菓子屋さんのものだった。
お薄は、当然「狭山茶」。銘柄つきだが忘れた。
セット価格は420円。環境、味、値段、安いと思う。

  日向水木

 6畳、8畳、14畳の一日利用料金は5000円から12600円。
避暑、避寒に、リゾートへ行くより、安いかも知れないが、茶道の必然以外の飲食はダメ。
我が家の常食、懐石料理の弁当なら持ち込めるかな?


花よりお蕎麦

2007-03-23 | 風に吹かれて

 

 花見を兼ねて今日にしたのに、気象庁の計算違いで、桜お預け。
それでもこぶし(辛夷)、雪柳は満開で、1本の彼岸桜は5分咲きだった。

 素晴らしく広い航空公園を横切って、米軍基地に向かい合った斎場の隣に、目的の「信玄」はあった。
斎場の隣の所為か、孟宗竹の林が良く育って、包み込まれるように数奇屋風の新しい店があった。
 店内は全て畳部屋。ちょっと辛い。新築なら椅子席にして下さい。
店の紋所は「武田菱」。所沢には甲州の縁者が多いので「信玄」にしたのか、背後が竹だから信玄か。

 

 たぬき蕎麦850円は「他抜そば」と表記して、自身あり気だが、月に1回の贅沢日。
清水の舞台から飛び降りるつもりで、3人とも「天せいろ蕎麦」1260円。
美味かった。流石、所沢偏楽さんのご案内だ。

 店が新しい所為か、斎場の隣の所為か、昼飯時というのに、ご婦人客が、まだ進出しておらず、長居が出来た。
信玄に因んで、好敵手上杉謙信は女であったかどうか、斎場に因んでレーニンの遺体の保存方法など、役にも立たない議論を交わしていたら、注文もしないのに、蕎麦ボーロが出てきた。出ろ、という合図だな、これは。

 「信玄」は少し志が低く、実は饂飩もやっている。だが、蕎麦は立派に「サクラサク」です。
繁昌して、早い内に蕎麦専門でいって貰いたい。

 

 この後、航空公園を歩き回って、茶室の「彩翔亭」へ。


航空公園駅

2007-03-23 | 風に吹かれて

 

 西武高麗駅は電車の本数が少ないので、「航空公園駅」には約束の40分前に着いてしまった。乗り換え2駅で、所要1時間。
 駅構内にハローワークがあり、ご自由にどうぞ、とあるので入ってみた。
求職者にも、職員の方々にも仕事はありません。

 こんなに天気がいいのに、駅舎内で垂れ込めているのは勿体無い。外に出た。
西武新宿線「航空公園駅」▲は大変美しい駅舎で、「日本の駅百選」に選ばれている。あのぼろぼろの北鎌倉駅とは大違いの近代的な駅舎である。
駅前広場は、西武鉄道で一番広く、よく整備整頓されている。
そして整備に熱心なあまり、モニュメントが集中することになった。

 名前を記録しなかったので、いい加減な命名だが、以下のとおりである。

1.雲のカーペット▼
  彩の国埼玉県が建設したらしい。雲は何故か菱形模様。
  輝かしい埼玉県の未来を表したとか何とかご立派な文言。
  裏側は構造材露出で汚く、とてもお見せできません。(県政とは別、念の為)

 

2.不時着機▼
  駅前に不時着したプロペラ機。車輪は全部出たが籠の鳥。
  ANKとは何の略か? かって所沢に貢献した競輪の「K」かもしれない。

 

3.ステンレス製紙飛行機▼
  ロータリークラブが設置。紙の癖に雄大な飛行機雲を従えている。
  これも有難いお言葉つき。盗難に注意してね。

 

4.逆さま時計▼
  日時計ではない。れれれ、まだ夜明け前。
  壊れたままか、悪戯か? 

 

 駅前は、清潔だが閑散。繁華街が出来る前に高層長屋が林立し、広大な航空公園が生まれた。だから綺麗だが、全く詰まらない街でもある。
ここには羽田、成田空港を管制する広い施設や、もっと広い米軍基地もある。

 

 駅舎内に多少の店舗があり、所沢市狭山丘陵に棲息している「トトロ」がお迎えしてくれる。「稲荷前バス停」までできていて、嬉しいじゃないか。▲

 この後、二偏屈さんと合流。恒例の蕎麦旅へ、いざ。


四股名の恨み

2007-03-23 | 重箱の隅

 

お相撲さんたちの四股名は面白い。
強そうなもの、優雅なもの、意外なもの、本名まである。
相撲とは、地面の神様を鎮める儀式だった、と聞いたような気がする。(違うかな?)
だから、出身地に因んだ四股名が多く、川、湖、海、山などが付く。

最近異国生まれのお相撲さんが増えて、アルゼンチン出身の力士に「星誕期(ほしタンゴ)」がいた。苦しいね。
これでは組み合ったまま、バンドネオンの音に乗って、桟敷席まで踊り込みそうで危険。
「朝青龍」はいい名前だが、彼は蒼き狼のモンゴル出身だ。龍は中華饅頭が入門するまでしまって置いて、狼に因む四股名にすべきだった。

朝青龍さんは、例の八百長疑惑が祟ってか、初日から2連敗した。神経質。
大相撲に、八百長は何で悪かろ、いけなかろ?
素裸で固く抱き合い、熱い吐息を互いに吹きかけ合う。一瞬耳元で睦言を囁かないまでも、互いに来し方行く末に思いを馳せる。相田みつを先生が口を酸っぱくして言ってるように、いいじゃないか人間だもの。麗しい気遣いとも、同志愛とも言えるのではなかろうか。
だから、お相撲さんの八百長は賞賛こそすれ、非難はしません。

以前、大相撲の桟敷席、つまり天皇陛下よりも土俵の近くで、相撲を見物したことがある。あの席、狭くて、足が痺れて、身体に悪い。大量のお土産も要りません。
前頭の「板井」というお相撲さんがいた。
土俵の上で向かい合ったら、熱狂的な女性ファンが、金切り声で

     「いたい いたい イタイ 痛ぁい~~」

と声をかけ、国技館は爆笑したものだ。あれは陛下の御前なら不敬罪ですな。
板井さんとしては、立場が無かったろう。辛いところだったろう。
勝負は当然マケ。

今回の大相撲八百長疑惑の告発者の一人は、あの時の板井さんである。
きっと、強そうな四股名を貰えなかった恨みがあったのだろう。
大相撲業界は、個人個人の人権を大切にして、慎重な四股名選びを行わないと後々とんでもない水を差されるのである。
新潟の肥満児に越光、渥美の背高のっぽに電照菊なんて四股名、付けないこと。

森男はあの有栖川宮殿下ご夫妻と共に、朝青龍さんをも熱烈支持します。


勝手にアンケート

2007-03-22 | じゃじゃ馬馴らし

 

 gooブログが改装(リニューアル)するんだそうだ。
結構じゃないか。どんどんやって下さい。
ただね、どこがどうなるのか、説明読んでも一向分からないの。
これ書いた人、人種が違うようだ。

 分からないから、こっちから注文を付けよう。
いつも、答え難いアンケートをメールで寄越し、放っておくと許してくれないgooさま。お客様の生活を○×で単純に括る goo さま。
たまには、お客様のアンケート複雑回答読んで下さいね。

1.テンプレートをオトナ向きにして下さい。
  幼児向きばかりです。枯淡、幽邃、枯山水をお願いします。
2.投稿欄の横幅を、投稿済み記事掲載画面の横幅と一致させて下さい。
  縦幅伸縮より大切です。字配りの工夫、しにくいです。
3.文字サイズのコントロールを完全にして下さい。
  内容よりも見た目を重視している「林住記」。
  画面上の文字サイズがバラバラです。どうやっても直りません。
  もしかしたら、老眼、乱視、黄斑変性症の所為かも知れませんが.....。
4.アドバンスのアクセス解析機能は難解。
  連立方程式、微分積分の知識、もう消え失せて使えません。
  ここ、いくら読んでも、ちっともアクセス数、増えませんよ。
5.やっと答えた頻発アンケート。送ろうとすると、「登録」ボタン。
  ここは「送信」でしょうが。
  ついでに言えば、アドバンス申し込みを「購入」と言ってる。
  毎月200円払うんだから「借用」または「利用」でしょうが。
  日本に来たなら、goo な日本語使いましょ。
6.オリックス生命保険の広告、失礼です。
  60歳以降保険料0円。以「降」とは無礼です。そりゃ確かに降りっぱなしさ。
  でも広告ぐらいは、60歳以「上」と持ち上げて下さい。
  昨年12月のゲスな小梅太夫。つい最近のメタボリックぷよぷよ腹。
  ちょっと品が無い。もっと goo にゆきましょう。
7.以下沢山は略。

 書き始めたら、頭冴え冴え、春はあけぼの......。
どうせ相手にされないんだ。寝よう。


記念切手

2007-03-22 | 風に吹かれて

 

 東京駅丸の内南口の前に東京中央郵便局がある。
ここには記念切手売り場があって、買い損なった美しい切手を沢山売っている。

 暫く行っていなかったので、寄ってみた。
以前より品揃えが悪くなった。
ここ数年切手は県別の図柄が多くなった。しかし安物風で頂けない。
いつもはあった「切手趣味週間」の年代物は無くなり、僅かに「国際文通週間」記念切手があるだけである。
このシリーズは北斎や広重の風景版画が続き、使ってしまうのが勿体無いほど見事な切手が続いている。

 買うときはいつもシート単位。結構な出費となる。
誰からも相手にされないので全く使わず、死蔵したままのものが多く、「林住記」の画像として下手な写真代わりに転用したりする。
今日は「文の日」と、童謡シリーズを夏に使うつもりで買った。
国際文通週間はいくつか買ってないものがあったが、記憶違いがあるかも知れない。重複して買ってしまうと無駄になるので、また来ることにした。

 

 外へ出て、周りを眺めると、昔懐かしいビルはあらかた建て替えられた。新しいビルはにょきにょきと天に伸びて、駅前広場が大分狭く感じられるようになった。
建て替えた丸ビルはゆったりと高級リゾートホテル風。
木綿豆腐に穴を開けたような新丸ビルは、ハイテク機械のような高層ビルに建替え中である。
観光地ではないけれど、この辺りは街区が美しい。ビルの意匠や有名ブランドの店をあれこれ楽しめる場所である。

 

 重要文化財級の華麗な東京駅は、戦災で失った丸屋根を復元するそうだ。
出来上がったら、きっと記念切手が発売されるだろう。
中央郵便局は昭和を代表する名建築。
駅前にある必要が無いし、低層なので、いずれ消滅かも。


童子七変化

2007-03-22 | 色めがね

 

 藪内佐斗司先生の作る童子たちは愛らしい。素っ裸、ちいさなおちんちんを出して、色黒。どんぐり眼は藪内先生そっくりで可笑しい。
どこへ行っても素っ裸で、色々な小道具を使い、さまざまに変化する。
仏様、お地蔵様、雷様、牛飼い、爺様......。
愛らしさは平櫛田中の気楽坊と同じだけれど、こちらはやんちゃ坊主たちである。

 

 展覧会のつもりで行ったら、販売会だった。
例えば、二尺程度の背丈のブロンズ製「六地蔵童子」は一体420万円。そろいの六体で2100万円とお安い。

森男は揃いで購入しようと思ったが、既に我が家の収蔵庫は僅かなお金と骨董品で満杯であり、何かを売らなければ置く場所が無い。売ろうったって売れるものは無いんだよ。
だから、今度も絵葉書だけを買うことにした。東大寺大仏殿とその周辺の国宝建造物で、素っ裸になって遊んでいる可愛い童子たちで、12枚1050円。

 

 藪内先生は芸大卒の彫刻家だが、仏師を自称している。実際、仏教的な環境で童子たちを跳ね回らせ、時によっては仏様にしてしまう。
本格的な仏像や仁王像なども作っている彫刻家です。

 

 今回の販売会の名前は「笑う門には福来る-藪内佐斗司展」。
森男のようなお金持ちの紳士や淑女が大勢観に来ている。

 

 高島屋は随分力を入れて、日本橋通りの大飾り窓6箇所と、入り口正面吹き抜けの展示台を、全部藪内先生の作品で飾った。名付けて「大北斗七福神」。
7人の童子が、東大寺の伎楽面のように作った七福神の仮面を持って、七福神に扮している。

ただ、童子たちは身体が無く、仮面だけ。七福神の衣装は特別に拵えて、巧みに童子の仮面を挟み込んでいる。この辺の技巧の冴えは高島屋エタラジストの独壇場である。

 

 写真は七福神。弁財天以外は強い春の日差しで通行人がガラスに映ってしまった。どれがどの神様か、お分かりですよね。
収蔵庫に仕舞ったまま20年以上のニコンを使えば、偏光フィルターの力で綺麗に撮れたろう。

でも、季節感、臨場感が出て、これもまた良しとします。
正しい童子の写真は、先生のHPをお訪ね下さい。

 


死んだ男の残したものは

2007-03-21 | 歌の翼に

  「12の歌・地球は歌っている」

 武満徹のボップソングCD「翼」を出した石川セリさんは、ご主人の井上陽水さんから、武満の会合に誘われた時、武満の取っ付き難さに気が進まなかったそうだ。
会ってみたら、歌が大好きな楽しい人だったそうだ。
 武満夫人の浅香さんは、折角陽水さんが目の前で歌ってくれるだから、貴方黙ってらっしゃい、と言っても、負けずに歌い出したばかりではなく、陽水さんの歌唱力に嫉妬していたそうだ。

 篠田正浩監督の番組(3/20夜)には、武満の寛いだ笑顔が沢山紹介されて、森男が八ヶ岳の音楽祭で接した取り付く島もない様子からは想像できないものだった。
あの時は、音楽監督はリヒテルだったが、実際は武満。マチネーからナイトキャップコンサートまで、5日間も気配りしていて緊張していたのだろうし、音楽祭には素人の森男たちのヘマ続きに、うんざりしていたのだろう。

 武満が音楽を志したのは、中学生の頃。埼玉県の軍需工場での労働に従事していた時、監督の将兵がこっそり、敵性音楽として禁止されていたシャンソンのレコードを聞かせてくれた時だった。感動で身体が痺れたそうだ。それ以来歌の虜になって、難しい現代音楽を作っている時も、黒澤明監督との仕事でピリピリしている時も、歌を口ずさんで周りを和ませた。

 代表的なポップソングは「死んだ男の残したものは」だと思う。
この歌は「ベ平連」の要請に応えて、親友の谷川俊太郎先生が作詞し、武満が曲を付けた。いわゆる反戦歌である。
「君が代」もいい。アグネスちゃんでもいい。でも安倍晋三さんは、朝起きたら、先ずこの歌を口ずさんで欲しいものだ。美しい国を作るために。

 「水の音楽」(3/18)で、石川セリさんが歌うこの歌に、嫌味を書いてしまった。
TV番組でも、あの厚化粧のセリさんが、少女のように可憐に歌う「明日ハ晴レカナ曇リカナ」や、「翼」を聴かせてくれた。良かったと思う。
だが、「死んだ男の残したものは」は、森男が言うように、森山良子さんが歌った。
これは、セリさんの所為ではなく、ボサノバに編曲して指揮をした服部隆之先生の技巧が勝ち過ぎたためだろう。服部さんなりに武満と格闘したのだ。
森進一さん、梓みちよさん、秋川雅史さん.....。その他多くの歌手が、この歌を歌い継いで貰いたい。

 番組に映った武満や谷川俊太郎先生、陽水、みなみらんぼうさん.......。みんな若々しい青年の風貌だった。武満が好きになった。

   死んだ男の残したものは
   ひとりの妻とひとりの子ども
   他には何も残さなかった
   墓石ひとつ残さなかった

   死んだ男の残したものは
   しおれた花とひとりの子ども
   他には何も残さなかった
   着もの一枚残さなかった

   死んだ子どもの残したものは
   ねじれた足と乾いた涙
   他には何も残さなかった
   思い出ひとつ残さなかった

●「12の歌・地球は歌っている」は武満がギター曲に編曲した愛唱歌集。
演奏庄村清志、随筆谷川俊太郎、絵和田誠という豪華版。
東芝EMI発売番号TA-72039、レコード発売100年記念。
●収録曲
・ロンドンデリーの歌・虹の彼方へ・サマータイム・早春賦・失われた恋・星の世界・
・シークレット ラヴ・ヒア ゼア アンド エヴリウェア・ヘイ ジュード・ミッシェル・イエスタデイ・
・インターナショナル・


いけないブログの僕でした

2007-03-21 | 知ったかぶり

  NHK画面→朝日紙面

 著作権の勉強です。「林住記」も危ないことやってるからね。
 悪意は全く無いし、金儲けも全然考えて無いけれど、少しは考えたい。

森進一さんがよく歌う「おふくろさん」の歌詞を勝手に変えた、怒ってる人がいる。
作詞家の川内康範先生です。▶おふくろさん騒動

著作権法には著作者人格権という権利が定められている。
著者の意思に反して内容を変えられないとされる「同一性保持権」もその一つ。
おふくろさん生みの親、川内康範先生の著作権を管理する日本音楽著作権協会や、半田正夫青山学院大元学長(著作権法)によると、今回の森さんの行為は✖。

森さんが歌うことを差し止めたり、精神的慰謝料を要求出来る。
司会者の曲紹介のように独立していれば問題は無い、と。

著作権には演奏権も含まれる。
日本音楽著作権協会(JASRAC)の仕事は著作権管理事業法に基づいている。
「正当な理由が無ければ、取り扱っているおふくろさん他の利用の許諾を拒めない」とある。
つまり、森さんの思いを正当な理由にすれば歌える訳か。

森さんの応援団も二人いる。

田村義之北海道大学教授(知的財産法)は、川内先生がJASRACからおふくろさんを引き上げない限り、森さんは歌える。

また、著作権法に詳しい福井建策弁護士は、森さんが改変版を歌う危険性が特に高い場合を除いて利用拒絶は出来ない、と。
 
さらに、原曲の著作権がJASRACから引き揚げられても、法律上は、非営利目的で、自らが報酬を受けず、聞き手もお金を支払わない場合なら、森さんは歌うことが「できそうだ」。

一寸曖昧だが「林住記」はセーフです。

◆ところで、パロディについてはどうなのか。
「替え歌メドレー」の嘉門達夫事務所では、作詞作曲者ほか歌詞の中に登場させる著名人に、気分を悪くさせたくないので、いちいち許可を得ているそうだ。
そして「日本ではパロディも無断改変も同等に扱われる」と問題提起。

フランスでは明確なパロディの規定が法律化されており、アメリカでは有名曲を下品な歌詞でラップ化したカバー曲が、「新たな意味や主張を持った作品に仕上げている」と裁判で認められたそうだ。

「林住記」は新たな意味や主張は持っていない。単なるオチャラケです。

それで、大昔に亡くなった雅なお方の作品や、偉人豪傑のお言葉をパロディにしても、ご存命中の方々には慎重にゆこう、と心得たのだった。

  森生はおふくろさんを、いい歌とは思わない。
  めそめそし過ぎている。

  今度こそ、乳離れする森進一さんを応援します。

   パロディタイムス

  パロディイで面白いのは「
マッドアマノのパロディタイムス」です。
  かって、写真家の白旗史郎先生にに白旗を掲げたお方です。
  盗作広告告発の「ソックリ広告博物館」もお勧めします。


さらば大勝軒

2007-03-20 | 遠い雲

 

 昨日の夕刊から今朝のTVは、東池袋のラーメン屋「大勝軒」の店仕舞いの話題で騒々しく盛り上がっている。
野次馬森男は点検に出かけました。
やはり、記憶より一層草臥れた「大勝軒」だった。行列と人だかりが出来ていた。

 現役の頃、飛び飛びに凡そ20年、サンシャインビルで働いていた。
元共産主義者で進歩的文化人の首領様は、従業員に楽をさせると働かない、と常日頃から公言していた所為で、ビル内にあった従業員食堂とは使用契約をせず、森男たちは利用出来なかった。かといってビル内の一般客用レストランは観光客用なので値段が高い。それで社員は昼食難民として、周辺の粗末な食堂を放浪していたのである。首領様は役員用に専用食堂を密かに構えていたのに。

 大勝軒は難民御用達の食堂の一つだった。サンシャインビル周辺の狭い路地のあちこちに、綺麗ではないが、小さく、値段は安く、美味い店が結構あったのだ。

 実は森男は大勝軒をあまり使っていない。
理由は、いつもの長い行列。貧乏暇無しにはあまり休憩時間が無かった。また、味はいいのだが分量が多過ぎて、食いきれない。
もともと、皇族のように躾がいいから食事を残さないのではなく、子供の頃の飢餓体験から、出たものは全て残さず食う、と言うのが習慣になっていて、食事を残すことには今だに罪悪感がある。

 

 ある日の午後、姫達が騒いでいた。
大勝軒の大鍋の中で、鶏のちょん切られた頭が何百もぐつぐつ煮えているのを発見してしまったのだ。ゲエッとなり、殆ど全部残して逃げ帰って来たところだった。
 その頃、首領様は「兵器と麻薬とオンナ以外は全てビジネス化せよ」と号令を発していた。
マスコミには、「市民産業として多角化する」、と言ってましたがね....。
それで、北京に出張所を設け、毎日連絡をとるために中国人が女性社員として働いていた。
彼女がこの話を聞いて、

 「アタリマエアルヨ、スープニニワトリノアタマワ、マオイシイアルヨ」

と、言ったものだから、日本人の女子社員たちは口あんぐりだった。

 当時、中国の通信事情は非常に悪く、なかなか電話が繋がらない。大声を出さないと話が互いに通じない、といった状態だった。
毎日午後一番で中国人の女性社員は北京に電話する。
その時のデカイ声といったら、京劇の女形もびっくりの金切り声で電話する。広い一般社員用事務所の、午後の眠気覚ましに、大変に有効だった。
 そしておじさんたちは、時の声を告げるには、やはり鶏の頭を食わなきゃな、とくすくす笑ったものである。

 大勝軒の周囲は一変していた。貧しいが美味い食堂も無くなっていた。天っ辺が見えない高層ビルがいくつか建って、小奇麗な公園がビルを囲んでいた。あのゴリラ親父が仲の悪いピン子奥さんとやっていた、大人気の無愛想な豚カツ屋は、影も形も、路地さえ無くなっていた。

 

 辺りを一周して、大勝軒に戻って来たら、そろそろ夕方になるのに、行列は更に伸び、報道陣が店を取り巻いていた。あのラーメンを食おうと思ったが、諦めました。
 たかがラーメン店の閉店に、馬鹿だねえ。
と思った森男も、馬鹿の一人なんでした。
さらば青春、さらば大勝軒でした。