紅葉の便りが頻りで、心ならずもそわそわさせられる。
だがしかしだ。渋滞を我慢してまで、日光赤城那須など観光地には行くことはない、のだ。
ご近所の柿の葉にだって「錦秋」はある、のだ。
じ~っと見詰めると、福沢諭吉先生が見えたりして......
101024
紅葉の便りが頻りで、心ならずもそわそわさせられる。
だがしかしだ。渋滞を我慢してまで、日光赤城那須など観光地には行くことはない、のだ。
ご近所の柿の葉にだって「錦秋」はある、のだ。
じ~っと見詰めると、福沢諭吉先生が見えたりして......
101024
夏中使っていたタオルケットを捨てた。
母が元気な頃、部屋に物が溢れているので、「少しは減らしたら」、と提案したらくれたものだった。
死後、そのことを思い出して使い始めて5年間。あちこちがほつれてきた。
大きな家に一人で住んでいた母は何度か医者が来た後、同じ敷地内に新築した兄の家に移り住んだ。
暗がりの多い家はまだ充分使えたが、きれいさっぱりと取り壊し駐車場にした。
新しい文化住宅であてがわれたのは一部屋。それも仏間兼用の和室だ。
母の部屋だけが煤けた箪笥や襤褸布で溢れていて、旧盆前に和尚が来る時は片付けが一騒動だったらしい。
兄にはそれが目障り癪の種。毎日顔を合わせていれば、やむを得ないことかもしれないが、度々「不用品」を捨てるように迫り、兄嫁が両方を宥めていたようだ。
文化住宅には縁側が無く、兄には隣近所の人望が無い。
古い家には毎日遊びに来ていた友だちは新しい家を敬遠し、やがてみんな先に逝ってしまった。
母は、「もういいよ」、と繰り返しながら、百一まで生きた。
母に関わる品々は身の回りから殆どなくなった。
しかし、母が行った彼岸にまた一歩近付いているともいえる。
101023A
山茶花が咲き始めた。朝から冷たい雨が降っている。まさか、もう暑い日は来ないだろう。
肌寒い日が三日続き、最後の扇風機を片付けた。
この扇風機、なかなかの優れモノである。
扇風機に性能の優劣は殆ど無いと思うが、これは格段に収納し易いのだ。
他の4台の収納はまとめにくく憂鬱。この扇風機は見事に小さくまとまり、ささやかな達成感を味わえる。
贔屓にしている電器屋の青年から、勧められて買ったこの扇風機は合格以上。
しかし同じ会社の冷蔵庫は落第。冷凍庫奥に氷塊が発達し、半年弱で引出しが入らなくなる。
これで14回目。氷塊の掻き出し作業が、30分で済むようになった。喜んでる場合か。
大きな氷のカケラで洗面器が一杯に。
101021b
川越祭りはいつもながら物凄い人出である。
いくら混み合っていても、お上に指図されなくとも、大群衆はゆるゆると大河のように流れ、また淀む。
いい場所から写真を撮ろうとすると、抜け出せなくてイライラするのは愚か。むしろ一体感を楽しもう。
わが夕暮れニッポン人はウンカのように集まっても、中華ジンミンのように石を投げたり叫んだりはしない。
地べたにも坐れる清潔な町で、上等のデジカメを持ち、いっときのささやかな平和を楽しむのだ。
見に来て下さい、習近平さま。...... 来るわけないやね。
西武本川越駅バスターミナルは一日中、大休憩場になっていた。
祭りの日、蔵造りの町には腰を下ろす余地が殆ど無い。
ほんとに草臥れたよ。
............. 祭りは終わった。秋は深い。
このあと夜中まで、お祭りは続きます。その模様は「デジカメ写真集」さんをどうぞ。
それから正調「川越祭り」のHPもね。
101021a
川越祭りでいい写真を撮るために、もっと高級なカメラにしなければなるまい。
それに脚立と三脚と望遠ズームレンズは必携である。レンズに嵌める黒い花びらのような輪っかもだ。
脚立を支えてくれる助手を雇えればもっとよろしいが.........。
被写体を求めて雑踏をうろうろするより、ここぞ、という場所を山車がやって来る前に確保しておきたい。
逆光の場合や、おかめひょっとこ踊りを撮るにはどうするか、予め使用説明書を読み、指先に覚えさせておくこと。
ピントを手動に切り替えたまま、気付かずに十何枚も撮る無駄は、今後控えたい。
それにしても、現役諸氏はともかく、ご同輩はみんな立派なモノを持っている。........... いいなぁ。
よほど高額の年金を受け取ってるのではなかろうか。ついつい僻んでしまう。
言いたくはないが、言いたい。「羨ましい」、と。
続きは明日。
101020b
川越祭りに露店は幾つ出てるんだろうか。とにかく主な道路にはぎっしり立ち並んで隙間がない。
見て歩くのは楽しい。だが何か、もの足りない。
......... そうだ、シズル感が足りないのだ。売り手に「芸」が無い、のだ。
よほどキッチリ管理されているのか、夫々の店は小ざっぱりしている。
売り子(おじおばですが)はお行儀がいい。
でも露店には、ある種の猥雑さや、一寸した不潔さが、いい隠し味になりますがね。
レントゲン眼鏡、記憶術、蝦蟇の油............。
アセチレン灯の匂いは何処へ。
怪しげな啖呵売のオッサンに罵倒され、まんまと騙されたいね。
薬研堀のご同輩のいでたちがいい。飴細工のご同輩は、子どもも大人も釘付けにした。
祭りの露店・夜店は、こうありたい。
101020a
川越祭り売り物(売ってませんが)の山車は豪華絢爛、賑やかに、続々(かなりゆっくりですが)とやって来る。
背景になる蔵造りの町並みは威風堂々だ。
山車の露払いをするお姐さんは当然ながら、祭り装束のおじぃたち。派手な衣装はブランド品より似合うのね。
町の旦那衆の、観光客に対する気配りは万全。
小中学生が声を張り上げ、屋台造りのリヤーカーでのゴミを収集奉仕。雑踏する町は極めて清潔。君たちは偉い。
常設・仮設便所はあちこちにあり、大いに助かる。
でもなぁ。西武本川越駅から蔵造り一番街へゆく途中の狭い道路、何とかならないの?
特に連雀町は道幅が狭く、両側の家並みは「土金」以外は貧弱でばらばら。電柱は林立しまるで場末の雰囲気。
脇道にしている「大正浪漫通り」も街並み造りはイマイチ。
現・りそな銀行を創業し、電力王福沢桃介を育てた天領・川越の町衆だ。
ふやけた「さいたま市」に名を変えた浦和大宮連合には一歩も引けをとらない。
川越祭りは日本一の祭りなのでアル。
川越市民のみなさんに、一層の努力を期待します。
福沢桃介をポチッと押すと、下に関連記事が出現します。
川越祭りは一昨日終わりましたが、記事は明日も続けますね。
101019
川越祭りへ行った。凄かった。
感動して、写真を200枚(って言うのかな)余りも撮ってきた。
昨夜の内に速報しようとしたけれど、撮った画像は、玉石というより石ころばかりだったようだ。
大体、数多く撮り過ぎた。取捨選択を夜更けまでやったが、頭がクラクラして途中で断念。
いい場面には必ず邪魔なヤツが入ってる。
「全自動」とは「カメラが勝手にピントを合わせる」ということ。狙った被写体はぼんやりし、周りがクッキリだぁ。
凄い人混みに押されブレまくって、前にいたオヤジの尻を写したものまであった。
飲まず食わずでへろへろだった。
そういうわけで今しがた約80枚に絞った。もうへとへとだぁ。目はシバシバ、パソはのろのろ。
しかも、今日は残りの人生であと何回もお目にかかれぬ上天気。
ブログ如き不健康なアソビに耽ってはおられぬ。とはいえ、継続はチカラ也。
とりあえず、「乞うご期待」、の記事ではありまするが..........
お祭りは昨日終わりました。記事は明日に続きます。
101018
こういうワケでして...........。今日は休ませて頂きますね
これから川越祭りの見物に出かけます。いいネタがあればいいんですが...。
101017
夕日に照らされた東京スカイツリーを期待して、夕方、多峰主山に登った。
東京はスモッグに覆われ、朦朧としてた。
代わりに西方浄土、秩父奥多摩の夕焼けは.........。これも薄ぼんやり。
しばらく頂上で夕焼け待っていたが、再会したご同輩たちは先に山を下りた。
足元が暗くなってきたので中腹の町へ下りた。
こんな時間になっても、山に入る人がいた。