林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

2011-04-07 | うわごと

う~む、立派なモノを持ってるわぃ。

枝垂桜をタメツスガメツ。........ だんだん鞄から遠ざかる。

う~む、中は交換レンズに名も知れぬアクセサリーの数々だろうな。

う~む、ご同輩は駆けっこが速いだろうか。

う~む。

「それって本当に必要ですか?」・・・・・AC機構。

やっと思い止まった。

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シェ・ノワ再開

2011-04-06 | 高麗便り



巾着田と高麗神社を結ぶかわせみ街道に不恰好な白牛が飾られた。清流の谷戸にある「シェ・ノワ」の看板である。
長らく休業していたが営業を再開したようなので、昼食を兼ねて探索に出かけた。



店主手作りの店内は以前どおり混沌とし、店内外の隙間は玩具置物照明具時計楽器人形などガラクタがぎっしり。
清流の集落が見渡せる2階へは急でガタピシする階段があり、登りはいはい下りはらはら足元注意。



自粛自粛で高麗の里も回遊する人は少なく、せっかく再開したのに先客は市内新住民3人だけだった。
店主殿は暇のようで、手掘り地下道を特別に案内してくれた。



ハンバーグステーキ、カレーライス、ピラフなどがそれぞれ480円と安い。
もっともサラダ、スープ、ご飯、珈琲等がまとめて480円なので合計980円になるが味は良く、満足じゃ。



喫茶店「万年青」、そば処「樹庵」、洋食堂「シェ・ノワ」は高麗の里歩きには欠かせない3店である。
鹿台橋の袂にあるオーガニック洋食屋「阿里山」も入れて4店にしてもいい。

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高麗の里から花便り

2011-04-05 | 高麗便り



高麗の里に昔から住んでいる友だちがやって来て、「高麗神社や聖天院の桜が早くも見ごろだよ」、と教えてくれた。
多峰主山中腹にあるわが猫額亭周辺の桜は北風が強く、まだまだ。先住民はやっぱりいいとこに住んでるわ。

何はさておき駆けつけた。
う~む、桜は見ごろで見事だったが、写真の出来は.......、やれ情けなや。桜は難しいなぁ。否、カメラが悪い。



何はともあれ高麗神社境内へ。国指定重要文化財高麗家住宅の枝垂桜▲と、本殿前の小彼岸桜▼です。




お次は、何にも増して聖天院山門前の彼岸桜▼です。ここはほらね、すでに満開だぁー。




そうして高麗の里一帯の染井吉野は、まだこの程度でがんばってるよ▼。




いざや、いざや、見にきてね。

 

下は上から、聖天院全景と高麗神社本殿です。


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ナナとムスカリ

2011-04-04 | 歌の翼に

ムスカリの花を見ると、ギリシャ生まれの歌手、ナナ・ムスクーリを連想する。
情熱的なカテリーナ・バレンテは初代歌う通訳。さわやかナナ・ムスクーリは二代目歌う通訳といっていい。
そして、有名男性実力歌手とのデュエットも多い。

森生はナナ・ムスクーリに入れ揚げた時期があり、レコードは何枚も、CDは2枚持っている。
来日は一回限り。NHKに出演した時、気に入って以来のお気に入りだ。
その後、CMで美声を聞くが、日本では評判にならず惜しいこと。

はじめは、一人で歌っている「アメージング・グレース」を。

次は意外にもエルビス・プレスリーと歌う「アンド・アイ・ラヴ・ユー・ソー」。音質が悪いが捨て難い。

ハリー・ベラフォンテとは「トライ・トゥ・リメンバー」でしみじみと。

フリオ・イグレシアスとの「ラ・パロマ」。

最後はシャルル・アズナブールと「ミリセム」で明るくいこう。

ナナ・ムスクーリはハリー・ベラフォンテが発見した歌手です。
2回目のレコードから今の発声法に変わりました。

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野の花

2011-04-01 | 高麗便り



高麗の里を歩く。いよいよ春。雑草も花を咲かせ始めた。



たんぽぽ、ほとけのざ、からすのえんどう、おおいぬのふぐり。



なるほどそうだ、という花もあるけれど、なんでそうなったのか分からない気の毒な名前の花もある。



でも花は花。道端に咲く花でもよく見れば、庭の上等な鉢に咲く花に負けてはいない。

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花盗人

2011-04-01 | 重箱の隅

おばさんが二人、山から下りてきた。
赤い花が沢山ついた藪椿の大きな枝を持っていた。
やったな、と見ているうちに、今度は道端の紫花菜を根こそぎ引き抜きはじめた。いやはや。

古来、花盗人は泥棒ではなく風流な行為とも思われていた。
但し、歌を詠み、置いてゆくならば.......。

        ・・ この春は花のもとにて縄つきぬ 烏帽子桜も人や見るらん ・・

どういうわけか、わが町の花盗人はおばさんばっかり。
花は野や山にあるから美しく、みんなで愛でるために咲いている。
あんたのやってることは泥棒だよ。

和歌は狂言「花盗人」からです。

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時間よ止まれ

2011-04-01 | 歌の翼に

動作が遅くなったけれど、時間が猛烈に速く進む。
早くも4月。今年もあと300日を切った。

30年間働き続けてくれた時計が、枕を並べて臨終を迎えた。

父の書斎にあった手巻きの柱時計はまだ動く。けれど時を告げなくなった。胸を痛めつつ断捨離だぁー。
また会う日はさほど遠くではあるまい。その時、モノを大切にしなかったことを謝ればいいさ。

仕上げたというほどのものはない。やり残したというほどのこともない。
でも時には、また夢を見たい。

時間よ止まれ

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