昨日は氷雨が時々降ってたので、読み切れずに溜め込んでいた朝日新聞を全部読んだ。
いやはや凄いことになってますね。あの後藤健二さんが記者の鑑として「英雄」になり、「天国」へ行ったようだ。
でもヒネクレじじぃの森生には違和感がある。
いえ、ご冥福は祈ってますし、普通なら天国へ行って欲しい。悪いのはイスラム国だ。それは承知してますがね。
というのも、後藤さんには重大な落ち度があったからだ。
生まれたばかりの赤ちゃんを置いて、湯川ハルナさんを追い、再三制止されたのに、シリアに潜入するなんて軽率な行為だった。
その結果、こうなったのであり、潜入前に高らかに宣言したとおり、自己責任の極みだった。
森生はペラペラの安倍首相がキライだけれど、たとえ強迫されたとはいえ、最後に安倍首相をヒハンするなんて最低だった。
安倍首相の、軽薄で、近視眼的な言動は、別問題だと思う。
朝日新聞は後藤さんの友人知己親族を総動員して、英雄に祀り上げた。
そりゃぁ森生だって、もし親族や友人だったら、こういう場合褒め上げる。それがオトナの常識というものだ。
だが報道機関であるはずの朝日新聞は、後藤さんの言動に批判的な人々の意見も、同じ紙面に載せるべきだった。
また原因の一つである、正体不明の湯川遥菜さんについて、殆ど報道しないのは不思議なことだ。
これは形を変えた慰安婦報道ではないか、とさえ思う。
実はこの件について、記事を書く気はなかった。
こんな零細ブログでも、うっかり本音を書いたら袋叩きになる恐れがあったからだ。
しかし、こういう時に出てくるデヴィ夫人は凄いね。いや偉い。
堂々と「大メイワクな行為で、自決すべきだ」とまで決めつけている。
そして、デヴィ夫人に賛同するコメントが多く、それに励まされて、じじぃもこの記事を書いたという次第。
まぁとにかく、デヴィ夫人のご意見をお読みくださいね。凄いから。
挿絵は高畠純の絵葉書からです。
150209