そば処・勝呂(すぐろ)は期待以上の蕎麦屋だった。吉田家住宅が休館していたのは、不運でなく幸運だった。
われわれ2爺はざる蕎麦700円と野菜天麩羅300円を注文。
ボリュウムたっぷりで、蕎麦猪口に入れた刻み海苔はあふれ出て、野菜の掻き揚げは大きくて分解しないと汁に浸せないほど。
蕎麦・天麩羅とも美味く、満腹し満足した。
お江戸の名店に馴染んだ保谷偏屈さんには気に入らないかもしれないが、鄙の2爺にはおトク感がある蕎麦屋だった。
店全体の感想は森生も切株さんも、食べログ埼玉のゆ~うりん氏の投稿に同感なので、そちらをご覧ください。
食後、店を出て、立派な門の庇の下から周囲を見回していたら、畑を耕していた若いおじぃさんから声を掛けられた。
うちの庭はオープンガーデンになってるので、どうぞ、ぐるっと回ってみて下さい。
いま、皐月と京鹿の子が満開ですよ。
お庭そのものは失礼ながら、実は大した造りではない。背景になる新しい母屋は、洋風でセキスイハイムのようだ。
ただ、樹齢300年の桧葉、150年の銀杏が見事な巨木で、更に完璧な手入れは恐れ入り谷の鬼子母神。
芝生には「雑草が全く」混じらず、広い庭園には「落葉1枚」落ちてはいなかった。
若じいさんはこの家と蕎麦屋などの主のようだ。
作業中だったし、切株さんをいつまでも待たせておけないので早々にお庭拝見は切り上げた。
作業中の若じいさんにお礼と称賛の挨拶をしたら、いいことを教えてくれた。。
これから金勝山の「元気プラザ」へ行くといいですよ。
今日なら日光連山が見え、頂上近くまで車で上がれるようになりました。
完全なお百姓姿の若じぃさんは、少し前まで都会で働いていたらしい雰囲気があった。
こういう方と、お友達になりたいね。
もちろん切株じぃさんの運転で元気プラザへ向かいました。
続きは明日のお楽しみ。
150609