林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

懲りないじじぃ

2016-10-14 | うわごと

豊洲盛り土事件の責任からは、高齢のためと称して逃げている卑怯者が、今度は靖国神社に現れた。
用件は、西郷隆盛ほか西南戦争の賊軍兵士、新選組、会津の白虎隊なども靖国神社に合祀して欲しい、と申し入れることだった。
やれやれ今更何を言い出すかと思えば、呆れますな。
だったら、日本と戦った米軍兵士・中国軍兵士なども合祀すべき、と申し入れるべきだろう。
千鳥ヶ淵の無名戦士だって、一括でもいいから合祀しなければならないはずだ。

賊軍合祀・戦犯分祀問題はこの際置くとして、申し入れを行ったのは石原慎太郎爺以下、とっくに終わっているじじぃたちだ。
連中も、もしかすると国士気取りで、いずれ靖国神社に祀られたいのかもしれない。
首謀者・慎太郎爺は可愛い伸晃に、自分を靖国神社に合祀するよう遺言しているに違いない。

申し入れに名を連ねたじじいは、

  亀井静香・中曽根康弘・森喜朗・福田康夫・村山富市・二階俊博・平沢勝栄・原口一博

だそうだ。他の連中は便乗売名組だろう。

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赤朽葉家の伝説

2016-10-14 | 重箱の隅

小説「赤朽葉家の伝説」は分厚い文庫本だが、一気読みした。
長い物語は日本神話時代から続く鳥取県の名家・赤朽葉家の女3代記である。

第1章は、中国山地を彷徨う山の民・山窩に置き去りにされ、製鉄工場の工員夫婦に拾われた、万葉の物語である。
万葉は名家に君臨するタツに望まれ赤朽葉家に嫁ぎ、千里眼の奥様として数奇な一生を送る。
万葉の物語はまるで神話のように奇妙奇天烈な展開を見せ、息次ぐ暇もない。


第2章は万葉の長女・毛毬の短い一生だ。
中学生時代には暴走族のリーダーとして中国地方を制覇。引退後は人気漫画家として10年生き、30歳で過労死する。
ここでの物語は、まるで暴走族のように物凄い早さで「ぱらりら」と突っ走る。


第3章は毛毬の一人娘・瞳子による、祖母万葉の殺人疑惑の解明である。
瞳子には恋人がいるが、二人はもたもたうじうじ。その癖ラブホテルはお馴染みなんですね。

この小説は、第60回日本推理作家協会賞を獲得した。

作者・桜庭一樹はあとがきで、編集者に「あなたの初期の傑作を書いてくれ」と勧められ、数か月でこの小説を完成させた。
そして期待されたとおりの小説にできたと自負している。


だが果たしてこれが傑作だろうか。

面白いことは確かに面白い。特に1・2章は一気呵成に読めた。
但し3章がぐずぐずもたもた。肝心の謎解きは夢をみて解決。安易であり、推理作家協会は大甘だ。

豪壮な赤朽葉家の家屋敷の描写も、女帝として振舞う姑・タツの権威の源泉も、不思議な家族関係も殆ど書かれていない。
地方の名家の令嬢である毛鞠・瞳子母子の行状は余りにもぶっ飛んでいて、眉唾ものに感じてしまう。

家業である神話時代からのたたら製鉄業を、近代的な製鉄工場に脱皮させても、工場は海際でなく山上にある不合理。
バブル期の紅緑村は、ディスコもあり、フィリッピンの風俗嬢もいて、大都会のような不自然。
毛鞠のオートバイは「ぱらりら」と村や中国地方を疾走する。

物語の構えの大きさも、疾走感も大したものだ。読者の評判も良く、販売部数を伸ばしたようだ。
しかし腑に落ちないところがあるので、読み返してみると、細部が大雑把で、到底傑作小説とはいい難い。
数年かけて、じっくり書いたら傑作になったかもしれない、惜しい大河小説だった。

1・2章は、確かに面白く、読んで損はなかった。ま、残念な「傑作」ですかね。

   創元推理文庫

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ようやく秋が

2016-10-13 | 病院巡り

真夏日の後は、突然の晩秋である。昨夜と今朝は冷房を暖房に切り替え、寒さを凌いだ。
防寒衣料は山ほどあるが、押し入れの奥からまだ取り出せないのである。

足の怪我は40日を越えて、大分良くなってきた。
まだ足の甲は腫れているし、脛には大きな瘤があるけれど、自分でそっと触れるようになってきた。

6回目の診察の結果。

右足が土色をしているのは、色素沈着だ。
瘤は切開手術という手もあるが、効果はさほどないので、自然消滅を待ちましょう。
痺れはビタミンB12の服用で軽減されるはず。
足指と足首は腰掛けていても積極的に動かし、歩行は慎重に、控えめに行うこと。

風呂に入ってもいいが、足が火照るようだったら控えること。

などと診断された。

たまたまナースがいなかったためか、診察を終えた時、先生おん自らが靴下を履かせてくれた。
おっ!と意外に思いながらも、嬉しかった。

夜、何度か布団から起き上がる時の暗黒舞踏は、慣れ以上に、動きが大分滑らかになっている。
階段の上り下りも要領がよくなってきた。
垢にまみれて死ぬことはない。入浴の段取りは、おいおい考えよう。

折角車を出したんだから、と帰りに山向こうのスーパーへ行き、食料品をしこたま買い込んだ。
まだ痺れるけれど、イザという時、助けてくれる友達がいる。

今日の空気は乾燥し、空は高い。
すっかり治ったら、山歩きはもう無理だけど、華のお江戸か川越などを存分に歩きたい。
そして美味いものを鱈腹食って、買物をどっさりと、だ。ルンルン。

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素人包丁記

2016-10-12 | 拍手

嵐山光三郎の随筆集「素人包丁記(講談社文庫)」は凄まじいグルメ本であり、圧倒された。

表紙カバーが安西水丸の装丁でのほほんとしているから、20年前に買っておいたのだが、内容はなかなかの重厚さである。
この随筆を執筆する際に集めた料理古書は200万円にもなったそうだが、その分、内容に厚みをもたらしたようだ。
また、重厚といっても滑稽味ばかりか、苦味も充分まぶされていて、嫌味は無い。

挿絵は全くなく、小さい活字がぎっしり詰め込まれているが、文章は名調子。とんとんとんと読み下せる。
目次を紹介してみよう。

  尺八の煮物
  カレー風呂
  歩く水
  豆腐の擂粉木
  メロンのぬか漬け
  泥鰌だしの素
  空飛ぶステーキ
  校庭結婚式
  茶漬け合戦
  ジャムのおむすび
  病院メニュー
  イトコンニャクのざるそば
  魔草メガの謎
  松尾バナナ
  甘い生活
  死期の献立

以上の目次だけ読んでも、涎が垂れそうでしょ? ......ゲテモノみたいで無理か。

各項には嵐山が勧める料理や、貶す料理がワンサと出てくる。
嵐山は全国各地に赴き、実際に食し、突飛な料理は、食材を取り寄せ、自ら調理し、食している。
その意外性と圧倒的な探求心はグッチ・裕三氏も裸足で逃げだすほど。

吐血して出された病院食の不味さに辟易し、内緒で取り寄せた美味佳肴をむさぼり食すし、まさに命がけ。

正岡子規の死に臨んでの猛烈な食欲に唖然。

そして嵐山が2今から9年前に書いた世相洞察に、深く頷かされる。

  いま、うまいものブームである。
  テレビも雑誌もおいしいもの情報ばかりである。日本中が食物にたいしてうなされている。
  これは子規の「仰臥漫禄」と同じではないか、と僕は思うのだ。
  子規が自分の死期を見定めて死期の献立へのめりこんでいったのと同じように、世紀末へ向けて、
  日本人は日本の破綻を予感しつつ、終焉の料理を見定めようとしている。
  (中略)
  究極の料理というものは死の香りがする。
  究極の味という言葉が流行することじたい、時代も料理も死へ向かっているということなのである。

この随筆は第4回講談社エッセイ賞を受賞した。
そして文庫本の最後が豪勢である。うるさ型大作家4人が選評を書いているのだ。要約すると。

  井上ひさし・・・痛快な力技

  大岡信・・・・・真の畸人の証明書

  山口瞳・・・・・断然他を圧す

  丸谷才一・・・・閑雅な本

なお、丸谷才一の選評の最後の2行です。

  ここには遊ぶことの名人が一人ゐて、彼は不思議に高い境地に達してゐるため、こんなに閑雅な本ができたものらしい。
  いくら何でも
褒めすぎじゃないかと疑ふ者は、ただちに駈足で書店へゆけ。

丸谷才一には名著「食通知ったかぶり」があるが、嵐山光三郎は丸谷才一を超えたのかもしれない。

 

栗おこわは、ワタミ宅食さまの折り込みちらしから拝借しました。
ワタミは大分、盛っております。実態は猫飯ですがな。
 

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本当のじいさんになった

2016-10-11 | 林住期

普通、11時半に就寝し、朝は6~8時に起床する。
今朝は、まだ寝足りなかったけれど、7時10分に起床した。
高齢者の睡眠時間は日に6時間でいいらしいので、計算上の睡眠時間は充分にとれている。

朝食を済ませ、朝刊を読みブログを始めたら、10時半には頭がぼーっとしてきた。
目を開けていられない。すこし身体がふわふわする。

なにしろ夜間3~4回はお叱呼に起きなくてはならない。
しかもこの1カ月間右足が使えないので、布団から起き上がるのに10分から20分の暗黒舞踏を演じる。
結果、寝不足なのであろう。

で、ほんのちょっとの間のつもりで、長椅子で横になった。

しかし目が覚めたのは12時50分だ! 
30分くらいのつもりだったが、2時間あまりも寝入ってしまった。

30年前に勤めていた会社では会議中に、社長はよく舟を漕いでいた。
20年前に勤めた小さな会社では、会長は別室に布団を持ち込み、本格的に寝ていた。

いま、森生はあの頃の社長会長と同い年か少し年長か。
とうとう
本当のおじいさんになり、毎日、実に眠いのである。このまま永眠しても悪くはないな、と思うのである。

  

  突然ですが、下は朝日新聞に載っていた軽度認知障害チェックリストです。
  森生は「まぁいいか」と、長年の趣味と、今日の日付が当てはまる。
  更に、ブログに同じことばかりを書いている。

  軽度認知障害の可能性がある

  

  161011


憤慨と困惑

2016-10-10 | じゃじゃ馬馴らし

家計簿を記入していたら画面がいきなり、

  更新プログラムを構成しています。(以下略)

となり、パソコンが勝手に動き出した。  
そして「電源を切るな」とも指示しているので、なされるがまま。
大体、更新プログラム云々は、日本語でありながら日本語ではない。もっと分かり易い文章にせよ。

普段、この更新作業はパソコンを閉じる時に、5~6分で終わる。
だが今回は、操作中に勝手に割り込んできて、40分もかかった。

で、1%完了が100%になったので家計簿入力作業に戻ったら、閉じる時、新しいファイルを作らなければいけなかった。
そこはなんとか乗り切り、次に新しい記事を準備するため林住記を開いたら、や・や・や! あの憎きエッジである。
いままで使っていたインターネットエクスプローラ(以下IEとします)は、行方不明だ。

で、IEを探し始めたら、どうも最新版をインストロールしなければいけないらしい。
それではそうするにはどうするか。説明はゴマンとあるが、これがさっぱり分からないのだ。

MS社は営業政策上、使い難いエッジに顧客を誘導したいようだ。
しかしエッジにすると、林住記は全体に余白ばかり広くて、文字が小さくなってしまう。

お気に入りの呼び出しにはいちいち呼び出し操作が必要だし、とりあえずお気に入りバーに入れておくこともできない。
要するに、エッジは実に使いニクイのである。

このややこしい操作は、windows10に強制的に変更された時にも、やらされた記憶がある。
疲れた脳味噌を絞り、苦心惨憺して構築した使い易いインターネット環境を、またもやマイクロソフトに壊されたのである。

うーぬ、憎っくきマイクロソフトめが.....。
こういう手前勝手な会社は、さっさと消え失せろっ

       【追記】
   一昼夜考えて解決しました。その方法は、前回とは表記や方法が少し変更されておりますが、
     スタート釦・設定・システム・既定のアプリ・Webプラウザの順で左クリックし、最後にInternetExploreを選びました。

    161010


爪を切ったぞ

2016-10-07 | 林住期

両足の爪を切った。
9月2日に怪我をする前に切ってから、およそ1が月半振りだろうか。

何日も前から、どういう体勢で、どんな段取りで爪を切るかを考えていた。
普段は食卓に片足を乗せ、片足立ちで爪を切るが、右足を痛めているのでそうはできないのだ。

今日は低いソファに浅く腰かけ、床に新聞紙を敷き片足を乗せ、上半身を思いっきりかがめて爪を切った。
膨らんだ腹が邪魔をする。硬直した上半身を屈めるのは大変な作業で、汗をかいた。

痣が殆ど消えた右足の指は、ニッパーややすりが触れると、まだ何とも言えぬ嫌~な感じがする。
だが思い切って、ともかく爪を切り、やすりをかけた。

気分的に大分スッキリし、難事業を成し遂げた達成感があった。
同時に、怪我が治ったら、腹を凹ませ身体を柔らかくしなければならない。
そのためには普段から、汗をかかなくては。
とつくずく感じた。ふぅ。

161007


嘘で盛る癖

2016-10-06 | 先輩のお言葉

 

主婦であり、歌真似・顔真似芸人の清水ミチコさんは、タレントの域を超えた大した人物である。
先ずは、朝日の金曜夕刊に連載している「まあいいさ」から抜粋します。

 若い頃の日記をみつけ、読み返してショックを覚えた。そこかしこに嘘が点滅しているのだ。
 自分しか読まないものに書いた嘘。後になって自分がその嘘をバラす。意味のない自業自得。

 私は考えた。今まで本当のことや本音を書いたことがあるのか、と。
 恐いことに一度もないような気がする。理想の自分、こう思われたい自分を書き、話を盛り上げたがる。
 今ではそれが身についてしまい、原稿料をもらっている。

以下、長くなるし、文章を直に味わっていただきたいので、不鮮明ですが下の原文をお読みください。

  

ねっ。ドキンとくるでしょ?
じじぃは日記を書いたことがないので、すっかり当て嵌まることはないが、この林住記が日記と言えなくもない。
白状すると、嘘はあまり(あ・ま・りですよ)書いてはいないつもり(つ・も・りですよ)だけど、話を盛ってはいる。
でなけりゃ、あまりにも毎日が真っ平らで、誰も読んではくれないもんね。

そして、自分より偉い人、強い人、優れた人、名のある人をヒハンする記事は、ハッキリいって自分を棚に上げている。
だから林住記は、見知らぬ大勢の人には読んで頂きたいけど、友人知人親戚などには読んで欲しくない。

それにしても、ミチコさんの自他に対する観察眼は鋭い。
そして文章には可笑しみがある。

なお、ここにも書いてある「極力嘘なしブログ」はこちらからどうぞ

    http://4325.net/blog/index.html

じじぃは1日1回、みっちゃんのブログです。

 

 上の写真は清水ミチコさんによる顔真似で、画家・造形作家の草間弥生。
  下は同じくタレントの藤田ニコルです(藤田ニコルって誰だ?)

    いずれの写真もマガジンハウスさまの洒落たマガジン「GINZA」から拝借しました。
  二人の他に宮崎藍・ナオトインティラミ・羽田圭介が載っております。是非ご覧下さいね。

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晴れ間

2016-10-05 | 林住期

雲の間に、このひと月ず~と見なかった青空が見える。
道路が乾いているので、車を使い病院へ行き、整形外科の先生に診てもらった。これが5回目になる。

足の指の黒痣は殆ど消えた。踝周りの黒痣は完全に消えた。
だが白い左足に較べると、右足は土色をしており、甲の腫れはまだ退かない。
足裏の麻酔をかけられたような違和感も、まだある。
夜中、3~4回も、思庵に通うために、布団から立ち上がる時のアクロバットが、少し楽になった。
などと申告。

先生は足を一瞥。

  親指に皺が戻って来ましたね。我々(医者)は先ずここを確認します。
  徐々にですが、良い方に向かっています。

鎮痛剤・痺れ緩和剤が今日で切れるので追加をお願いした。

  鎮痛剤は胃を荒らすので、なるべく飲まないで下さい。
  痺れ薬はビタミンB12だから、そういう心配はありません。

ということで、夫々1週間分の処方箋を出してくれた。

帰宅してから、今頃になって脛の傷跡がしこりになってきた理由を尋ねなかったことを思い出した。
先生は誤診告訴を恐れているのか、尋ねたこと以外は教えてくれない。
森生は基本、誤診は運だと思っていて、非難するつもりはないのに。

しこりは、周りの腫れが退いたから眼立つようになったのだろう、といい方に解釋した。
怪我をしてから1か月が過ぎた。もうそろそろ良くなるはずだ。
そう信じたい。

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チョコレートのかほり

2016-10-04 | あらら!

糞尿を回収するバキュームカーから漂う不快な臭いを、チョコレートのような甘い香りに変える技術が開発された。
無臭化するならいいが、余計なお節介ですな。チョコレート業界は抗議をすべきでありましょう。

以前、数多い厠の消臭剤に、金木犀の香りがあることに対して、異論を書いた記憶がある。
糞尿の臭いをチョコレートの香りにすることだって、じじぃは反対します。
カレーライスやスパゲティ・ナポリタンでも、です。

臭いものに蓋をするなら、こういう誤魔化し技術ではなく、下水道を促進せよ。

   

昔、偉い坊さんが言ったそうだ。人間ノカラダハ糞袋デアル、と。
臭いものは臭い。それでいいじゃないか。
と嗅覚を失くしたじじぃは思う。

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豊洲記念日

2016-10-03 | 床屋放談

豊洲盛り土偽装事件は、案の定、迷宮入りになりそうだ。
小池百合子都知事は「責任者を特定するのは難しい」と言っているが、責任者は明白だ。
当時の市場長(複数)と都知事だった石原慎太郎である。

ガバナンス(内部統制)の欠如、縦割り組織の弊害、無責任体質等を小池知事は批判している。
それらの原因は要するに、週2日しか都庁せず、威張りくさっていた石原慎太郎の執務姿勢にあったのだ。
森生は、会社にあまり出てこない強烈なワンマンの会社にいたので、それがよく分かる。
未だに出しゃばる石原慎太郎は、政治的に抹殺すべきだ。

小池都知事が、犯人探しを内部に委ねたのは不適切だった。
腐り切った都庁の役人が、犯人を割り出せるはずがない。どうせ庇いあうか手加減するかだろう。
それは「社長と財務担当がいない組織」と断定したにオリンピック調査チームの報告と較べれば明らかである。
調査チームは、外部の人間が、経営的手法で問題点を分析し、改善策を提案した。

この事件は都民に対する背任罪・横領罪・詐欺罪に相当し、贈収賄罪も絡むかもしれない。
誰か刑事告訴をする人が現れないだろうか。

    

施設下の溜まり水からベンゼンとヒ素が検出された。
いずれも環境基準以下とされるが、今後、更に濃いものがしみ出してくる恐れがあるし、他の有害物質もありうる。

豊洲ブランドは著しく棄損された。豊洲への移転は取止めにしよう。

既に投下した税金は、都庁職員全員と、都会議員全員が減給を以て、返済しなくてはならない。
部長職以上と都議会議員は給与・報酬を半額に、その他職員は数割引きにしよう。真面目な人もいるという言い訳は無視すること。
石原ほか猪瀬・舛添と都議を選んだ都民にも責任がある。行政サービス費の大幅削減も止むを得まい。

結果的に不良品を売りつけた東京ガスに、用地を買い戻させるのも手である。

都有地のままなら、豊洲は立入禁止の原生林にしよう。
使わなくなった施設は、原爆ドームのように朽ちさせ、都庁職員・議員・都民の反省材料にしよう。
豊洲に移転することを都議会が採決した日を、豊洲記念日にするのもいい。



オリンピック道路の開通は不必要だ。
選手には遠回りさせるか、走らせろ。

森喜郎を早いうちにクビにしないと、大変な不都合を招くだろう。
民放のキャスターが「優秀な政治家だけれども・・・」と言ってたが、何が優秀なものか。
総理時代には失敗続きだったのである。

161003