
朝日新聞の「悩みのるつぼ」に40代の男性の相談が載っていた。
ある有力政治家に生理的拒否反応があり、彼がTVに写ると瞬時にTVを消し、新聞も読まない。
問題は、こういう態度のため世間の情報に疎くなり、家族に呆れられている。
これではいけないという自分もいて、悩んでいます。
回答者はあの奇抜な姿の美輪明宏氏▲
そういう感情を持つのはあなただけではありません。でもあなたが嫌う政治家には、支持者がいるのも事実です。
政治や社会、国際問題について「取るに足らない毒人間」のために、知識を深めるのを邪魔されるのは勿体ない。
自然界は毒だらけ。人間も同じで、毒人間が支持され権力を持つことは歴史上珍しくはありません。
でも自分の国に影響を与える人のことは直視するべきです。
報道をしっかり見聞きし分析をすれば「哀れな人」とさえ思えることもあるでしょう。
あの政治家がまともで、ある程度の品位を持つている、という前提で考えるから腹が立つ。
しかし報道をしっかり追えば、彼を突き放して見られるます。
どんな政治家であれ、支持している国民に責任があることを忘れてはなりません。
嘘やパフォーマンスを見逃さず、覚えておくためにも、冷静な視線で「毒人間」の生態を観察すべきでしょう。
うーむ、参ったね。これは大大大正論だと思う。
そこで森生もTVを直視した。
私邸から二日ぶりに官邸に出勤し、豪雨災害について、ぺらぺらとしゃべる彼の顏はむくんでいた。
大規模災害をもたらした豪雨の当日夜、彼は取り巻きの議員たちと飲み会を開いていた。
新聞TVに溢れる、見たくも聞きたくもない批判に接する時間が、彼には必要だ。
森生はツイッターもファイスブックも使っておりません。
しかし注目している鋭いブログがあります。「遊びをせんとや生まれけむ」です。
【付け足し】
飲み会に参加した見たくない面々の写真です▼
コメントが沢山ありますのでこちらをご覧ください。
180711