林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

権力闘争

2018-09-12 | 床屋放談

塚原光男・千恵子夫妻が、日本体操協会から職務一時停止処分にされた。まぁ当然のこと。
処分される前に、夫妻から職務一時自粛を申し出るか、以前ちらつかせた録音テープを公開すればよかった。

夫妻はこの騒動を「権力闘争」と言う。森生もそのとおりだと思う。
スポーツマンは上昇志向、権力欲、支配欲、執着心などが異常に強いようだから。

具志堅副会長の「18歳の少女が嘘をつくはずがない」と。これ、カマトト発言ですな。
未成年でも、おじおばに負けずに嘘をつく。誰にだって覚えはあるでしょ?

パワハラ告発の連鎖は、具志堅副会長のお膝元、日体大陸上部に波及する模様だ。
果たして日本体操協会会長の椅子が廻って来るか。

  塚原・具志堅ともお爺さんだ。これからは、暇を愉しむほうがいいと思う。

  180912


同じアロハシャツ

2018-09-11 | 林住期

所沢で友だちに会うことになった。
所沢は一応都会なので、野良着やパジャマでは街を歩けない。

新しいアロハシャツを下ろし、勝負シャツにするつもりだった。
おじぃさんに会うのに、勝負もないもんだが。

改札口に、森生に似たおじぃさんがいた。少しかっこいい。
近付けば、友だちだった。

だが、友だちおじぃさんは、ななななんと、森生と全く同じアロハシャツを着ている。柄も色もサイズもです。
百年近く生きていて、こんな奇跡的なこと初めてだ。

森生は姉から貰い、友だちは息子さんからプレゼントされたそうだ。
二人とも横浜に住んでいるので、同じ店で買ったのだろうな、ということになった。
ヨコハマで生まれたアロハシャツ兄弟は、遥かサイタマで再会したのである。

食事をし、長~いお茶をした。

まだ日射しが厳しかった。

新しい駅ビルに入り、店を冷やかし歩いたが.......。

すれ違う人々や店員の視線が、どうも気になる。

  !?!?!?

  仲良し爺さん兄弟?

  ハワイアンバンドの流れ?

  ホモだち?

  悪趣味!

と目が言っている、ような気がする自意識過剰。
だんだん居心地が悪くなり、アロハして、別々に行動することにした。

  

  なお、ボトムは七分丈のカーゴパンツでした▲
  すててこに見えなくもないね

  180911


ひこばえ

2018-09-10 | 拍手

 

朝日新聞朝刊の連載小説「ひこばえ」がおもしろく、ためになる。

主人公は介護付有料老人ホームの施設長・洋一郎である。幼時、実
父は母と姉と洋一郎を捨てた。
母は二人の男の子を連れた男と再婚し、現在は生さぬ仲の兄と同居している。

実父は古いアパートで孤独死。遺骨処理問題に直面し、困惑している。
洋一郎は、全く記憶に無い実父が過ごしたアパートを、大家である老婦人の案内で訪れた。

介護付有料老人ホーム、親の弔い方や墓、終の棲家、生き方など、今日的な難題が続く。
似たような報道は多いけれど、小説のほうがずっと現実的である。
毎朝、朝刊は連載小説から読み始めるほどだ。

そして、これがもし自分だったら......、と考える。

  

月金間短期連載聞き語り「人生の贈りもの・谷川俊太郎」も凄い内容だ。
生い立ち、両親の諍い、離婚した元妻たちのことを、過去の詩作活動に絡め、赤裸々に語っている。
妻だった人は佐野洋子だけでなく、なんと合計3人だった。

国民的詩人による、成長・葛藤・反省の弁は、どこか常識外れで、ほのぼの。
ただ、この詩人と一緒に生活するのは大変なことだろうな、と思う。

初回分から切り抜いておけば良かった。

  

  9月9日付朝刊の文化・文芸欄は大当たりだった。
  エンタメ地図おすすめの6冊、酒井順子「婦人公論・・・・」澤見彰「白き糸の道」にあと5冊。全部読みたくなった。

  挿絵は「ひこばえ」から。これがまた、いい。

  180910


空は秋

2018-09-09 | 高麗便り

空には秋がきた。日射しは室内に差しこみ、虫が歌っている。
初秋の空を撮りたくて、近所をぶらぶらり。



ところが、湿った南風はじっとりと肌にまとわりつく。
地上は真夏。日射しは容赦なく薄い脳天を刺し、少し歩いただけでぐったり。地上はまだ真夏だ。

旧SCに開店した、小さな喫茶店に倒れ込み、かき氷で生き返った。
かき氷には自家農園のブルーベリーがたっぷり。

高麗の農家の新栗が出回り始めた。手間暇がかかるけど、渋皮煮を作ってみようか。
この夏の酷暑は相当堪えた。この秋が、喰い納めになるかもしれないから。

 

180909


電源喪失

2018-09-07 | 床屋放談

平成30年北海道胆振東部地震。
土砂崩れで9人死亡、31人安否不明、には胸が痛む。
空撮で見えてきた大規模な山崩れには唖然茫然。これでは手が付けられない。

北海道全域停電にも魂消た。
原因の説明がいろいろされているが、泊原子力発電所の全電源喪失にはゾッとさせられた。
東電福島原発事故の再来があり得たのである。

大災害の後、報道がどうしても情緒的になるのはやむを得まい。
だが、発電所の配置や原発の存続について、全国的に徹底的な検証が必要だ。

全ての火力発電所や原発が活断層上にあると見做すべきで、津波の危険がある海べりにある。

明日は何が起きるか分からない。
脆いのは日本列島だけでなく、インフラも脆弱なのである。

180907


災害列島

2018-09-06 | 床屋放談

近畿地方に甚大な暴風高潮被害が出た直後、今度は北海道に大地震だ。
次はどこかの火山の大噴火か。

日本列島はどうなってるんだろうか。

きのう今日の茹だるような蒸し暑さぐらい我慢我慢。
あれこれ御託を並べている場合ではない。

180906


台風のあと

2018-09-05 | 遠い雲

台風21号は近畿地方に大きな被害をもたらした。暴風の力は凄まじかった。

一方、わが高麗の里は無事だった。
雨は朝まとまって降っただけ。風は夕方吹き荒れただけ。夜はこおろぎの大合唱が。
簾を外し鉢を移動するおまじないが効を奏したわけで、有難いことである。

それにしても、日本人は大変な列島に住んでいる。

大昔。
台風が近づくと、谷あいの町にも海鳴りが聞こえた。
遠い海鳴りに誘われ、七里ガ浜の岸壁へ、打ち寄せる大波を見物に行ったものだ。
高校から帰る時、遠回り回りして江ノ電から、荒れた海に浮かぶ江の島に見入ったものである。

その10年後。七里が浜ホテルで仕事を終え、実家に帰る時。
由比ヶ浜海岸に押し寄せる、月光に輝く黒い大波を、今でも覚えている。

今度の21号では、江の島でも大分被害があったようだ。
そういう辛い風景は敢えて見ず、台風一過の江の島の夕景です▲

  写真は「湘南・鎌倉ぶらぶらネット」さまからお借りしました。
  いいなぁ、湘南は。

  180905


台風の前

2018-09-04 | 高麗便り

  

  台風21号が接近している。近年に無い危険な台風だそうだ。

  台風対策はきのう済ませた。
  進路予測図が当たれば、今度も空振りだろう。

  対策は良く効くお呪いのようなものだ。

  お昼過ぎから雨が降り始め、夕方から暴風雨の可能性、という予報である。
  予報士クンたちは、盛り上がっているようだ。

  大事の前の細かいことだが「可能性」はヘンだと思う。「恐れ」が適切ではないか。  

朝から雨が降っている。時々、雨樋から溢れた雨水がエアコンの室外機を叩き、喧しい。
予報は外れかな? とすると........。

心臓血圧鼻炎便秘等々常備薬が明日で無くなる。
薬を出してもらうために、雨の中を医院へ行った。
狙いは的中。待たずに先生に会えた。

四国と紀伊半島が暴風雨域に入ったそうだ。
西日本豪雨の罹災者は、気が気ではないだろう。
この台風が「平成最後の台風」であってほしい。

180904


妄想する楽しみ

2018-09-03 | 床屋放談

最新のTV情報では、全面反撃の塚原光男・千恵子夫妻が全面降伏である。
だが森生には何が何だかよく分からない。

雨が降ったり止んだりしていた。
そこでヒマ潰しのために、いま話題の体操村パワハラ騒動について、いろいろ調べてみた。
調査対象にした人物と組織は以下のとおりです。

  日本体操協会会長・二木永徳(82歳)
  同副会長・塚原光男(70歳)日本体育大卒・朝日生命体操クラブ 妻・千恵子(71歳)
  同副会長・具志堅幸司(61歳)日本体育大卒・現学長

  速水祐斗コーチ(35歳)日本体育大学卒
  宮川紗江選手(18歳)

  日本体育大学
  朝日生命体操クラブ
  日本体操協会

  パワハラ・セクハラ・・・サド・マゾ

  日本オリンピックパラリンピック協会会長・竹田恒和
  東京オリンピックパラリンピック競技大会会長・森喜朗
  東京都知事・小池百合子
  スポーツ庁長官・鈴木大地
  オリンピックパラリンピック担当大臣・鈴木俊一

いやぁ、タイヘンだったけど面白かった。これだけ揃えるといろんなことが見えてくる。

先輩と後輩、18歳少女のウソ。
会長の跡目争い、日体大と朝日生命の勢力争い、コーチと選手の只ならぬ関係、嫉妬・反目・告げ口・上昇志向。
弁護士稼業、乱立する第三者委員会。等々想像いや妄想かな、は膨らむばかりだ。
この騒動は、単なる暴力やパワハラ騒動ではありませんな。

  

  本当は自民党総裁選について考えた方が、大切だけれど........。
  いやぁ、面白い。

  180903


簡単ダイエット?

2018-09-02 | 林住期

国営TVの「試してガッテン」は不安を煽り、直ぐ効くサプリメントの広告みたいなので、見ないことにしている。
けれども、この前の「簡単ダイエット」はつい見てしまった。森生はメタボで、簡単ダイエットをしたいからね。

ところが、だ。

  

  腹ポッコリ(男85cm・女90cm以上)は必ずしもメタボではない。

  メタボは、高血圧・高血糖・血中脂質異常(コレステロール・中性脂肪)が一つ以上該当する場合である。

  メタボを解消するには内臓脂肪(志の輔師匠の前のメロンパン状のもの▲)を減らせばいい。

  それには現在の体重を2カ月で97%に減らすことだ。どうです、簡単でしょ?

とかなんとかいう内容だった。
番組ディレクター氏ほか、取材対象者全員が簡単にメタボ状態を解消したのだった。

すると出演者のメタボおじさんが、

  なぁんだ簡単じゃん、自分だって汗をかけば2kgは軽~く減らせるもん。

と発言。特別出演の先生は、

  それは違います、汗で水分が減っただけです。

と一蹴した。これ、ヘンですね。
森生だって大汗をかけば2kgくらいは簡単に減る。だけど直ぐ元に戻るので、おじさんに共感した。

だけどそれが違うなら、一体全体、正しい体重はどういう方法で計測すればいいのだろうか?
そこんところがアイマイで、じじぃはガッテンできなかった。

志の輔師匠が勧める、食事カードや運動カードを選び、体重の推移を記録するなんて、タイヘンなことだ。
ちっとも「簡単ダイエット」じゃない。

  

  そもそも人はいずれ死ぬ。
  メタボだって、近頃持て囃されるLGBTと同様に、個性である。
  個性は地球より重いのである、ということにもなっている。

  ここまで来たら、メタボをあんまり気にするこたぁねぇや、と考えた。

  それでもメタボやダイエットが気になる人は、こちらをご覧下さいね。

  180902


昼めし探し

2018-09-01 | 林住期

  

  しばらくぶりに、昼飯はブック・カフェ「TREE」で、という気になった。
  店は西武団地にあり、徒歩40分ほど。

  この店は営業日が少ないので、店ブログを確認。
  あれま!まだ夏休み中だ。いまママは、汗だくで粘土細工を製作中のようだ。

仕方なく、昼食はわが買物難民団地のたそがれスーパーで。
ほかは遠いし、ここは味噌汁付きに気付いたのでね。



弁当は「海苔弁」にした。

税込み279円の海苔弁は、つくね団子のようなもの3個に、塩鮭の切れっ端。
肝心の海苔はサロンパスサイズが1枚しか。
でも、この値段は有難い。

  味噌汁は、寸胴鍋の底に達する渇水状態。
  お椀1杯分を掬うのに苦労した、
みじめな昼飯難民。

  

  海苔弁はGINZA SIXお勧め弁当9選から。
  
たまには、このくらい豪華な海苔弁を食したいね。

  180901