林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

散々な日々

2019-04-08 | 病院巡り

団地の桜もようやく満開になった。野山は春爛漫である。
だが先月の26日以降、世間はお花見で浮かれているのに、森生には散々な日々だった。

今年になってから歯茎の状態が悪く、抜歯・ブリッジ・入歯の新調と続けてきたが、歯茎の状態は改善しない。
折角作った入歯は、歯茎が腫れているので殆ど使えない。

そこで26日、予約外で歯科医院へ。
若先生の提案を受け入れ、レーザー手術を敢行した。

歯槽膿漏菌が常在する歯周ポケットを無くすために、歯茎を引き下げる、という荒療治である。
出血はあまりなく、痛みは少ない、という事前説明だった。
なお、健康保険外の医療なので5000円を支払った。

ところが実際、口腔内工事が始まると、麻酔をしていてもかなり痛かった。

手術中の痛みはガマンするが、その後が悪かった。
出血が3日目に一旦止まったが4日目に再出血。1週間過ぎても止まらない。

また、酷い痛みが続いた。これまで、いろいろな治療を受けてきたが、こんなことは初めてである。

26日施術・27日経過診察・4月10日治療終了という予定だったが、ガマンできず、4月2・3日と予約外診察。
その都度、先生は患部に水を噴射、血糊を除き、消毒し、

  はい、経過は順調です。出血は心臓の薬のせいです。

その後、痛みに耐えかね、毎日頭を抱えていた。
心臓と血圧の薬は3日間、自己判断で服用を中止。出血はようやく止まった。

しかし姉の葬儀は、不本意ながら欠席。
栄養豊富な柔らか食品の買い出し帰りに、歩道の縁石に躓き激しく転倒。頬骨ほかを擦りむき、眼鏡を壊してしまった。

林住記の更新どころではない最悪の日々だった。

こういう状態では、物事全て悲観的になるのは止むをえない。

  これはひょっとすると、堀ちえみ氏と同じ口腔癌かも。普通、歯医者は気付かないそうだ。
  大学病院の口腔外科を受診しよう。最近は癌にかかる割合は二人に一人と聞くし。
  そういえば、あっちこっちに軋みが深刻だ。これはいよいよかも..........。

6日、激しい痛みは薄れたが疼痛がある。入歯はやはり使えない。
診察と消毒の後、紹介状をお願いしたら、


  経過は良好です。痛みはあと1ケ月はあるかもしれません。
  粘膜に異常がないのに、紹介状を書くわけにはゆきません。口腔外科の受診はどうぞご自由に。
  今回のレーザー治療はこれで終了です。何かあったら何時でもまた来て下さいね。

      はいっ、次の患者さん、お待たせしました。

  おいおい、さっきから泣き言を並べてるとおり、経過はちっとも良好じゃないんだけどね。
  手術は成功、患者は死亡かよ。

  

  数年前に通っていた大学病院の口腔外科は、高額な初診料を払ってでも受診するつもりだ。
  冷静に考えれば、人間ドックが先かもしれないが、乗りかけた舟だ。

  その前に、眼鏡を新しく作らなくては。

  190408


訃報

2019-04-03 | 林住期

昨夜遅く、姉が亡くなった。

知らせは今朝7時。同居する姪からだった。
昨日、姪から明日入院するという電話があった翌朝のことだが驚きはない。
とうとう、という感慨はあるが特段の悲しみもない。

自分は不人情なのか。

昨年の夏の始め、しゃもじぃが急に亡くなった時は、驚いたが悲しみは感じなかった。
姉もしゃもじぃも、末期癌だったことを知らされていたからかもしれない。

姪によると、姉は再々入院を拒否。急激に弱り、苦しまずに逝ったそうだ。
何事にも思い切りがいい姉らしく、結構なことではないか。

   

葬儀は姪と甥による家族葬になるだろう。

姉の夫が癌を患っている最中、姉は夫の故郷千葉県の在所で、墓終いをした。
同時に横浜市関内にある葬儀ビル内の回転駐車場式墓を購入。夫が亡くなるとそこで家族葬をした。
姉から来なくていいと言われたが、森生は墓と家族葬に関心があり参加した。いい葬式だった。

今度はどうしようか。

この1週間、治療中の歯茎の状態が極めて悪く、以前から癌かもと思っている。
歯科医は大丈夫と言うが、口腔外科の受診をするつもりになったところへの姉の訃報である。

いずれ自分も死ぬ。80代に足を踏み入れたので、お別れは近いかもしれない。
人はどうあがいてもいずれ死ぬ。騒ぐことはない。悲しむこともない。
痛まず苦しまずに死ねたら、むしろありがたい。

終活を急がなければ、と思う。  

  満開の枝垂桜は近所で一昨日撮ったのものです。
  美人で行動的で、華やかなものと買物が大好きだった姉に見せてやりたかった。

  190403


令和元年

2019-04-02 | 床屋放談

  

  来月から令和元年だと。
  ヘンな響き。落選候補・万和(まんな・ばんな)の方が好きだけど安久や安晋でなくて良かった。

命令・令状・厳戒令・指令・県令・そして令嬢・・
いま、令で思い浮かぶのはこのくらい。令嬢以外はあまりいい感じではない。

出典は万葉集とか。中国の軛をようやく脱した。褒めてあげる。
但し万葉集には中華帝国の影響がありありだそうなので、国風文化が発展した平安以降の古典を使ったら.....だらけてしまうかな?

名前を隠さなければいけない学者たちが案を出し、有識者があれこれ言うとか、言わないとか全て秘密。

有識者・宮崎緑先生。
ふ~ん有識者ね。いっとき大評判だったが、阪神大震災と離婚談話で非常識とされ、マスコミから干されていた。
その後、学識を積み官邸御用達として復活。これみよがしのごてごて衣装。変わってないなぁ。
(この人、森生が出た高校の後輩だったので気になっていた)

安晋総理の談話。
こういう話題にそぐわず、これまた嘘っぽい

後日、閣議の模様を桜田大臣に尋ねたら、きっと面白い回答があるはずだ。期待したい。

  

生前譲位による改元なので、巷では異常に盛り上がっているようだ。
令和饅頭・令和シャツ・令和コーラほか改元詐欺など、あやかりキワモノビジネスが続々発生しているらしい。

改元がそんなにめでたく、ビジネスチャンスになるなら、西暦1920年を機に10年毎に改元しようよ。
そして次からは極秘極秘は止めにして、ばらけないように、基になる原典を指定した上で、公募がいいね。

今朝の羽鳥慎一モーニングショーは面白かった。
ベンキョウしたいので再放送して下さいね。

  
  令和と揮毫したヒトより、アシカちゃんの揮毫の方が風格がありますな。

  森生は昭和12年8月生まれ。
  昭和12年は西暦1937年だったから、年齢は2018年16月1937年8月81歳8カ月だった。
  昨日まで82歳のつもりでおりました。次の改元までまだまだ頑張らなくっちゃ。


   写真の出典を明記するつもりでしたが、GOOブログの調子が悪くてできません。
   恐縮ですが、グーグル画像検索で、探してくださいませ。

  190402


雨上がりの朝

2019-04-01 | 高麗便り

夜中に待望の雨が降り、尖っていた空気が湿っている。
まだ地面が濡れているので、このところ毎日続けてた野外作業は中止し、団地周辺を徘徊。

春は到着したばかりだった。
それでも山並みは、薄化粧で 「さぁ、いらっしゃい」。





  桜は早いところで、この程度。
  だけど雑踏する上野公園や目黒川には、行く気になれない。

  

                 写真は昨日の昼前に撮りました。

                 190401