菅首相が日本学術会議の人事に介入した。
会議が推薦した105人中6人を任命しなかった。
理由を明らかにせず「総合的・俯瞰的判断」などと誤魔化している。
本当は、6人が安倍政権の方針に反対したことがあったのだ。
自助・共助・公助・そして排除
というわけ。(朝日・かたえくぼから)
安倍路線を継承した菅首相が、陰険な本性を露わにした、のだ。
安倍は菅と共謀。日銀、NHK、内閣法制局などを支配し東京高検は失敗した。
次は会計検査院、公文書館、宮内庁を狙うだろう。
恐ろしいことが始まりそうです。
日本学術会議というものが、どういうものかを知らなかった。
教育学・佐藤学氏談 日本学術会議 どんな存在か を読んだ。
(朝日新聞10月6日朝刊文化文芸頁)
その他、あちこち見て、少し分かったつもりです。
年間10億円余りの税金が投入されている。
会員は非常勤の国家公務員待遇で、年間20万円を支給されている。
学者の国会とも言われるが、国会同様に既得権の塊にも見える。
国家公務員なら、時の首相の品格次第で、人事介入は避けられまい。
いっそのこと抗議の解散をし、会費・寄付金による自主独立の会議にすべし。
欧米諸国のアカデミーはそういう組織のようです。
因みに 寂聴 残された日々 無我夢中の九十八年 です。
(朝日1新聞0月8日朝刊文化文芸頁)
安倍・菅首相を辛辣に、暖かく観察。
ご自身の果敢な自助人生を回顧しています。
可笑しくも、しみじみとさせられました。
201009