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おかげさまで25年を迎えることができました(7.31)
感謝
記念に高級料理を体験してきました
題して『食のエンターテインメント』
人生2度目の経験
とある松戸の
京料理を軸にした創作系のお店
一皿づつ出てくるスタイルです
内暖簾をくぐり
カウンターへ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/96/f07ac544511cef96378900b0541301ea.jpg)
『瓜とズッキーニのカニあんかけ』
肝心の一皿目(一枚目)を撮るのを忘れる
(ニシンとナスのなんとか
鰊と茄子は秋の出会いもん)
緊張気味だったのか無心経に食べてしまった
最初と〆は大事なのに
ズッキーニはもはや和食でも普通に使われる食材とのこと
本物のカニは本物
TVなんかではカニカマと区別できない人がいるが
日本のカニカマ加工技術はあなどれないとのこと
参ノ皿
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/4f/e7f49e25352bf8515956b51213fea146.jpg)
『サクラマスの低温調理』
黒酢とモロヘイヤソース
緑と赤のコンストラスト
濃い緑の色合いはモロヘイヤならではのこと
低温調理法は最近聞いたトレンドな調理法
焼・蒸・炒・揚・茹・煮・和以外の技法
生とも焼きとも違うような新感覚
初体験
肆ノ皿
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/ff/cbca89da630360f16b24087e21f1a51e.jpg)
『カニ』
カニのジュレ?
食べ方が分からず訊くと
『しゃぶる』とのこと
甲羅の隙間から旨味エキスが出てくる
もちろん甲羅は食べれません
伍ノ皿
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/93/c953dc3114667217fc332165163935d5.jpg)
『鯛と貝と本わさび』
わさびはちょうど県民ショーでもやっていたネタ
伊豆と富士山が二大産地
それをサメの肌でおろす
静岡県民が言うには辛みの中に絶妙な味わいがあるという
貝の名前は忘れたけどかなりレアな品
そもそも魚も貝も元の形を実はよく知らないでいる
鮨を食べる時は身しか出てこないので本体を知らないまま
貝殻と一緒に出てくる意味がやっと分かった
「こういう形をしているんだ」という感心が大切
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/2e/73ef01ea2ea970ce1361ad52cdcac66f.jpg)
『土瓶蒸し』とすだち
漫画で見たやつ初体験
土瓶蒸しといったら『松茸と鱧』が定番とのこと
(出合いもの)
漫画ではこの組み合わせを超えるモノは無いと言っていたが
みごとに他の白身魚で成立
守破離
まずは出汁の味を楽しむ
そこから松茸と白身と銀杏を楽しむ
すだちの柑橘系で味変
秋の走り♪
海の幸と山の幸のコラボレーション!
漆ノ皿
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/fe/62cbde3bd5e1a6bd69ff79634bcecdcf.jpg)
『鯛の兜焼き』
魚の頭の料理を見るたびに思い出すのが子供の頃
ブリの頭しか入っていない鍋がショックだった
魚の身じゃなく頭の方を食べるなんて、なんてうちはビンボーなんだと思った
眼玉まで入ってグロテックス、骨は邪魔だしありえなかった思い出がある
大人になって分かるのが魚でしょうか
頭はどこまで食べていいのかが分からなかった
この後、残った骨に出汁をかけて飲むのであった
骨からまた出汁がとれるなんて
新しい発見、体験
捌ノ皿
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/b6/c3642f48b5d29613fad6f36314e2e095.jpg)
『そうめん』
トマトとオクラのすりつぶしかけ
自分でもネギを細かく切ったことがあるので大変さが分かる
コツを聞いたら切れる包丁と細いネギとのこと
当たり前だけど、いつも苦労して切っていたのはこれより太いから切りずらかった
そもそも薬味に使っていたのが万王ネギや小葱で種類が違ってたのかも
編集していて気が付いたのが
器の色と形の組み合わせ
和食は洋食に比べ地味といわれるけどそんなことはない
白い皿よりも食材が引き立っていると思う
料理と器を楽しめるのが日本料理のいいところ
和食は世界遺産です
玖ノ皿
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/4f/b5a382f4dad56947d5d23db1a2b9e69c.jpg)
『キスとアワビの天ぷら』
キスの上に乗っているのはカラスミ
カラスミの塩っけと白身のたんぱくのハーモニー
さっきの松茸の写真は撮れなかったけど
手前のアワビと同じくらい肉厚でした
アワビも松茸も薄っぺらいのしか食べたことがないのでゴージャス気分
こういう所でしか体験できないかも
拾ノ皿
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/c9/e5a47f9f3049372c1ab5c33995164430.jpg)
『ハタの煮つけ』
これも漫画で知っていた九州の『クエ』
『アラ』とも呼ばれ勘違いされやすい魚
ハタハタなんかとも間違えやすい名前だけど高級魚
白いご飯が欲しくなる~~
ちゃんと白米をいただきました
うちの母親はこの煮汁をご飯にかけて食べるのが好きです
白いご飯に関しては人それぞれ論がありまが
食べ物で誰かを思い出すのも食ならではなのかもですね
(この日は店主の父親の11回忌でありこの煮魚が大好物だったとのこと)
食後のデザート
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/6b/6aeec6bae955f638b0ec1b08d3eb67fc.jpg)
『マンゴーと桃のスウィーツ』
果物×果物
桃をすりつぶすなんて
まさに常識とは思考停止であり、発想とは既存の素材と素材の化合物
やりすぎ都市伝説でのアップルマンゴーのエピソードを思い出す
「僕のビジネスのルーツはアップルマンゴーなんですよ!北国のりんごと南国のマンゴーという対極にあるものをかけ合わせて、新しい物を作るこれがビジネスだよ!」
これに感銘を受けたのがSジョブスでのちにIPadを作ったとのこと
凄かった、これぞ創作系の真骨頂
なんだかんだ二時間くらい
コンサートや映画を鑑賞し終わったかのような時間を過ごした
カウンターでの食事はLIVEでの超特等席
仕入れから仕込み調理配膳まで店主が一人で仕事し接客までしてくれる
これぞ食のエンターテインメント!
ごちそうさまでした♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/20/6cafd0de52f3eb0a78dccb7e96cd91dc.jpg)
ちょうど店を出た時には雨が止む
さっきまでいた松戸方面だけは晴れているが東京方面には稲光が見えた
天にも祝福された気分
なんかついていたな~と思うだけでもいい25周年記念日でした
次の30周年目指してGO!
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