前回、TAXMANでしたので、関連してジョージのアルバムについて書きます。
それまで書き溜められていた曲を一斉放出!
ゴスペル調のポップソングMY SWEET LOAD、ビートルズぽい長尺7分の 感動的なバラッドISN’T A PITY、カントリーのBEHIND THAT LOCKED DOOR、ホーンのバック・アップで力強く歌われるWHAT IS LIFE、 コマーシャルなタッチのAWAITING ON YOU ALL、ユダヤ系メロディ?のART OF DYING、ジョージ流ディランのカバーIF NOT FOR YOUなどなど、このアルバムを聞くと誰しもジョージ・ハリスンの曲作りの多様性に驚くことでしょう。
私も何度もこのレコードを聴いてきたことで、レコードが擦り切れるようなことはありませんでしたが、ボックス・アルバムの背表紙に印刷してあった金文字のタイトルはとうの昔に消えてしまっています。
個々の曲に関する詳しい解説や感想は、すでに多くの方がネットにすばらしいレビューを掲載されていて、文才のない者があえてそれらをなぞってもあまり意味のないことなので割愛。
ところで、このアルバムにGEORGE O’HARA-SMITH SINGERSという名前が記載されているのですが、これはジョージの変名であり、MY SWEET LOADのバックコーラスは、マルチ・トラックにより録音された自身の声を重ね合わせて作成されているとWIKIに記載されています。一人で歌っていたんですかね?
変名といえば、これ以外にジョージは結構使っているようで、JAI RAJ HORISEIN(ダークホース・レーベルのスプリンターのアルバム)、 HARI GEORGESON(スプリンターやシャンカール・ファミリー・アンド・フレンズのアルバム)、NELSON WILBURYS (トラベリング・ウイルベリーズVOL.1)、 SPIKE WILBURY(トラベリング・ウイルベリーズVOL.3) L'ANGELO MISTERIOSO(クリームのバッジのリズムギター担当)など。
レコード会社の契約の関係やジョークで使った変名など、ジョージのユーモアのセンスが見受けられます。
ユーモアとウィットに富み、謙虚で穏やかな性格が多くの人に愛された理由ではないかと思います。それはこのアルバム制作に、お金を積まれただけでは来てくれないような一流ミュージシャン達が数多く参加していることからも一目瞭然です。
一度聴いてみてください、ツボにはまればヘビロテ間違いなしです。
写真は、1971年発売の東芝音工黒盤(AP-9016C)。ビートルズ関連では、このアルバムがホワイト・アルバムを凌ぐ最難関のものでした。何しろ、当時の価格で3枚組5000円と、正月でもこない限り購入不可能な価格設定でした。
変名の記載の写真は下記通りです。

GEORGE HARRISON, ALL THINGS MUST PASS - GEORGE O’HARA-SMITH SINGERS

CREAM, GOODBYE, BADGE - L’ANGELO MISTERIOSO

SPLINTER, THE PLACE I LOVE, DRINK ALL DAY - HARI GEORGESON AND JAI RAJ HARISEIN
それまで書き溜められていた曲を一斉放出!
ゴスペル調のポップソングMY SWEET LOAD、ビートルズぽい長尺7分の 感動的なバラッドISN’T A PITY、カントリーのBEHIND THAT LOCKED DOOR、ホーンのバック・アップで力強く歌われるWHAT IS LIFE、 コマーシャルなタッチのAWAITING ON YOU ALL、ユダヤ系メロディ?のART OF DYING、ジョージ流ディランのカバーIF NOT FOR YOUなどなど、このアルバムを聞くと誰しもジョージ・ハリスンの曲作りの多様性に驚くことでしょう。
私も何度もこのレコードを聴いてきたことで、レコードが擦り切れるようなことはありませんでしたが、ボックス・アルバムの背表紙に印刷してあった金文字のタイトルはとうの昔に消えてしまっています。
個々の曲に関する詳しい解説や感想は、すでに多くの方がネットにすばらしいレビューを掲載されていて、文才のない者があえてそれらをなぞってもあまり意味のないことなので割愛。
ところで、このアルバムにGEORGE O’HARA-SMITH SINGERSという名前が記載されているのですが、これはジョージの変名であり、MY SWEET LOADのバックコーラスは、マルチ・トラックにより録音された自身の声を重ね合わせて作成されているとWIKIに記載されています。一人で歌っていたんですかね?
変名といえば、これ以外にジョージは結構使っているようで、JAI RAJ HORISEIN(ダークホース・レーベルのスプリンターのアルバム)、 HARI GEORGESON(スプリンターやシャンカール・ファミリー・アンド・フレンズのアルバム)、NELSON WILBURYS (トラベリング・ウイルベリーズVOL.1)、 SPIKE WILBURY(トラベリング・ウイルベリーズVOL.3) L'ANGELO MISTERIOSO(クリームのバッジのリズムギター担当)など。
レコード会社の契約の関係やジョークで使った変名など、ジョージのユーモアのセンスが見受けられます。
ユーモアとウィットに富み、謙虚で穏やかな性格が多くの人に愛された理由ではないかと思います。それはこのアルバム制作に、お金を積まれただけでは来てくれないような一流ミュージシャン達が数多く参加していることからも一目瞭然です。
一度聴いてみてください、ツボにはまればヘビロテ間違いなしです。
写真は、1971年発売の東芝音工黒盤(AP-9016C)。ビートルズ関連では、このアルバムがホワイト・アルバムを凌ぐ最難関のものでした。何しろ、当時の価格で3枚組5000円と、正月でもこない限り購入不可能な価格設定でした。
変名の記載の写真は下記通りです。

GEORGE HARRISON, ALL THINGS MUST PASS - GEORGE O’HARA-SMITH SINGERS

CREAM, GOODBYE, BADGE - L’ANGELO MISTERIOSO

SPLINTER, THE PLACE I LOVE, DRINK ALL DAY - HARI GEORGESON AND JAI RAJ HARISEIN