CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

暑い日々は続くよ、何処までも。

2016年07月12日 | West Coast Rock

昨日、日本の親戚からラインのメッセージが入ってきて、用件以外に近況が記されていた。

何でも、最高気温が35度近くに到達したとの事、そう言えばネットのサイトにある天気予報でも、梅雨明け宣言は未だ出されていないものの、関東以西の地域では軒並み最高気温が30度を超える猛暑となっている様で。

先月こちらでも家族全員が風邪(たぶんウイルス性?、何故なら市販の風邪薬は効果がなく、抗生剤の投与により全員回復)に罹り、気温が高いため汗ビッショリで、咳は止まらぬは微熱は続くはそれは大変だった。

これからさらに暑くなり体力も奪われていき、うっかりすると夏風邪なんてことになる。このブログを呼んでいただいている皆様も、暑い中での健康を保つため、是非御自愛を。

ところで、夏となるとやっぱり海や山ってイメージがあり、洋楽ではビーチ・ボーイズを筆頭に昔からサーファー物の楽曲がアメリカの西海岸中心に流行った。今はレゲエかも?

1978年と言えば、私は未だ学生でアメリカの西海岸を短期間ふらふらとしていた時で、8月頃は連日パブロ・クルーズの4枚目のアルバム、WORLD AWAYS(全米6位)からカットされたシングル曲がラジオからよくオン・エヤーされていた。

LOVE WILL FIND AWAY(全米6位)
DON’T WANT TO LIVE WITHOUT IT(全米21位)
I GO TO RIO(全米46位)

一曲目のWORLDS AWAYからエンジン全開!

これらのヒット曲を聴くまでは、不覚にもパブロ・クルーズと言うバンドをまったく知らなかったのであるが、日本なんかでは結構サーファーご用達のバンドだったようで、特に彼らの1976年発売のアルバム、LIFE LINEやシングルのZERO TO SIXTY IN FIVEなんかが人気をより盛り上げたようだ。

ジャケットに写る彼らの姿を見ると、まさしくサーファー関係者といっても間違いは無い風貌と言えよう。

この御仁達こそ真のサーファーの香りが...

また、1973年結成のハワイ出身のバンド、カラパナなんかもデビュー当時からサーファー達に人気があったバンドで、1975年からオリジナル・アルバムを3枚出し、1977年には4枚目のMANY CLASSIC MOMENTSと言うサーファーの映画のサントラ担当した。

1976年セカンド・アルバム、KALAPANA II、このアルバムは後追いで、CDで購入

これまた不覚にも、このバンドの存在も知らなかったのである。

そして、当時ロス・アンジェルスの下宿屋に居候していたとき、日系ハーフのルーム・メイト(男)が、映画に行こう!と言って、現地の映画館で観たのがこの映画、MANY CLASSIC MOMENTSだった。

ドキュンメンタリー・タッチで世界各地でのサーフィンの風景を撮影し、まとめた内容だったとおぼろげに記憶しているが、ほとんどその映画のことは頭に残っていない。

当時サーフィンに興味が無かったことから、たぶん映画館では寝ていたものと思われる。

1979年の日本編集のベスト・アルバム、カラパナの存在を知らなかった反省を込めたのと、白のセパレーツにローラー・スケートを履いたオネーさんの後姿に見とれてレコードを購入。トリオ・レーベルだった。

当時の私を含めたヤングの服装はと言うと、ボルト・マークにバック・プリントが施されたT-シャツかアロハ、そして下はジーンズにレインボー・カラーのビーチ・サンダルと言うどことなく胡散臭い偽サーファーのいでたち。

サーフィンも出来ないのに何とか格好だけでも真似ようとしていた。今から思えばなんとも間抜けに思える。

じゃあ、今はどうかというと、くそ暑い毎日が続く中、家にいるときは半パンにランニング・シャツがほとんど。

これじゃエヤコンの無いフード・コートで火鍋を持って調理に励むおっさんとほぼ同じ。

歳をとれば、もう見てくれには気にしないようになるのであろうか?

いや!ランニング・シャツはやめて、OPのT-シャツなんか羽織って、昔の暑かった夏を懐かしんでみようかなんて思う今日この頃であった。