CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

さらにちょっと寄り道、禁煙とブログの関係って??

2016年07月29日 | 特になし
ネット・サーフィンしていると、“JTの調査では、成人男性の喫煙率が2016年の調査では30%まで減少した”という記事が、たまたま目に止まった。

私がタバコを吸い始めたのは大学に入った頃で、厳密に言えば20歳以下なのでお酒もタバコも駄目なわけだが、当時は高校を卒業し就職しや大学に進学すれば、なんとなく大人の仲間入りをしたとして20歳未満ではあったがあまりうるさくは言われない時代であった。

学食や喫茶店で、はたまた雀荘やパチンコ店で一服。

その当時、70年代半ばの頃は成人男性の喫煙率は75%ぐらいで、成人男性ほぼ全員が所かまわず吸っていたという感じ。

しかし21世紀になると喫煙率はさらに低下して50%以下になったと言われている。

タバコは健康に良くないのと、値段も昔と比べるとかなり上がり、喫煙出来る場所も緩やかではあるが制限され、はたまた周りの女性陣や子供達からは臭いなどと言われると、必然的に止めたほうがいいのかなというムードになっていった。

私も、就職してからは、結構ストレスがたまり、かなりスパスパとやっていたのだが、40代になって運動をほとんどしなくなったのもあっててブクブクに太り、個人の意思に反して生活習慣病軍団に入隊と相成ってしまった。

当然お医者さんからは、“止めたほうがいいよ”とアドバイスされ、一念発起しタバコをやめお酒も控え、さらにジョギングを始め現在に至っている。

日本では最近の禁煙奨励の包囲網により、サレンダーするお父さんが多く見受けられるようになったのだが、私の時代とは異なり最近の若い人があまり吸わなくなったのも喫煙率低下に繋がっているように感じる。

昔は、ちょっと格好をつけてやろうと、ツッパリ高校生が学校にタバコを持ってきて、生徒用トイレで吸っていた。

トイレの掃除当番になると、大の個室に吸殻か灰が残されていたのを見かけた記憶がある。

なにもタバコのにおいよりも酷いアンモニア臭満タンのトイレの個室で吸わなくともと思ったものだが、トイレの臭気でタバコの臭いをカモフラージュする目的もあったのではと考えられる。

今の若い世代は、タバコを吸うことでカッコをつけるなんて発想が無く、また喫煙が無駄遣いに思えるのではないかと…

此処シンガポールは、喫煙防止の最先端を言っている国で、タバコの吸殻を含むごみのポイ捨てで高額の罰金が課せられるのはよく知られた話である。

禁煙対策として、近年タバコを吸うことの出来る場所が厳しく限定され、公共の場所では指定された場所以外では喫煙することは出来ない。

また、タバコを吸えば病気になると言うことで、喫煙が原因だと考える病気のおぞましい写真をタバコのパッケージに印刷しなければならない。

この写真を凝視すると、ちょっとタバコを一服と言う気持ちは萎えるのではないだろうか。

極めつけは、タバコの値段が非常に高いこと。何しろ、マルボーロ、20本入り1箱で13シンガポールドル(約1040円)もするのだから。

そして正規で販売されているタバコにはSDPC(SINGAPORE DUTY PAID CIGARETTE、シンガポールのおける税金支払い済みのタバコ)マークが一本ずつ印刷され、このマークの無いタバコを吸っているところをたまたまその筋の人に運悪く見つかってしまうと、一箱に付き罰金500ドルが課されることとなる。

さらに入国の際、もし免税店で買ったタバコを持っていれば、一箱あたり200ドル課金されることとなり、この地でのタバコは非常にお金のかかる嗜好品となってしまった。

二日に一箱程度吸っていたタバコを止め20年近く経つと成ると、結構お金がセーブ出来たのではないかと思われるかも知れないが、私の場合そうでもない。

それまでタバコに使っていたお金は、禁煙の反動からなのか、徐々にCDの購入につぎ込まれるようになり、いまでは多くのCDやレコードに囲まれて生活する事態に発展した。

助手:なるほど。この地味なブログは、禁煙が引き金となってCDの大量収集病を発症、“それじゃその備忘録でも”って感じでスタートしたわけですね。

博士:その通りじゃ。

“風が吹いたら桶屋が儲かる”なんて今の若い人は理解できまい。

今後は、わしの新しい法則、“禁煙すればブログが始まる”を覚えていただきたい。

通りすがりの人:相変わらずつまらん!