1枚目はビートルズのMeet The Beatles! 日本編集盤。
英オリジナル・アルバム、Please Please Me から曲5曲、With The Beatles から5曲、そしてシングルのみで出た4曲の計14曲が収録され初期べスト・アルバムと言っていいぐらいの独自編集で1964年4月に発売された。
商魂逞しく没になった少々ダルさを感じさせるアウト・テイクをかき集めた最近のオマケ音源集よりは、多少荒削りでも若々しくパンチのある演奏の方がズッと価値がある。
2分前後のビート・ナンバーを息を付かせず立て続けに繰り出し、その様にコチラも熱くなる。
2枚目はシカゴのLive In Japan。1972年6月大阪フェスティバル・ホールで収録されたライブ音源で、当時は日本限定発売だった。
個人的には栄光のシカゴと題されたカーネギー・ホールのライブ盤より出来は良いと思う。
まあ、カーネギー・ホールのライブではまだ世に出ていなかった最新作Chicago Vの曲がタイムリーに収録されたことも理由の一つではあるけど…
彼らの熱い演奏に心も踊る。
とにかくこれからやって来る寒い冬を乗り切るためには、身体だけではなく心も温かくしなければね。