ある日曜日のお昼時、何となく眠くなって暫しうたた寝をしていると何と彼方からマリア様の囁きが聞こえてくるではないか。
レリビ~ レリビ~ と叡知の言葉が…
なぬ?これは夢か幻かと思い重い目を何とか開ければ、それはインターフォンの呼び出し音。平和な日曜日のひとときを切り裂く無粋なビープ音!
はて?これは一体何事かと思いきや宅配業者からの配達であった。
オォ~! ついに来たのか、やって来たのか、いらっしゃったのか、私の元にお出ましになられたのか、夢にまで見たあのお方、マリア様が…
レリビ~ レリビ~ と無知なオジンに囁きかける…
遂に買っちまった、レリビ~
幸いな事にカーチャンは近所のスーパーに。
見つかってお小言を頂戴しないように、早く押し入れの中にでも。
と、その時またまたどこからともなく、レリビ~ レリビ~ と叡知の言葉が…
はは~ 仰せの通りに致しますって事で、押し入れの中への一時的避難はやめそのままにして自然に振る舞う事に。
そうすればあら不思議!帰宅後のカーチャンからの反応は特に無し。
レリビーのアルバム何種類も持っているので古いのをまたまた引っ張り出してきたのと勘違いしたのか、それとも呆れて怒る気にもならなかったのか?
レリビ~ レリビ~ は叡知の言葉。