CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

寒い夜には

2021年12月18日 | AMERICAN ROCK/POPS

夜になると途端に冷え込んでくる。

そんな時はラテン系の音楽を聴けば温まるかも。

カルロス・サンタナはサンタナ・バンド以外にも、ジョン・マクラフリンやバディー・マイルズらとのコラボや個人名義でアルバムを出したりしている。

今回はその個人名義第三作として1983年に出したアルバム、Havana Moonでも。

アトランティック・レーベルの共同経営者だったベテランのジェリー・ウェクスラー(アレサ・フランクリン、ウイルソン・ピケットにレイ・チャールズ、さらにはディランのSlow Train Comingなどのプロデュースで有名)やブッカー・T・ジョーンズもプロデュースに加わった。

前二作は宗教的もしくは教条的なイメージがあったが、今回はオールディーズ感も溢れるラテン系の陽気なアルバム。

一曲目のWatch Your Stepやアップ・テンポのR&Rのカバー、Who Do You Loveなんか聴けばこれがサンタナ?って思うくらいのイメチェン。

それまでのサンタナ・ファンにはちょっと軽いかなって受け止められるかもしれないけれど、個人的には楽しめた。


寒い朝には

2021年12月18日 | 特になし

昨夜は窓枠がガタガタ揺れるような強風が吹き荒れた。

そして彼方に見える山並みに低く雲が垂れ込み山の向こうは雪がちらついたのかなと思わせる寒い朝。

寝起きにまだ暖房の入っていない部屋で熱いインスタント・コーヒーをブラックで啜り一息付く。

こんな時はほんわかしたアコースティック・サウンドが心を温める。

本日は定番中の定番、ベタな感じはしないでもないがノラ・ジョーズのデビュー・アルバムにして彼女の最高傑作、Come Away With Meでも。

(コンサートの模様を収録したDVD付きのエディション、但しCDはコピー・コントロール付き残念な仕様)

本名、ギターリ・ノラ・ジョーンズ・シャンカール、あのジョージのシタールの師匠、ラビ・シャンカールの娘さん。

このアルバム、2002年に世に出て世界での販売累計が3000万枚近くだとか、当時の音楽関連の賞を総なめだとかデビューにして既にバケモノ・クラス。

しかし幾ら売れたからとか賞を総なめしたからと言っても聴く人其々に好みがあるので、メタルしか聴く耳持たね~ってば!なんて方々にはそれほどの反応は無いかも。

それは兎も角、時間が経つにつれて山裾に垂れ込んでいた雲もいつの間にか消え去り、冬の日差しも窓から差し込み少しは暖かくなったかな。

それじゃ、ジューダス・プリースト様でもいってみる?

10枚目のスタジオ・アルバム、Turbo、1986年作

ターボ全開でもっと暖ったかくなるかも。

あれっ? オタクって隠れメタルだったのね。


ウィンター・ファミリー総出

2021年12月18日 | AMERICAN ROCK/POPS

エドガー・ウィンター・グループを久し振りに聴いてみると、エドガー・ウインターズ・ホワイト・トラッシュのファンキーでブルージーでご機嫌なライブ・アルバム、Roadworkも聴いてみたくなる。

1971年にバンドが結成されファースト・アルバムを出し、その翌年ギタリストのリック・デリンジャーが再度プロデューサーを担当し2枚組のライブ・アルバムを制作。

このアルバムではリック・デリンジャーの巧みなギター演奏だけでなくエドガーを含むホーン・セクションの活躍も聴きどころ。

更にエドガーと共にサックス・プレイヤーのジェリー・ラクロアもパワフルなボーカルを披露し、オーティス・レディング作のあの有名なI Can’t Turn You Looseが始まる頃にはエンジン全開。

そしてハイライトは病み上がりのジョニー兄貴の登場かな?

リック作のRock & Roll, Hoochie Kooで達者なギターとボーカルを聴かせます。

比較的小振の会場(東はAppllo、西はWhisky A' Go Goなど)でのウィンター・ファミリー総出のライブ、迫力あって楽しめます。

事務所総出とはえらい違い。