CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

掘ってきました

2022年06月24日 | 特になし

と言っても芋掘りではなく、つい先日某なんちゃらオフで久しぶりに中古レコードなどを今時に言えばディグってまいりました。

ここ何年か大ブームって呼ばれるほどのことは無いけれど、何故か中古レコードに興味を示た若い人でそこそこ賑わっているみたいでありまして、私が訪れた際も若いカップルがLPレコードを頑張って掘っていました。

かって60−70年代のレコード全盛時代にその魅力の洗礼を受けた若者が今やおじさんとなり、既に廃棄してしまったレコードを懐かしさのあまりまた買ってしまうってな感じだったんですがね...

店側もこの好機を逃さず、某なんちゃらオフでも多分ネット検索でそれなりの価格設定しているみたいで結構いい値段になっています。

かってはジャンク・コーナーで一枚100円のLPでもソコソコのコンディションでしたが、今ではその様な掘り出し物は皆無に近く、ジャケがボロボロかもしくは全く興味の湧かない分野のレコードで溢れかえっているこれぞ本当のジャンク・コーナーと呼べる品揃えになってしまったような...

てな事で今回LPは諦め、シングル・レコードでもと探してみたものの、昔は一枚50円以下のものが結構あったのに、ジャンク・コーナの商品でさえキリッと税抜価格100円のスティッカーが貼られていた。ブームになるのもちょっと考えもんで、掘りがいのない中古ショップになってしまったなあと思える今日この頃。

ただ暇つぶしとは言えわざわざ車に乗ってショップまで出向いたので、手ぶらで帰るのも何なので比較的コンディションの良い気になるシングルを幾らか掘ってきた次第。

1968年グループ・サウンズ、ザ・タイガースの3枚目のオリジナル・アルバム、ヒューマン・ルネッサンスからシングル・カットされた廃墟の鳩(A White Dove)。

愛や恋を歌うのではなく、結構シリアスな内容の歌で当時は驚いた。トッポのハイ・トーンの力強い歌唱が染みる。

井上陽水の4枚目のアルバム、2色の独楽からシングル・カットされた御免。ロスで録音されたらしく、さりげなく編曲にGene Pageの名前が...

1971年のダニエル・ジェラールのButterfly。当時ラジオでオン・エヤーされていたのは知っていたが、彼のレコードお初にお目にかかることに。

サビでButterfly〜♪ Butterfly〜♪って歌っていたからてっきり英語の歌かと思いきや、今更ながら歌詞カード見てみるとButterfly以外はフランス語!

彼はフランス人で、ポルナレフさんと同じフレンチ・ポップスの人だと気付かされた。

何でPapillon 〜♪ Papillon〜♪ って歌わなかったのかな?