作詞家バーニーの憧れの地、淡い土色のイメージでアメリカ西部をレトロな感覚で描いた1970年の作品、Tumbleweed Connection。
翌年の次作、Madman Across The Waterは前作と同じくアメリカを描いてはいるが、その全体的な印象は青い色彩で描かれたジャケットの様に冷たさが…
さらにポール・バックマスターによる鋭利なストリングスのアレンジにより暗さも感じられる。
(写真のエルトンもシリアスな感じに写っている)
(全くカントリーぽくないB.J.コールの爪弾くスティール・ギターが印象的)
そんなイメージからか、エルトンの初期の作品の中では販売当初チャート的には良くなかった。
ただ通算販売数となると他のアルバムに劣らないほどの売り上げがあり、何度も聴き返すことによってその良さが味わえるって作品ですかね?
今日だけで4度もフルで聴いたことに。
個人的に何度聴いても飽きのこないアルバムです。