今日はバーズの1965年のセカンド・アルバム、Turn! Turn! Turn!でも。
前作の延長線上のアルバムであるが、新米メンバーの演奏力も上がって前作の様な外部ミュージシャンの起用も無くなり、グループとしてまとまってきたのではないか…
と思いきや、中心メンバーのジーン・クラークが次のアルバムの完成を待たずにバンドから脱退。
人気が出てきたことでライブ・ツアーが行われるが、ジーンが大の飛行機嫌いで飛べないバードはバーズじゃないって事で脱退。それ以外にもジーン作の曲のアルバムに締める割合が多くなりそれに従って収入格差が生じ、それがバンド内での軋轢を生んだって事も脱退の原因だとか…
ビートルズやストーンズの対抗馬になり得るって囁かれていた矢先だったのに…
Turn! Turn! Turn!(To Everything There Is A Season)の如くバーズもターニング・ポイント迎えることに。
まあ物事ずっと同じ様には続かない、いつかどこかでターンが待っているって事ですな。
1965年のバーズ
アセイラム・レコードのデビッド・ゲフィンの呼びかけによる1973年のオリジナル・メンバーでのリユニオン。
風貌が変わったのは、それぞれがターンしたってことね。