1978年、ザ・フーの8枚目のスタジオ・アルバム、Who Are Youが前作、The Who By Numbersから3年ぶりでた。
何故か乗馬スタイルでキースが座っている椅子の背もたれに書かれたNot To Be Taken Awayが哀しい
70年代初期全盛だったハード・ロックがディスコ・ブームによって葬り去られようとした時、それが今流行りのMuzak? 残念ながらオレたちはまだくたばっちゃいね~よって叛逆の狼煙をあげた。
いつものザ・フーで勝負。
New Song、Sister Disco、Music Must Change、Guitar And PenやWho Are Youあたりに彼らなりに当時の時勢を皮肉ったメッセージが込められている。
その叛逆の推進力となっているのが、キース・ムーンの秘技“どこでもフィル・イン”。
手数の多いドラミングで、前方で何気に歌っているロジャーを吹っ飛ばすぐらい勢いのある激しいドラミング。
残念ながらキースの不慮の死によってこのアルバムが彼の遺作となった。ザ・フーは代わりのドラマーとして元フェイセスのケニー・ジョーンズを起用したものの、やっぱりキースの代わりにはなり得なかった。
あなた一体誰?
放出中古車センタ~ ♪♪
違った!キース・ムーン、オイラが主役!