なぬ~! ラバー・ソウルからはシングル・カットなしって?
ラバー・ソウルが日本で発売された1966年(昭和41年)頃の大卒初任給は大体2万円台。当時のビートルズのファンは若者が中心だったから、やっぱりその世代の人にとってはLP1枚の購入金額の1500円支出は結構厳しかったと思う。
せめてシングル盤でも出れば彼等の最新アルバムの触りを味わえたのに。ラジオ局にハガキを出し曲のリクエストでもしてお茶を濁すしか無かったのか…
そこに日本独自企画の33回転7インチ・コンパクト盤が登場した。当時日米でシングルとして発売されたNowhere Man/What Goes Onにアルバム、ラバー・ソウルからMichelle/Girlがカップリングされた計4曲入りでサイフに優しいお値段500円!
ラバー・ソウルの触りが味わえ、さらにアルバム未収録のシングル、Nowhere Man/What Goes On買う必要もなくなり、いや〜助かりましたって人当時多かったのでは?
因みに、この手の日本独自規格のコンパクト盤は1967年以降発売されなかった。
ビートルズ聴きたきゃアルバムとアルバム未収録シングル買って下さいと言う強気のマーケティングの御布令が本国から出されたんですかね?