祝日の朝からちょっと重苦しいのを一発。
1970年、ビートルズ解散後のジョンレノンの第一弾ソロ・アルバム、John Lennon/Plastic Ono Bnd(ジョンの魂)が出た。そこからシングル・カットされたのはMother。アルバム未収録のシングル盤を入れると解散後通算で4枚目となる。
因みにアメリカでシングル・カットされたMotherはシングル・エディット仕様で収録時間は短縮されて3分55秒となっているが、何故か日本盤は収録時間が5分32秒のアルバム・バージョンが採用されていて、日本のジョン・レノン・ファンのみ、冒頭の教会の鐘が聞こえる特典が漏れなく付いてくる優れもの。
なぬ~、教会の鐘の特典要らないって?
確かに、今時除夜の鐘も要らないって人が多いみたいだからね。
さらにこのシングルを買えば、B面にはオノ・ヨーコ氏作のWhyが漏れなく付いてくる。
ロック・サウンドをバックに例の金切り声でWhyとだけ連呼するアバンギャルドでかつパンキッシュなサウンドが何と5分30秒に渡って楽しめる特典が…
ただ何故かこの曲アメリカで放送禁止となり、Motherのチャート・アクション(全米43位止まり)の足を引っ張ったてな記述がWikiに…
彼女の芸風に好き嫌いの議論はあるが、今から思えば当時としては結構最先端行ってって、理解されるには少し登場が早すぎたのかな?