CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

一人で行けるさ

2023年02月10日 | ELTON JOHN

エルトン・ジョンはアルバム、A Single Manを前作、Blue Movesから2年後の1978年に彼のロケット・レーベル第2弾として久々に出すことに。

バンド・メンバーもギターのデイビー・ジョンストンとパーカションのレイ・クーパーを除いて全員入れ替え。

更にそれまでエルトンのほとんどの曲の詩を書いてきたバーニーの代わりに、ゲイリー・オズボーンと組むことに。ゲイリーといえばヴィグラスとオズボーンと言うデュオ・グループで活動し1972年に彼らのアルバムからシングル・カットされた”秋はひとりぼっち”が日本でもヒットしたので覚えている人もいるだろう。この曲はForever Autumと言うタイトルでムーディー・ブルースのジャスティン・ヘイワードがカバーしている。

アルバムはそれまでと比べると少々地味と取られたのか、全盛期のアルバムの初登場1位と比べると物足りないかもしれないが、それでも全英/全米のチャートでそれぞれ8/15位と健闘したと思う。

肝心の中身もじっくり聴けばその良さがわかる。

どのような経緯でバーニーとのコンビを解消したのか定かではないが、アルバム・タイトルの如くSingle Manとしてエルトンは新たなる航海へと旅立ったのであった。

あれ? 船じゃなくて車で行くの?