33-1/3RPMのコンパクト盤は60年代から70年代の初め頃にはよくレコード屋さんの店頭でお目に掛かった。
4曲程度の収録ではあるが、ヒット曲中心にまとめられていてお買い得。
当時はポータブル電蓄を側に置いて内蔵のモノラル・スピーカーを通してシングル盤を楽しむ時代ではあったので、2曲聴いてレコードを裏返すという作業はそれほど苦にもならなかっただろう。
しかしサブスク全盛時代において、オート機能なしのレコード・プレイヤーを使ってコンパクト盤の2ch再生を楽しむには些か慌ただしさを感じてしまう。
ただ、独自のジャケの写真や解説を読んでいるとその当時の懐かしい状況が思い出され結構楽しめるかも。
1971年のエルトンのヒット・シングル4曲入りコンパクト盤
当時吟遊詩人のイメージで売り出したエルトンとライブ・ステージでのワイルドなその姿のギャップに驚く立川直樹氏