メンバー・チェンジして心機一転、アルバム、Fleetwood MacとRumourと立て続けにメガ・ヒットさせ、1979年にはこのバンドにとってホワイト・アルバム的な存在のTusk、さらにツアーを敢行しライブ・アルバムも発売。
やるべき事は一通りやり尽くしたような…
ミュージシャンの性として、そこで立ち止まるわけにもいかない。
少し時間が経った1982年、ようやくニュー・アルバム、Mirageが完成。
3人の異なった個性を持つソング・ライターが曲を持ち寄り、いつもの様にポップでバラエティーさが売りのアルバムで、全米アルバム・チャート1位を獲得し以前のアルバムに引けを取らない売り上げを叩き出す。
ただ長く待ったわりには個人的には何だか後退したもしくは元に戻った様な印象で、よく出来たアルバムなんだけれどもマンネリ感はありましたね。
ずっと何かを追い求めてきて、辿り着いたらゴールではなくそれは蜃気楼。
更に新しい何かを求めて彼らの旅は続いて行くのであった。