本日も緊急事態宣言延長による外出自粛要請を守り家から一歩も出ず、まったりと過ごす。
さらにまったりムードを補強ってことでThe Byrdsの1968年のアルバム、Sweetheart Of The Rodeo(ロデオの恋人)でも。
前作、The Notorious Byrd Brothers製作時に、デビッド・クロスビーが脱退、そしてアルバム完成後にドラムのマイケル・クラークが脱退と、ついに残り2名のThe Byrdsとなってしまった。
(左から、新加入のドラム担当のケビン、新加入のグラム、そしてロジャーとクリス)
そこでカントリー系のミュージシャン、グラム・パーソンを加入させ、そして彼の意向を大幅に取り入れ次作のアルバムの制作ベクトルはカントリー・ミュージックへと 。
因みに交通事故から復帰したディランは1967年にカントリー系フォーク・ロック・アルバム、John Wesley Hardingを制作。同年Buffalo Springfield も傑作アルバム、Buffalo Springfield Againを世に出し、さらにディランは更にカントリー寄りのアルバム、Nashville Skylineを1969年に出す。
これらのムーブメントが、カントリー・ロックという新しいジャンルを広め、CS&N、Neil Young、Poco、The EaglesやLoggins & Messinaなどが続くこととなる。
この新生Byrdsのアルバム、Sweetheart Of The Rodeo は大ヒットというわけには行かなかったものの、後のフォロワーに大きな影響を与えたアルバムの一つといえる。
収録されているYou Ain't Going Nowhereって歌のタイトルじゃないけれど、どこも行く宛が無い今日この頃!
(一曲目にシングル・カットされたディラン作のカントリー・ナンバー、You Ain't Going Nowhereが収録されている)
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