1975年4月、ディープ・パープル、マークIII期の最後の勇姿を収録したライブ・アルバム、Made In Europeがリッチー脱退後の翌年に出た。
リッチーがバンドを脱退する直前のツアー、4月3日のオーストリア公演、5日のドイツ公演そして7日のパリ公演から5曲を収録されているとのこと。
しかしどの曲がどの公演のものと言う記載が一切に無く、一説ではほとんどがドイツ公演からの収録らしい…?
今回は、Made In Europeの紫色のカラー・レコードが再発されたので聴いてみた。
(見開きジャケの内側)
ムム〜、アビーロード・スタジオでのオリジナル・テープからマスターされたとスティッカーには書いてあるが、個人的に少しばかり篭ったような音に感じアビーロード・リマスター すげ〜って感じにはならなかった…
まあ、私の耳が悪いのか、はたまた所有する再生装置がオンボロなのか? 今まで聴いてきたCDと比べるとLPの音圧は低いので単にそのような印象を持ってしまうのかもしれないのだが…
余談ではあるが、現在1990年に出た輸入盤CD(CDP-7-93796-2)を所有しているが、これも後のリマスターCDと比べれば音圧が少々低いような。
(CDのジャケ裏)
マークII期の編成でのライブ盤、Made In Japanと比べると既出曲を収録しない制作方針からなのかLP1枚分に編集されたのを考慮するとライブ盤としては少しばかり物足りない感じ。
ただそこはディープ・パープル、それを差し引いてもその辺の凡庸なハードロック・バンドと比べるまでもなく、一定のクオリティーは確保されている。
これもパープル・マニアに言わせると完全版では無いらしいが、パリ公演の音源を聴きたければ、2012年に出たLive In Paris 1975なんてのもある。このCDは1990年に出た輸入盤CDと比べると音圧が高く設定されているし、最新デジタル技術を駆使して聴き易いようになっているのかな?
単にライブ収録された場所が日本というだけなのだが、個人的にはMade In JapanがMade In Europeに優っていると言うことがなんとなく誇らしく思える。
ところでリッチーさん、Lady Double Dealerでのギター・ソロって一体どこに行っちゃったでしょうか? 代わりにキーボード・ソロが….
立地〜・ブラックユーモア:決してサボってた訳じゃ無いんだけどね〜 急に次の就職先決まっちゃって仕事の引き継ぎってことで…
当時のライブの色々な音源引っ張り出してきてパープル・カラーのレコードと何度も聴き比べ、ついに頭もショートしてバーン!
漫画の東大一直線の如くパープリンとなる日曜朝からのパープル尽くしは如何?
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