ビートルズが登場したらThe Rolling Stones も登場しない訳にはいかない。
彼らのレコード・デビューは1963年6月のシングル、Come On。そして同年11月の2枚目のシングルとしてビートルズのカバー、I Wanna Be Your Manだった。
翌年の1月に、EP(Extended Plays)と呼ばれた4曲入り英盤ミニ・アルバム、The Rolling Stonesが出た。
(このEP盤でMoneyをカバー、ビートルズのカバーと聴き比べるのも楽しい)
そして英盤フル・アルバムは4月に出た同名タイトルのThe Rolling Stonesと大体ビートルズから約1年遅れで表舞台に登場。
(フィル・スペクター作のLittle By Littleをカバー)
子供の頃はやはりメロディアスなビートルズに耳が行き、ストーンズの良さを理解するには時間がかかった。
何しろ彼らはアメリカの黒人アーティストらが演じるR&Bが好みで、デビュー・アルバムも自作曲、Tell Me(You’re Coming Back)を除けばビートルズとは一味違う少々泥臭めのR&Bカバーで構成されていて、何もわからぬ子供にはちょいとハードルが高かったような….
博士:久々に聴く初期のストーンズなかなか良いではないか〜
助手:シンプルなアレンジがかえって新鮮ですね。それに誰かを真似していないミックのユニークなボーカルが絶品ですね。
博士:なぬ、真似とな?
真似、まね、まね〜、Money、バンザ〜イ!
むむ〜、今回も苦しい〜