このアルバム、レノン・ファンの間でも賛否両論。
(ニクソンと毛沢東が素っ裸で踊る刺激的な写真)
(John & Yoko/Plastic Ono Bandの1972年作、Some Time In New York City)
かって私の部屋でもこのレコードだけは全編を通して聴く事はなかった。
その理由としては、曲が政治的過ぎて親しみに欠ける、とは言え英語を聞いて瞬時に反応できない私なんかはまあ別にどうって事はないのだけれど….
ただ、Woman Is Niggerは簡単な単語のため、私でもその重みをなんとなく理解できる。
(まさかのキャピトル盤)
それ以外に、各曲のクオリティーが前2作のソロ・アルバムと比べるとやはり落ちると感じるのと、例のあのお方のキンキンした甲高いお声の存在。
しかし多くの年月が過ぎ去り、今聴けばまた違った印象を受けるかも?
亀の甲より年の劫とはよく言ったもので、あら不思議! さすがヘビロテしたいとは思えないけれど、あのヨヨヨヨヨヨヨ〜♪の歌唱にあまり嫌悪感を感じなくなった様な….
そう、歌唱というよりはむしろ特別な楽器の音色と思えばね。
Don't Worry〜♪ Don't Worry〜♪ Don’t Worry〜♪ Don't Worry〜♪ Don't Worry〜♪ Don't Worry〜♪ Don't Worry〜♪
心配しなくっていいよ。あんたも大人になったって事だ!
通りすがりの人:違うってば! 耳が衰えたんだってば!