助手:博士! スタートの合図を聞き漏らしていたぐらいでそう落ち込まないで。実は博士を元気づけようとこんなの買っておきました。
博士:こ、こ、これは〜
助手:博士のレコード収集50周年記念として先日買っておきました。じゃ〜ん!
博士:しかし今月末は金欠で確かカード使用も封印しておったはずじゃが?
助手:あの〜、机の上に置いてあった封筒に現金が入っていたので、それをちょいと拝借。
博士:なぬ〜!それって、来月の通勤定期買うのにわざわざ取り分けて置いたお金。
助手:まあ固いこと言わずに。お金は天下の回り物、何とかなりますって!
博士:と言うことは昼飯を味噌汁付き焼きそば定食から、事務所の近所のグルメ・シティーに置いてある特価のランチ・パックと午後の紅茶のセットが当分の間続くってことかね?
ムム〜
それはともかく、開封の儀にまいろうではないか。
助手:ハハッ〜
(ハード・カバーのスリーブからこれまたLPサイズのハード・カバーの本が登場)
(各ハード・カバーの表紙の裏側にディスクが2枚ずつ収納されている)
(CD3枚、ブルー・レイ1枚の計4枚のメディア)
(本の中身は珍しい写真とともに曲の解説が個別に、しかも英語で記載されているではないか!)
でっ、肝心の音はと言えば、スッキリ・ハッキリ系のリミックスで、まあ聴き易くなったって感じですかね….
ビートルズの集大成の様なアルバムで、オリジナル・レコーディングの際当時のアビー・ロードの8トラックのシステムを最大限に活用して制作された優れものだったから、オリジナルの雰囲気をブチ壊す様な大胆なリミックスは当然のことながら施されてはいない。
それ故、アマゾンのレビューでしょぼいと言う評価を見るにつけ今回はスキップしようかと考えていたのだが…
結局購入と相成る。
まあ話の種にするにはチート痛い出費ではあったが、自称4流ビー・コレクターとしての使命、お布施をしたってことでリミックス効果と同様心はスッキリ!
なんだか嬉しい様な悲しい様な….