9月最初の出撃はかねてから計画していた583系のわくドリ撮影のため、羽越本線・奥羽本線界隈に出て、間の土曜日は八戸線の気動車を撮影することにしていて、予め有給休暇も2日取って前日の9/1から出発しました。今回は全行程自動車です。
.まさかの獲物捕獲
9/2(金)はわくドリは青森を夕方に出るので、それまでに青森に入ればよく、朝のうちは羽越本線のキハ40系を撮影することにして、ロケハン。
9月ともなると山影になって海を入れての撮影が難しい状況だったので、庄内平野に移動して、稲穂の実る田んぼの中を行く風景を撮る策に変更、鶴岡市内で8時頃まで撮影を行います。
場所は羽前水沢-羽前大山の直線で、羽前大山と言えば、カーブで望遠日の丸写真するのが有名らしいのですが、せっかく庄内平野にまで来て日の丸写真とか馬鹿なことはしません。
この区間は7時~8時の1時間の間に40系気動車が3本もやって来るので、とても効率よく撮れます。
最初は下り列車が2本続けてやって来ます。こちらは1本目の221Dで、タラコ+国鉄急行色もどきの2連でした。
22分後にやって来る821Dも撮って、20分後にやって来る上りの822Dを撮るべく、アングルをセットし終えて場所を離れていると、いきなり「下り、接近」の警報が入りました。
あれっと思い村上方を見ると、白いヘッドライト2灯の黒っぽい車体がやって来ます。
慌ててカメラを下り方にセットして撮りましたが、一番広角側にセットされていたので、ちょっと小さく写ってますが、TR車を組み込んだ6両編成は初めて見(撮り)ました。
こちらはケツ撃ちで撮った側で、御用車の菊の御紋章の位置が四角い凹みになっているのが分かります。やはり本運転の時までは取り付けずに走るようですね。一応目的が運転士のハンドル訓練ですので。
この車両、訓練で新津に来ていた事は知っていましたが、まさかこの時間にやって来るとは思っておらず、嬉しい獲物の捕獲となりました。
そしてこちらはその10分後にやって来た上り822Dで、長い4両編成です。
赤新潟色全部揃ったら、凄いことらしいのですが、そう簡単には揃いません。
車を青森方面に移動させて、余目の手前で、もう1本40系気動車を撮ります。9時台の上り824Dは2両ともオリジナル新潟色でした。
10時まで待ちましたがE655は動きそうにないので、このまま青森方面に向かいます。
.メインのわくドリ撮影へ
上りわくドリは青森を夕方にでることから、チャンスは1度しかなく、しかも10月を回ると日没の早い北日本のため、撮るチャンスすらもないので、この秋に確実に押さえておきたいところです。
その上りわくドリの撮影場所ですが、今日は天気がすこぶる良いので、川部-北常盤の直線で実った稲穂を入れて狙うことにします。雲が出たら大釈迦とも考えましたが、今日はその必要もないようです。
川部に1時間ほど早く着いたので、りんご畑の中を行くリゾートしらかみを狙いましたが、直射日光が強すぎて、リンゴがはっきり写ってませんでした。
五能線のキハ40系も撮って、いよいよ撮影地に移動します。ちょっと時間が押してきたので、少し急ぎます。
途中、田んぼの畦道で前輪を転落させた鉄ちゃんカーを発見しましたが、運転者はどこかと電話してるようなので、多分JAFを呼んでるなと思い、そのまま通過、その先にある踏切近くに到着、既に10名近くがスタンバイしていました。
17:17 わくドリの1本前をアングル確認用の上り普通が通った後、いよいよ本番です。
光線状態もバッチリで、雲1つなく・・・はないですが、まぁ大丈夫でしょう。
3つのライトを輝かせて583系がやって来ました。
夕陽を浴びて夜のお仕事に就く女王様(←この表現やめぃ!て言われそうw)の姿は何とも美しい。去年は夕方時に意地悪する雲の被害に遭いましたが、今回はばっちりの光線です。特撮も行い満足満足。
無事に撮り終えて青森方向へ走り出すと、あれ、先程の事故車、まだ転落したままで、パトカーが居ます。パトカー呼んでも救出されずに事情聴取されるだけなのに。それとも救出不可としてJAFに見捨てられたのかも知れません。いずれにしよ日暮れは間近。夜までにこの車が脱出できたのかは分かりません。
「他人の不幸を喜ぶのか?」という意見もありますが、草深い畦道に無理をして入って行くなという自戒の意味も込めて、肝に銘じたいと思います。
どっぷり日も暮れて、青森まで行く途中の大釈迦に寄って、たらポッキ温泉に浸かって汗を流します。先月もここへ来ましたが、この温泉に入ってから手荒れがすっと引いたので、青森に来たら立ち寄るポイントと化してしまいそうです。
翌日の9/3(土)は、八戸線方面の撮影に出ましたが、こちらは別記事として後日に掲載します。
.下りわくドリ再び追っかけ撮影
さて最終日の9/4ですが前回同様に羽越本線内で1ヶ所撮って追っかけて奥羽本線内で1ヶ所撮るという、あけぼの号からのパターンで撮ります。
今回も海をバックに1ヶ所目は確実に押さえたいので、3ヶ所追っかけはせずに小砂川でじっくり待ちます。
小砂川-上浜は2ヶ所の撮影ポイントがありますが、ここは大須郷の下ろしポイントで狙います。朝5時にセッティング、既に3本程の脚が立っていましたが、ここはキャパが少なく、木が邪魔になるのと、日が当たらないかも知れないリスクがあるので空いています。
もう1ヶ所の、市道陸橋脇から撮る場所は朝7時に見てみると、黒山の人だかりが出来ていました。防風柵が邪魔になるのによくこの場所で構えるのか不思議です。確かに下の写真の状況を見ると、「日が当たらないかも知れないから大須郷はやめとこう。」となるかも知れませんね。
さて撮影場所に戻りましたが、肝心の日がなかなか当たりません。7時半になっても2両分がせいぜいの状態で、横にいた撮影者は「10分~15分ぐらい遅れてくれないかな~」とこぼしていましたが、それだと追っかけには不利なので、時間通りに来てくれよと願うのみです。そして7時50分を回るとかなり日が当たってきました。これなら大丈夫。
そしていよいよ下りのわくドリがやって来ました。
心配された日当たりもまずまずですし、バックの海も最高にキレイです。
この美しい景色と583系の取り合わせはもうここでは見られないかも知れません。
感慨に浸る間もなく急いで撤収。北へ車を走らせます。
途中ノロノロトラックに行く手を阻まれて遅れが生じます。目標では秋田中央ICを9時には通過しないと間に合わないのですが、数分程度遅れています。このままだと、二ツ井から先での撮影は絶望です。
遅れは更に増えてかなりやばくなってきた感がありました。最悪の場合は切石IC入口の交差点脇から側面が影になりますが撮る事ができます。
その後八郎潟辺りから順調良く走れ、9:50に切石ICを通過、しかし青森方面に行く車が少し詰まっているので、ここで大胆に左折して能代方面に車を走らせます。
あと数分で東能代を出発、さあ間に合うか?と冷や冷やしましたが、8月に逆光で撮影した鶴形-富根のカーブで再び撮影することに。
列警は「上り、下り、接近」これ被るんじゃない?と更に焦りましたが、上りの貨物が先に通過し、実際には30秒ほど余裕がありました。
これで2発目も順光で捕獲。時間ギリギリでしたが出来は良くないものの特撮も何とか行えました。
.2回目のE655系撮影へ
無事に下りのわくドリも撮れて満足に撤収したのですが、ひょっとしたら、今日は日曜日、来週の海づくり大会のちょうど1週間前なので、本番同様の時間で駅や会場で予行演習をすると思い、酒田方面へトンボ返りとします。もちろん明日は仕事なので帰路に就くのは当然なのてすが。
帰りは高速を使わなくても14時頃には酒田に着けると踏んでいたのですが、予想外に時間が掛かって秋田を12時に通過、何とか間に合うかな?
あんまり撮影場所を選んでいる時間もなかったので、場所は結局2日前に来た羽前水沢-羽前大山の直線にしました。本番同様に、各踏切には警備員が2名ずつ、そして道路陸橋にも1名、そして柵が無い保線用の築堤登リ道にもしっかり警備員が立ってガードしています。動員されていた警備会社は関東地方からわざわざ派遣されていました。まさかの猛暑日のキツい中ご苦労様です。
そのため踏切ぎりぎりに立っての撮影はNG、踏切間の線路脇からもある程度離れて撮らなければなりません、望遠被り付アングルは難しい状況です。
まず車が停められた場所で露払いの228Dを撮ります。
この場所だと線路脇の木が邪魔になるので、線路脇がスッキリしている羽前水沢方に数十m移動します。これでOK。
ネットに上がっていた通過予想時刻だと、あと10分か~と思って待っていると、農道にトラクターが現れて、場所を変えざるを得ない状況に。その直後「上り、接近」の警報が入り、これはヤバイ!もうライトが見えています。
結局最初に撮った場所に戻ったところで通過シーンを撮影。ほぼ一脚状態で撮ったので、動画はフラフラしてしまいました。
更にこのコマは木が見事に御料車に掛かっています。完全な失敗コマ、前後で被ってないコマがあるかな?後で探してみます。
続いて太刀持ちで数分後にやって来る651系も撮影。
こんなにピカピカな651系を見るのも初めてかも。
さて返しの列車は何処で撮るか?
これもネットに上がっていた予想時刻だと鼠ヶ関を17時20分頃に出発とあり、かなり日が傾いてしまいます。更に羽越本線各撮影名所は、午後の下り列車は逆光になる場所がほとんどなので、場所選びが困難です。
そんな中、思い付いたのが数年前に夕方の下りいなほ号T編成の撮影に来た場所で、今の時期は順光にはならないものの、トライすることに。
海辺の岩場に下りて見上げるようにして撮ります。ここなら線路から相当離れているので、とやかく言われることはありません。そういっているとJRのライトバンが通って行きました。近くには保線職員を乗せた新潟ナンバーのパジェロも止まっていました。皆さん総出で訓練に参加しているようですね。
通過予想時刻から30分近く早くに「下り、接近」の警報が鳴り出して、慌ててカメラの電源を入れます。
西日を浴びてキラリと車体を光らせて訓練列車が通過して行きます。車体が尖っているので、割と前面の部分にも日が当たってくれました。
カメラを反対側に向けて後ろ姿を撮ります。
国道を大型トラックが通るとかなり邪魔になるのですが、小さい車だけだったので無事撮れました。
続行の651系はケツ撃ちのみで終了、というかすっかり忘れてカメラを片付けていたところでした。
こうして快晴の天気の中、狙い通りにわくドリの撮影と、思ってもいなかったお召し列車の訓練運転も撮れました。本番ではないので日章旗は付きませんが、皇室専用のTR車も初めて見れましたし、満足な出撃となりました。
.まさかの獲物捕獲
9/2(金)はわくドリは青森を夕方に出るので、それまでに青森に入ればよく、朝のうちは羽越本線のキハ40系を撮影することにして、ロケハン。
9月ともなると山影になって海を入れての撮影が難しい状況だったので、庄内平野に移動して、稲穂の実る田んぼの中を行く風景を撮る策に変更、鶴岡市内で8時頃まで撮影を行います。
場所は羽前水沢-羽前大山の直線で、羽前大山と言えば、カーブで望遠日の丸写真するのが有名らしいのですが、せっかく庄内平野にまで来て日の丸写真とか馬鹿なことはしません。
この区間は7時~8時の1時間の間に40系気動車が3本もやって来るので、とても効率よく撮れます。
最初は下り列車が2本続けてやって来ます。こちらは1本目の221Dで、タラコ+国鉄急行色もどきの2連でした。
22分後にやって来る821Dも撮って、20分後にやって来る上りの822Dを撮るべく、アングルをセットし終えて場所を離れていると、いきなり「下り、接近」の警報が入りました。
あれっと思い村上方を見ると、白いヘッドライト2灯の黒っぽい車体がやって来ます。
慌ててカメラを下り方にセットして撮りましたが、一番広角側にセットされていたので、ちょっと小さく写ってますが、TR車を組み込んだ6両編成は初めて見(撮り)ました。
こちらはケツ撃ちで撮った側で、御用車の菊の御紋章の位置が四角い凹みになっているのが分かります。やはり本運転の時までは取り付けずに走るようですね。一応目的が運転士のハンドル訓練ですので。
この車両、訓練で新津に来ていた事は知っていましたが、まさかこの時間にやって来るとは思っておらず、嬉しい獲物の捕獲となりました。
そしてこちらはその10分後にやって来た上り822Dで、長い4両編成です。
赤新潟色全部揃ったら、凄いことらしいのですが、そう簡単には揃いません。
車を青森方面に移動させて、余目の手前で、もう1本40系気動車を撮ります。9時台の上り824Dは2両ともオリジナル新潟色でした。
10時まで待ちましたがE655は動きそうにないので、このまま青森方面に向かいます。
.メインのわくドリ撮影へ
上りわくドリは青森を夕方にでることから、チャンスは1度しかなく、しかも10月を回ると日没の早い北日本のため、撮るチャンスすらもないので、この秋に確実に押さえておきたいところです。
その上りわくドリの撮影場所ですが、今日は天気がすこぶる良いので、川部-北常盤の直線で実った稲穂を入れて狙うことにします。雲が出たら大釈迦とも考えましたが、今日はその必要もないようです。
川部に1時間ほど早く着いたので、りんご畑の中を行くリゾートしらかみを狙いましたが、直射日光が強すぎて、リンゴがはっきり写ってませんでした。
五能線のキハ40系も撮って、いよいよ撮影地に移動します。ちょっと時間が押してきたので、少し急ぎます。
途中、田んぼの畦道で前輪を転落させた鉄ちゃんカーを発見しましたが、運転者はどこかと電話してるようなので、多分JAFを呼んでるなと思い、そのまま通過、その先にある踏切近くに到着、既に10名近くがスタンバイしていました。
17:17 わくドリの1本前をアングル確認用の上り普通が通った後、いよいよ本番です。
光線状態もバッチリで、雲1つなく・・・はないですが、まぁ大丈夫でしょう。
3つのライトを輝かせて583系がやって来ました。
夕陽を浴びて夜のお仕事に就く女王様(←この表現やめぃ!て言われそうw)の姿は何とも美しい。去年は夕方時に意地悪する雲の被害に遭いましたが、今回はばっちりの光線です。特撮も行い満足満足。
無事に撮り終えて青森方向へ走り出すと、あれ、先程の事故車、まだ転落したままで、パトカーが居ます。パトカー呼んでも救出されずに事情聴取されるだけなのに。それとも救出不可としてJAFに見捨てられたのかも知れません。いずれにしよ日暮れは間近。夜までにこの車が脱出できたのかは分かりません。
「他人の不幸を喜ぶのか?」という意見もありますが、草深い畦道に無理をして入って行くなという自戒の意味も込めて、肝に銘じたいと思います。
どっぷり日も暮れて、青森まで行く途中の大釈迦に寄って、たらポッキ温泉に浸かって汗を流します。先月もここへ来ましたが、この温泉に入ってから手荒れがすっと引いたので、青森に来たら立ち寄るポイントと化してしまいそうです。
翌日の9/3(土)は、八戸線方面の撮影に出ましたが、こちらは別記事として後日に掲載します。
.下りわくドリ再び追っかけ撮影
さて最終日の9/4ですが前回同様に羽越本線内で1ヶ所撮って追っかけて奥羽本線内で1ヶ所撮るという、あけぼの号からのパターンで撮ります。
今回も海をバックに1ヶ所目は確実に押さえたいので、3ヶ所追っかけはせずに小砂川でじっくり待ちます。
小砂川-上浜は2ヶ所の撮影ポイントがありますが、ここは大須郷の下ろしポイントで狙います。朝5時にセッティング、既に3本程の脚が立っていましたが、ここはキャパが少なく、木が邪魔になるのと、日が当たらないかも知れないリスクがあるので空いています。
もう1ヶ所の、市道陸橋脇から撮る場所は朝7時に見てみると、黒山の人だかりが出来ていました。防風柵が邪魔になるのによくこの場所で構えるのか不思議です。確かに下の写真の状況を見ると、「日が当たらないかも知れないから大須郷はやめとこう。」となるかも知れませんね。
さて撮影場所に戻りましたが、肝心の日がなかなか当たりません。7時半になっても2両分がせいぜいの状態で、横にいた撮影者は「10分~15分ぐらい遅れてくれないかな~」とこぼしていましたが、それだと追っかけには不利なので、時間通りに来てくれよと願うのみです。そして7時50分を回るとかなり日が当たってきました。これなら大丈夫。
そしていよいよ下りのわくドリがやって来ました。
心配された日当たりもまずまずですし、バックの海も最高にキレイです。
この美しい景色と583系の取り合わせはもうここでは見られないかも知れません。
感慨に浸る間もなく急いで撤収。北へ車を走らせます。
途中ノロノロトラックに行く手を阻まれて遅れが生じます。目標では秋田中央ICを9時には通過しないと間に合わないのですが、数分程度遅れています。このままだと、二ツ井から先での撮影は絶望です。
遅れは更に増えてかなりやばくなってきた感がありました。最悪の場合は切石IC入口の交差点脇から側面が影になりますが撮る事ができます。
その後八郎潟辺りから順調良く走れ、9:50に切石ICを通過、しかし青森方面に行く車が少し詰まっているので、ここで大胆に左折して能代方面に車を走らせます。
あと数分で東能代を出発、さあ間に合うか?と冷や冷やしましたが、8月に逆光で撮影した鶴形-富根のカーブで再び撮影することに。
列警は「上り、下り、接近」これ被るんじゃない?と更に焦りましたが、上りの貨物が先に通過し、実際には30秒ほど余裕がありました。
これで2発目も順光で捕獲。時間ギリギリでしたが出来は良くないものの特撮も何とか行えました。
.2回目のE655系撮影へ
無事に下りのわくドリも撮れて満足に撤収したのですが、ひょっとしたら、今日は日曜日、来週の海づくり大会のちょうど1週間前なので、本番同様の時間で駅や会場で予行演習をすると思い、酒田方面へトンボ返りとします。もちろん明日は仕事なので帰路に就くのは当然なのてすが。
帰りは高速を使わなくても14時頃には酒田に着けると踏んでいたのですが、予想外に時間が掛かって秋田を12時に通過、何とか間に合うかな?
あんまり撮影場所を選んでいる時間もなかったので、場所は結局2日前に来た羽前水沢-羽前大山の直線にしました。本番同様に、各踏切には警備員が2名ずつ、そして道路陸橋にも1名、そして柵が無い保線用の築堤登リ道にもしっかり警備員が立ってガードしています。動員されていた警備会社は関東地方からわざわざ派遣されていました。まさかの猛暑日のキツい中ご苦労様です。
そのため踏切ぎりぎりに立っての撮影はNG、踏切間の線路脇からもある程度離れて撮らなければなりません、望遠被り付アングルは難しい状況です。
まず車が停められた場所で露払いの228Dを撮ります。
この場所だと線路脇の木が邪魔になるので、線路脇がスッキリしている羽前水沢方に数十m移動します。これでOK。
ネットに上がっていた通過予想時刻だと、あと10分か~と思って待っていると、農道にトラクターが現れて、場所を変えざるを得ない状況に。その直後「上り、接近」の警報が入り、これはヤバイ!もうライトが見えています。
結局最初に撮った場所に戻ったところで通過シーンを撮影。ほぼ一脚状態で撮ったので、動画はフラフラしてしまいました。
更にこのコマは木が見事に御料車に掛かっています。完全な失敗コマ、前後で被ってないコマがあるかな?後で探してみます。
続いて太刀持ちで数分後にやって来る651系も撮影。
こんなにピカピカな651系を見るのも初めてかも。
さて返しの列車は何処で撮るか?
これもネットに上がっていた予想時刻だと鼠ヶ関を17時20分頃に出発とあり、かなり日が傾いてしまいます。更に羽越本線各撮影名所は、午後の下り列車は逆光になる場所がほとんどなので、場所選びが困難です。
そんな中、思い付いたのが数年前に夕方の下りいなほ号T編成の撮影に来た場所で、今の時期は順光にはならないものの、トライすることに。
海辺の岩場に下りて見上げるようにして撮ります。ここなら線路から相当離れているので、とやかく言われることはありません。そういっているとJRのライトバンが通って行きました。近くには保線職員を乗せた新潟ナンバーのパジェロも止まっていました。皆さん総出で訓練に参加しているようですね。
通過予想時刻から30分近く早くに「下り、接近」の警報が鳴り出して、慌ててカメラの電源を入れます。
西日を浴びてキラリと車体を光らせて訓練列車が通過して行きます。車体が尖っているので、割と前面の部分にも日が当たってくれました。
カメラを反対側に向けて後ろ姿を撮ります。
国道を大型トラックが通るとかなり邪魔になるのですが、小さい車だけだったので無事撮れました。
続行の651系はケツ撃ちのみで終了、というかすっかり忘れてカメラを片付けていたところでした。
こうして快晴の天気の中、狙い通りにわくドリの撮影と、思ってもいなかったお召し列車の訓練運転も撮れました。本番ではないので日章旗は付きませんが、皇室専用のTR車も初めて見れましたし、満足な出撃となりました。