六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

ふらっとVリーグ観戦

2024-11-24 | スポーツ
 ここのブログに見に来ていただいている方の多くが鉄道趣味の関係かと思いますが、最近は全然鉄道車両などの記事が一向に出てこずに退屈しているかも知れませんね。期待されているとしたら申し訳ありません。
 10月末からの一週間は鉄道関係として、JR各社の社会人野球が大阪に集結した話、そして先週は浜松にJR全社の吹奏楽部・音楽部が集結した話を書いてきました。一応写真(元はほぼ動画)も撮っているので、野球選手も含めて「撮り鉄」道社員?(みたいなちょっと苦しい)を一応やって、記事の方も連続で書いてきたので、ちょっとお腹いっぱい感がありますから、ここらで休憩をと思ったのですが、今週も出掛けてしまいました。

 23年ぶりのVリーグ観戦
 ということで、どこへ出掛けたかというと、何と久しぶりのVリーグ・バレーボールの試合観戦です。
 2001年にこれまで日本の女子バレー界を牽引してきた日立製作所の日立ベルフィーユが廃部になると聞いて、初めて試合観戦、それも新潟県までわざわざ車を走らせて行ったのですが(ついでに日本海側で撮り鉄も)、その年の5月にも大阪で多分最後の観戦(ついでにどこのチームか忘れましたが男子の試合も観戦)をして以来、なかなかバレーボールの試合を見に行く機会がなかったのですが、情報化の恩恵なのか、割と簡単に試合日程などが検索できるようになり、久しぶりに行ってみようかということで、ちょうど暇だったので、近隣で試合してる所がないか見たところ、三重県鈴鹿市で下位リーグですが、三重VT対JAぎふという試合カードを見つけたので、クリックしてみました。

 この三重ヴィアティンというチームは他に男子のバレー、サッカーJ3・バスケットのチームもある三重県北部の総合的スポーツ企業?のようです。
 なお野球とラグビーは鈴鹿市に本拠地を置く、Honda鈴鹿・Hondaヒートの2チームがあり、相互に補完する形となっているようです。なお鈴鹿には三浦知良選手の加入で有名になったJFLの鈴鹿ポイントゲッターズもありますが、こちらはJリーグ未昇格のクラブです。
 サイトに「ローソンチケットで購入」と書いてあるので、クリックしたところ、「該当なし」と無常の白画面が返ってきました。ならばとVリーグチケットのサイトも見たのですが既に販売終了。 
 田舎の2部リーグだし、そんなに売り切れるほどの事はないだろう、当日券とかあるんじゃないか? と探したところ、選手たちのXを見つけ、一週間前の別の会場での試合でしたが 「当日券ありまーす!」との事だったので、鈴鹿市でも多分当日券あるだろうと勝手に想像して行ってみる事にしました。



 .予備知識なしでの特攻
 企業の本社は桑名にありますが、三重県北部一帯をホームタウンとして、幾つかの体育館で試合を行っていて、今週末は鈴鹿市のAGF鈴鹿アリーナで行われるため、最寄り駅の白子まで40分ほどで行きます。

 白子駅初下車(多分)
 2駅北の伊勢若松では何度も降りたことがありますが、ここ白子は近鉄沿線に住んで20年以上になるのに、実は今回初めての下車です。

 駅前に出てきました。
 F1の聖地ということで、過去10年間の優勝~3位入賞者の手形プレートがあったり、観光案内所もF1グッズが置いてあったりと、さすがは世界の鈴鹿です。

 13:40 白子駅から徒歩12分ほどでAGFアリーナに到着。
 あれ、ほとんど人がいません。子どもらが鬼ごっこしてる以外はほとんど人の姿が見えない。調べてみると試合開始が15:30~で、1時間見間違えて早く来てしまったようです。
 とりあえず閉まっているドアから中を覗いてみると、机が出してあって、当日券売り場と書いてあったのでひと安心。試合開始の30分前には開くだろうと、まだ全然余裕だし、ここに居ても風が吹きつけて寒いので、開場時刻は15時だと思ってちょっと散歩してくることにします。

 14:10 散歩から戻ってきたら、あれれ、並んでる! どうやら開場は14時半のようです。
 慌てて列に並びました。その後も後ろに人がどんどん並んで、階段下のテニスコート前まで列が出来ていました。
 待っている人を見ると、みんなチケットを持っている(専用のチケットホルダーを首からぶら下げてる人も)ので、どうやら当日券を買う人は少数派のようです。
 14:30 ドアが開いて、並び列が進みます。やっぱりみんな前売り券を持っていて、私の前後数人で当日券を買ってる人はいませんでしたが、すんなり中には入れました。

 いよいよ試合観戦

 自由席は2階で、入り口からそのまま入ることができます。
 指定席は1階のフロアに折り畳みのパイプ椅子を出しての値段が高いのに貧相な椅子席ですが、選手を間近で見られるのと、カメラ小僧席で撮影用のビブスを着用すれば、試合中に望遠レンズで選手を撮影できます。それ以外は原則撮影禁止。
 今回は見るだけなので、2階の自由席として、ちょうど真正面から見えるいい場所に座りました。これで1,500円です。ハリセンとパンフレット、手書きの選手応援手引き?も貰って、試合開始を待ちます。

 14:53 試合開始までだいぶ時間がありますが、色々と応援を盛り上げる余興が繰り出されていて、チアリーダーによるダンスパフォーマンスや、地元中学生による始球式などもあり、お客さんを退屈させない工夫がされていて、隔世の感があります。昔は何も無くて淡々と試合が行われていただけですから。

 DJ音楽に合わせて両チームの選手が入場
 サッカーと同じく、子どもたちによるエスコートもあって、この辺りも楽しめます。

 なお相手チームの入場時には特に盛り上がった演出はなく、淡々と入場が行われていました。
 ホーム&アウェイでの差を付けることで、地域のお客さんを定着する狙いもあります。

 いよいよ試合が始まりました。
 試合そのものはテレビなどで見るのと大差はありませんが、片方の辺に応援団がいて、太鼓とメガホンを使った応援が行われていました。これも初聞きです。応援の調子はサッカーとほぼ同じ感じで、メガホンの先導で太鼓と観客のハリセンが会場内に鳴り響きます。
 客席ですが、入って直ぐの私が居た側はそこそこお客さんが入っていたのですが、対面側は入り口からぐるりと回り込って行かないといけないので、見ての通りのほぼガラガラでした。更に第3セット終了時にパラパラとお客さんが帰りだして、まだ決着も付いてないのですが、第4セットは少し寂しい感がありました。

 第1セットを三重が取ったものの、第2~第4セットを岐阜に3連取されて3-1で三重は敗退。
 今季まだ勝利がなかった三重ですが、またしても敗戦となり、0勝3敗となりました。この三重は元々V3のチームだったので、現在のVリーグの中では下位に甘んじていて、今年度どころか前年度の最初の方に勝って以来、公式戦では負け続けており、いつ勝つんだろうかという期待は持たせます。
 またプレーもバレーボールには全く知識のない私ですら、かつて見た日本代表を何人も抱えたV1の選手たちとは打球の強さ・速さの違いをV2では感じました。JAぎふは試合消化が2試合多く、既に2勝2敗だったので、この試合で勝ちが先行して3勝2敗としていました。

 ファンに楽しいサービス
 試合は負けましたが、試合が終わっても1階指定席のお客さんは帰りません。それは

 ファンサービスの記念写真撮影があるからです。
 試合が終わると場内アナウンスで、どうぞ記念写真を撮ってくださいと案内がありますから、私がいた2階席からでもこのように遠巻きに撮れるのですが、1階指定席からだとこれが真正面に撮れますから、やはり値段差だけの価値はありますね。
 引きで撮るとこんな感じで、1階指定席(カメラ小僧席)のお客さんに選手たちも応えてピースサイン。
 こうしてお客さんを少しでも獲得することで、チーム運営を軌道に乗せて行かないと、台所事情も大変ですからね。
 なお会場前ではチアによるお見送りもあり(1階指定席のお客さんには選手直々による見送りもある)また見に来てくださいとチアのお嬢さん方から言われると、オジサンまた来たくなっちゃう! と言いたいところですが、ここは暫く色々なチームをまず見ることからでしょうね。試合内容そのものよりも運営とかお客さんの入りや応援スタイルとか、トータルで見比べると面白いと思います。次にバレーの試合が見られるのはいつになるかな? 何せ土日に休みが中々合わないのでね。

 17:50 白子駅まで戻ってきました。
 次にこの駅で降りることは近いうちにあるのかな?

ということで、23年ぶりにVリーグバレーボールの試合を見た件でした。しばらくは平日に休みの週が続くので、寒いしお出掛けが一気に減るかも。
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