10月末から11月初旬にかけての約1週間は史上初JR旅客6社全ての野球部が出場した社会人野球コンプリート観戦のため、大阪に出撃していましたが、今週末は別でJR各社が集うイベントがありましたので、そちらに出撃しました。
JR各社の行うイベントと言えば、最近だと車両基地での有料撮影会などが行われていますが、今回は鉄道のイベントではなく、音楽のイベントです。

社会人野球にも少し関係がありますが、JR各社の吹奏楽部(音楽部)が年に一度集結する音楽イベントがあり、2016年に第1回が開かれ、北海道を除く5社の地域で開催地を持ち回りで行っていて、今年が7回目の開催となるもので、今回の開催地は音楽の街:浜松で行われることになりました。
軟式野球部のため都市対抗や日本選手権には出られないJR貨物も勿論参加しますし、列車の乗務もしている野球部員が試合に出る日には、一緒に吹奏楽部まで野球場には出向けないJR四国も参加します。逆に吹奏楽部が演奏会で出掛ける時には、野球部員はその分の乗務を代わりに行ってるということでしょうね。
そして単独枠の演奏は無いものの、合同演奏にスポット参加するJR北海道も加えて、JR7社全ての吹奏楽部(音楽部)が集まる年に1度のイベントがこの定期演奏会です。
今回の会場は浜松駅すぐ横にあるアクト浜松の大ホールで、ここは2,300人収容、日本初の4面式のクラッシックコンサート対応の本格的ホールを借りるとあって、ホスト役のJR東海さん非常に気合入ってます。

名古屋から浜松までは一旦豊橋で降りて改札を入り直す事になりますが、今回は豊橋往復きっぷを使い、豊橋-浜松間は通常の乗車券(IC)で乗ることで、休日であれば1,040円安く往復できます。

12:30 浜松駅に到着
駅の東側、画面の左側にある茶色い建物がアクト浜松で、高い場所はホテルで、下の広い建物がホールになっています。開場は13時なので、もしかしたらある程度並んでいるかも知れません。

ホールに入ると既に80人近い人が階段に並んで、開場時間を待っているので、私も最後尾の列の場所に並びましたが、その後も続々と人が集まってきて、列はみるみるうちに長くなっていきました。
いかにも吹奏楽をしているそうな(というか聞こえてくる会話内容ですぐ分かる)中高生の娘さんと一緒の親子連れ以外は、定年退職したような高齢の夫婦らしきなどの姿も含めて、全体的に年齢は割と高めでした。

12:58 開場予定時刻の13時を若干フライングしての会場となりました。
2階席は取材者専用ということで、一般の観衆は1階席のみでの観覧となり、最初は舞台近くの前の方の席に座ってみたのですが、傾斜が意外と緩く、下から見ると譜面台で演奏者がよく見えないため、一番後ろの方の席に移動してきました。一番後ろの列には三脚を立てて動画を撮ってる人がいて、撮り鉄?と思いましたが、会話の内容からして、公式のプレスに属さないため2階席には上がれなかったJR職場関係者っぽい感じです。他にも前の方で三脚立てていた人も1名いました。普通のコンサートだとこういうのはご法度の摘まみ出しですが、この辺が許容されているのが無料コンサートの緩いところでしょうか? といって何も事情を知らない私たちが遠慮なくカメラを構えるのも何ですから、今回は勿論ハンディーカメラは持参していません。

13:17 JR全社メンバーによる、ウェルカムアンサンブル。
今年は全員フルートによる共演でした。7社もあるのでフルートだけで16人も出せますね。
演奏の模様については、こうした講演中のカメラでの撮影は憚られるものですが、最低限程度での撮影ということで、音が大きい時に携帯でサッと撮りましたので、白飛びした変な写真になっていますがご了承下さい。
演奏順からいいますと、
①JR貨物音楽部(部員数61名 出演は34名くらい)
全国に散らばっているので、今回来れたのはぱっと見数えたところで楽器22名+声楽12名の34名ぐらいでした。
事前練習無しのぶっつけ本番とお話されていました。 3曲中1曲目はヒスイという声楽曲のいわゆるアカペラなのも特徴。
②JR四国吹奏楽部(部員数30名 出演もほぼ同数)
人気のアルヴァーマ序曲とオーメンズ・オブ・ラブというコテコテの2曲を演奏
野球の応援には来れませんが、四国内での鉄道まつりなどでは見られます。
③JR西日本吹奏楽団 近畿統括(団員数48名)+ふれあい楽団(軽音楽数名)
JR西日本ほどの規模になると、大阪以外にもいくつかの楽団があり、今回は近畿地区の吹部本体と軽音楽部を加えて見た感じ50数名で出ていました。

JR西日本と言えば、かつての白制服を彷彿とされる白のジャケットが印象的です。
演奏曲では世界の国からコンニチハ~つまり、来年の関西万博を見越しての選曲というところでしょうか。
④JR九州吹奏楽団(団員数62名 出演は半数ほど)
先日の社会人野球の応援でも見ましたが、今回も社歌である浪漫鉄道が演奏されており、これがまた野球応援時とは違ったステージ演奏用にアレンジを変えて演奏されていたので、その辺りの違いも聞いていると面白いものです。
野球の応援でもない演奏会で社歌が演奏されて、九州じゃやない地域なのにお客さんも口ずさむとか、本当に神曲ですね。
⑤JR東日本東京吹奏楽団(団員数69名 出演は52名)
西日本同様に各地に楽団を持つJR東日本ですが、今回は東京の本体に東北吹奏楽団からも数名参加して52名での演奏となっていました。
数日前に京セラドームでJRファイヤーを演奏してたとは思えない、重厚な感じの演奏していました。
⑥JR東海音楽クラブ(部員80名)
今回のトリを務めるのは勿論ホスト役のJR東海。

音楽クラブと銘打っているように、基本の吹奏楽部に加えて、軽音楽の人員も全部合わせた1つの部としてのまとめていて、東京から大阪まで地域が広いため、それぞれの地域で少数での演奏も行われています。特筆なのは、現社長さんが自らトランペットを吹いていて、今回の演奏会でも自ら楽器を持って開会の挨拶に出ておられました。
そして演奏ではプログラムに罹れた2曲の演奏後に、サプライズで「会いに行こう」CM専用バージョンも演奏され、盛大な拍手が巻き起こっていました。まさかこれが生で聞けるとは、粋な演出です。野球部の応援ではエレキベースが来ますが、室内演奏なのでウッドベースが来ているのも発見点ですね。
⑦JR7社合同演奏

最後は今回演奏のJR6社に加えて、JR北海道からの2名のスポット参加を加えたオールJRでの演奏。
2曲+アンコールでは「鉄道行進曲」として、鉄道唱歌をベースにアレンジしたものが最近の定番の締め曲として演奏されていますが、今回も演奏され、100人以上の大編成での声楽+楽器の大演奏で幕を閉じました。

こちらがパンフレットの中身(表紙は記事の一番上にある紺色のもの)
気候も寒くなってきて、日も短くなるので外での活動が減るため、出掛けることも減る時期ですが、こうしたイベントがあると、一度行ってみたくもなると思います。何せ入場料無料! 会場費は全てJR持ちですから、東京も大阪も超満席なのは分かりますね。
ということで、野球に続いて音楽でも楽しむJRのお話でした。
JR各社の行うイベントと言えば、最近だと車両基地での有料撮影会などが行われていますが、今回は鉄道のイベントではなく、音楽のイベントです。

社会人野球にも少し関係がありますが、JR各社の吹奏楽部(音楽部)が年に一度集結する音楽イベントがあり、2016年に第1回が開かれ、北海道を除く5社の地域で開催地を持ち回りで行っていて、今年が7回目の開催となるもので、今回の開催地は音楽の街:浜松で行われることになりました。
軟式野球部のため都市対抗や日本選手権には出られないJR貨物も勿論参加しますし、列車の乗務もしている野球部員が試合に出る日には、一緒に吹奏楽部まで野球場には出向けないJR四国も参加します。逆に吹奏楽部が演奏会で出掛ける時には、野球部員はその分の乗務を代わりに行ってるということでしょうね。
そして単独枠の演奏は無いものの、合同演奏にスポット参加するJR北海道も加えて、JR7社全ての吹奏楽部(音楽部)が集まる年に1度のイベントがこの定期演奏会です。
今回の会場は浜松駅すぐ横にあるアクト浜松の大ホールで、ここは2,300人収容、日本初の4面式のクラッシックコンサート対応の本格的ホールを借りるとあって、ホスト役のJR東海さん非常に気合入ってます。

名古屋から浜松までは一旦豊橋で降りて改札を入り直す事になりますが、今回は豊橋往復きっぷを使い、豊橋-浜松間は通常の乗車券(IC)で乗ることで、休日であれば1,040円安く往復できます。

12:30 浜松駅に到着
駅の東側、画面の左側にある茶色い建物がアクト浜松で、高い場所はホテルで、下の広い建物がホールになっています。開場は13時なので、もしかしたらある程度並んでいるかも知れません。

ホールに入ると既に80人近い人が階段に並んで、開場時間を待っているので、私も最後尾の列の場所に並びましたが、その後も続々と人が集まってきて、列はみるみるうちに長くなっていきました。
いかにも吹奏楽をしているそうな(というか聞こえてくる会話内容ですぐ分かる)中高生の娘さんと一緒の親子連れ以外は、定年退職したような高齢の夫婦らしきなどの姿も含めて、全体的に年齢は割と高めでした。

12:58 開場予定時刻の13時を若干フライングしての会場となりました。
2階席は取材者専用ということで、一般の観衆は1階席のみでの観覧となり、最初は舞台近くの前の方の席に座ってみたのですが、傾斜が意外と緩く、下から見ると譜面台で演奏者がよく見えないため、一番後ろの方の席に移動してきました。一番後ろの列には三脚を立てて動画を撮ってる人がいて、撮り鉄?と思いましたが、会話の内容からして、公式のプレスに属さないため2階席には上がれなかったJR職場関係者っぽい感じです。他にも前の方で三脚立てていた人も1名いました。普通のコンサートだとこういうのはご法度の摘まみ出しですが、この辺が許容されているのが無料コンサートの緩いところでしょうか? といって何も事情を知らない私たちが遠慮なくカメラを構えるのも何ですから、今回は勿論ハンディーカメラは持参していません。

13:17 JR全社メンバーによる、ウェルカムアンサンブル。
今年は全員フルートによる共演でした。7社もあるのでフルートだけで16人も出せますね。
演奏の模様については、こうした講演中のカメラでの撮影は憚られるものですが、最低限程度での撮影ということで、音が大きい時に携帯でサッと撮りましたので、白飛びした変な写真になっていますがご了承下さい。
演奏順からいいますと、
①JR貨物音楽部(部員数61名 出演は34名くらい)
全国に散らばっているので、今回来れたのはぱっと見数えたところで楽器22名+声楽12名の34名ぐらいでした。
事前練習無しのぶっつけ本番とお話されていました。 3曲中1曲目はヒスイという声楽曲のいわゆるアカペラなのも特徴。
②JR四国吹奏楽部(部員数30名 出演もほぼ同数)
人気のアルヴァーマ序曲とオーメンズ・オブ・ラブというコテコテの2曲を演奏
野球の応援には来れませんが、四国内での鉄道まつりなどでは見られます。
③JR西日本吹奏楽団 近畿統括(団員数48名)+ふれあい楽団(軽音楽数名)
JR西日本ほどの規模になると、大阪以外にもいくつかの楽団があり、今回は近畿地区の吹部本体と軽音楽部を加えて見た感じ50数名で出ていました。

JR西日本と言えば、かつての白制服を彷彿とされる白のジャケットが印象的です。
演奏曲では世界の国からコンニチハ~つまり、来年の関西万博を見越しての選曲というところでしょうか。
④JR九州吹奏楽団(団員数62名 出演は半数ほど)
先日の社会人野球の応援でも見ましたが、今回も社歌である浪漫鉄道が演奏されており、これがまた野球応援時とは違ったステージ演奏用にアレンジを変えて演奏されていたので、その辺りの違いも聞いていると面白いものです。
野球の応援でもない演奏会で社歌が演奏されて、九州じゃやない地域なのにお客さんも口ずさむとか、本当に神曲ですね。
⑤JR東日本東京吹奏楽団(団員数69名 出演は52名)
西日本同様に各地に楽団を持つJR東日本ですが、今回は東京の本体に東北吹奏楽団からも数名参加して52名での演奏となっていました。
数日前に京セラドームでJRファイヤーを演奏してたとは思えない、重厚な感じの演奏していました。
⑥JR東海音楽クラブ(部員80名)
今回のトリを務めるのは勿論ホスト役のJR東海。

音楽クラブと銘打っているように、基本の吹奏楽部に加えて、軽音楽の人員も全部合わせた1つの部としてのまとめていて、東京から大阪まで地域が広いため、それぞれの地域で少数での演奏も行われています。特筆なのは、現社長さんが自らトランペットを吹いていて、今回の演奏会でも自ら楽器を持って開会の挨拶に出ておられました。
そして演奏ではプログラムに罹れた2曲の演奏後に、サプライズで「会いに行こう」CM専用バージョンも演奏され、盛大な拍手が巻き起こっていました。まさかこれが生で聞けるとは、粋な演出です。野球部の応援ではエレキベースが来ますが、室内演奏なのでウッドベースが来ているのも発見点ですね。
⑦JR7社合同演奏

最後は今回演奏のJR6社に加えて、JR北海道からの2名のスポット参加を加えたオールJRでの演奏。
2曲+アンコールでは「鉄道行進曲」として、鉄道唱歌をベースにアレンジしたものが最近の定番の締め曲として演奏されていますが、今回も演奏され、100人以上の大編成での声楽+楽器の大演奏で幕を閉じました。

こちらがパンフレットの中身(表紙は記事の一番上にある紺色のもの)
気候も寒くなってきて、日も短くなるので外での活動が減るため、出掛けることも減る時期ですが、こうしたイベントがあると、一度行ってみたくもなると思います。何せ入場料無料! 会場費は全てJR持ちですから、東京も大阪も超満席なのは分かりますね。
ということで、野球に続いて音楽でも楽しむJRのお話でした。
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