六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

近鉄8A系に乗り&撮り

2024-10-27 |  出撃 at 近畿地方
先々週いよいよ営業線デビューした近鉄の久々の通勤車両である8A系を撮り&乗りに行きました。
 しまかぜ50000系やひのとり80000系の増備に100億円近く使っていましたから、なかなか一般車両の増備ができずに、その間に発火事故をはじめとした故障も
多発していたので、ようやく本腰を上げて一般車両の制作に取り掛かった感があります。
 新車構想が発表された時は、まぁまぁこんな形になるのかなとは思っていたのですが、鉄道ファンの誰もが驚いたのがその形式名で、まさか数字の間にアルファベットを挟んでくるとはという斬新さでした。頭が8で始まるので8000系列の続番であるのは分かります、トイレ付の大阪・名古屋線仕様はそれだと1A系になるのかも合わせての注目ポイントでした。
 営業運用に入った翌週に早速現地に行く事にしました。

 まず現在の運用ですが、阪神への直通運転をしない運用に入っているようで、専ら近鉄線内での折り返しのみに入っていました。
 阪神直通の快速急行や普通ではなく、急行や準急運用がメインよようです。そのうち阪神線内にも入るでしょうか。

 こちらが車内の様子で、なかなか乗客が乗っている事が多くて、撮れる機会がなかったのですが、難波に着いて車掌が見回りに行ってる僅かな時間で撮りました。

 車内に2ヶ所ある何ちゃらシート。「やさしば」
 実際に座ってみましたが、わりとフカフカしてます。E233系グリーン席の座面といった感じでしょうか。また普通席も従来のL/C座席よりは格段に座り心地が改善されてますが、果たしていつになったらクロスシートモードになるやら。
 奈良線では土休日に一部の列車でクロスシートモードにしますが、京都橿原線内ではロング専用にしてたので。

 次に撮影に向かいます。
 現在は奈良方に連結されているので、午前中に順光で撮れる奈良線の撮影地と言えばあそこしかありません。
 まず運用をつかむために大和西大寺駅で待ちます。すると

 準急で入ってきました。
 こういった駅撮りするのはスマホでスナップ撮影する以外は久しぶりなので、いかにも撮り鉄って感じでしたが、ここではこの1本だけにしました。
 信号機などがホームの両端にあって被ってしまうので、別の撮影場所に移動します。

 次に来たのが学園前駅。
 ここでは先程撮った列車が折り返して難波方面に行くのですが、奈良側の4両なので後撮りとなります。ホームほぼ端(完全に端だと柱などが邪魔になる)から撮影。
 撮影後は駅から歩いて10分ほどの踏切に行きます。小雨が降ってきました。

 富雄第一踏切は坂を登ってくる下り列車をいい感じで撮れる有名撮影地なのですが、キャパが最大3名と狭いので、平日が狙い目です。
 上の写真は編成が違いますが、これは今週再訪問時の写真(正確には動画切り出し画像)です。

 こちらは新車の導入にともなって今月から廃車が始まった8000系の残党で、こちらの方が貴重ですね。でも近鉄に詳しくないと、8000系も8400系も8600系も全然見分けがつきません。私も番号を見ないと分かりません。昔は屋根の形が違ったのですが冷房改造を受けてからはみんな同じ形に見えます。

 もう1本、こちらは黄色い近鉄電車。
 大阪万博の新ラッピング車で、前日は日本橋駅て三脚立ててかなりの人が撮ってましたが、来年半ば迄は見られるでしょう。

ということで、近鉄久々の通勤車両の新形式8A系に乗り&撮りしに行ったお話でした。
 来週(というか明後日から)は史上初のJR6社揃い踏みで出場する社会人野球日本選手権に行くので、大阪に滞在になります。


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