さよなら宇高航路の続きの記事です。宇野港に着いたところから。
.宇野港到着そして折り返し乗船
宇野港入港後にすぐ、隣の岸壁にも別のフェリーが入港してきました。
高松航路廃止後はこちら側だけを使うのでしょうか?
昼過ぎの便のみ宇野港に着いてすぐ折り返しではなく、ここで1時間半の休憩があるので、港界隈でゆっくり時間があります。
宇野港の乗り場は行き先別に建物が別々になっており、廃止後は建物自体使われなくなるのでしょうか?
その宇野港フェリー乗り場から左へ120度体を向けると宇野駅があるので、歩いて3分ぐらいで着きます。
昔は港が西側に離れていたので、宇野駅から港までずい分歩いた記憶がありますが、JRの宇高連絡船廃止後は宇野駅も駅前整備されて、アクセスはし易くなっていたのですが。
ターミナル北側にある自転車置き場。
自宅から自転車で港まで来て、朝6時台のフェリーで高松へ通期・通学という人もいると思いますが、フェリー廃止後はどうなるんでしょうか? 宇野→茶屋町→瀬戸大橋線→高松 のルートだと時間も運賃も多く掛かって高負担になります。この辺りの対策は何かされているのか気掛かりです。
宇野駅周辺にはこれといって時間を潰す所もないので、30分ほどでフェリー乗り場に戻ってきました。
ターミナルの待合室で待つことにしたのですが、そこにこんなポスターが貼ってありました。
「撮り鉄」ならぬ「撮り船」ですって。玉野市の主催のようですが、残念ながら11月末で応募締め切りなので、この記事の投稿時点では終わっています。
15:30 再び乗船し、折り返し出港時間を待ちます。
帰りは1番乗り・・というか、待っている人が3人ぐらいしかいません。
15:45 宇野港を出港
一番前の6席の中央席に座りました。
高松行きは海路右側通行なので、途中の小さな島の西側を回るルートを取ります。
先ほどは直島のすぐ脇を通りましたが、直島からは離れて通ります。
前方の展望席は半分ほど埋まりましたが、後方の席はほとんど乗客の姿はなく、せいぜい15人ぐらいというところ。
やはりこれだけ乗客が少ないと、路線維持も難しいところですね。
西側のルートを通るので、瀬戸大橋も若干近く見えます。
曇っていた晴れの国-岡山から香川県側に来て少し晴れ間が見えてきました。
16:40 宇野出港から55分で高松港に入ってきました。
意外と速い入港、積み荷が軽いせいなのかも知れません。
お昼に高松港前の歩道橋から見た180度旋回を、今度は船上で体験します。
まぁ他の船でもやってることですが。
16:43 下船開始
所定時刻より7分も早く到着しました。帰りは非常に早かった気がするのも当然ですね。
これで宇高航路のお別れ乗船が終わりました。あとは撮影するぐらいです。
高松港に戻って来てフェリーから降りてみると、船上に灯かりが。
これは夕方の出港シーンはいい感じになるかも。
ということで、北側の岸壁に回り込んで、夕方の便の出港シーンを撮ることにしました。
電球色の灯かりが海上を滑って行くように流れる光景は趣があっていい感じだったのですが、最後になってその感傷的な雰囲気を散歩犬の鳴き声と飼い主の躾け声がぶち壊して終わりました。
.船三昧の2日間を終えて
1日目は午前1時に神戸港を出て朝高松に着いて、昼から宇野まで往復、合計3本船に乗りましたが、2日目も神戸までの帰路の船に乗るので、2日間で合計4本も船に乗る事になりました。
2日目の朝は9時過ぎまで瓦町付近で琴電の電車を撮影したのみで、この日はJR・琴電ともに乗って何処かへという事はありませんでした。
遅めのモーニングの後、10時台の高松港での発着シーンを動画撮影のみして、あとは昼過ぎにはもう帰路に就きます。
高松港の旧フェリー発着場。
サンポートに移転する前は、高松城の東側に各社のフェリー乗り場があり、ここから発着していました。私もここから車を積んで往復した事があるので懐かしいです。今は駐車場として活用してるようです。
宇高国道フェリーの乗り場跡。
一番広告が熱心でお客もいっぱい乗っていた宇高国道フェリーでしたが、航路以外の事業で会社は継続しているとのことです。
高松東港から14時発の神戸行きに乗ります。
1日4便あるうちの上りが3便、下りが2便小豆島に寄るので、今回は初めて小豆島を間近に見られます。
小豆島に近づいてきました。
岡山側はまた曇っていて、坂手港もかなり暗かったのと、動画のみの撮影なので、着岸の様子の写真はありません。
高松出港時は数人だった船内も、小豆島からは多くの乗客(大半が外人)が乗り込んできて、船内は一気に喧しい中国語が飛び交い、白人カップルも閉口。これだけ中国人が五月蠅いと、乗る便も再考せざるを得ませんね。
なおジャンボフェリーでは客室内撮影禁止(それでも一応動画は高松出港後に撮ってますが)のため画像掲載はありません。
18:45 夜の帳が下りた神戸港に到着。2泊2日の高松出撃が終わります。
ちなみに帰りの船は、検査明けの“りつりん2”でしたが、機関検査のみなので、客室内のリニューアルなどはなく、乗った感じは変わりませんでした。
これで宇高航路のお別れ乗船旅が終わりましたが、宇高航路がなくなると、本州-四国間の航路は、
1. 和歌山-徳島 南海フェリー
2. 神戸-高松東 ジャンボフェリー
3. 大阪・神戸-東予・新居浜 オレンジフェリー
4. 広島・呉-松山 瀬戸内海汽船・石崎汽船
5. 柳井-松山 防予フェリー
6. 東京-徳島・北九州 オーシャントランス
の僅かに6航路が残るのみとなってしまいました。
.宇野港到着そして折り返し乗船
宇野港入港後にすぐ、隣の岸壁にも別のフェリーが入港してきました。
高松航路廃止後はこちら側だけを使うのでしょうか?
昼過ぎの便のみ宇野港に着いてすぐ折り返しではなく、ここで1時間半の休憩があるので、港界隈でゆっくり時間があります。
宇野港の乗り場は行き先別に建物が別々になっており、廃止後は建物自体使われなくなるのでしょうか?
その宇野港フェリー乗り場から左へ120度体を向けると宇野駅があるので、歩いて3分ぐらいで着きます。
昔は港が西側に離れていたので、宇野駅から港までずい分歩いた記憶がありますが、JRの宇高連絡船廃止後は宇野駅も駅前整備されて、アクセスはし易くなっていたのですが。
ターミナル北側にある自転車置き場。
自宅から自転車で港まで来て、朝6時台のフェリーで高松へ通期・通学という人もいると思いますが、フェリー廃止後はどうなるんでしょうか? 宇野→茶屋町→瀬戸大橋線→高松 のルートだと時間も運賃も多く掛かって高負担になります。この辺りの対策は何かされているのか気掛かりです。
宇野駅周辺にはこれといって時間を潰す所もないので、30分ほどでフェリー乗り場に戻ってきました。
ターミナルの待合室で待つことにしたのですが、そこにこんなポスターが貼ってありました。
「撮り鉄」ならぬ「撮り船」ですって。玉野市の主催のようですが、残念ながら11月末で応募締め切りなので、この記事の投稿時点では終わっています。
15:30 再び乗船し、折り返し出港時間を待ちます。
帰りは1番乗り・・というか、待っている人が3人ぐらいしかいません。
15:45 宇野港を出港
一番前の6席の中央席に座りました。
高松行きは海路右側通行なので、途中の小さな島の西側を回るルートを取ります。
先ほどは直島のすぐ脇を通りましたが、直島からは離れて通ります。
前方の展望席は半分ほど埋まりましたが、後方の席はほとんど乗客の姿はなく、せいぜい15人ぐらいというところ。
やはりこれだけ乗客が少ないと、路線維持も難しいところですね。
西側のルートを通るので、瀬戸大橋も若干近く見えます。
曇っていた晴れの国-岡山から香川県側に来て少し晴れ間が見えてきました。
16:40 宇野出港から55分で高松港に入ってきました。
意外と速い入港、積み荷が軽いせいなのかも知れません。
お昼に高松港前の歩道橋から見た180度旋回を、今度は船上で体験します。
まぁ他の船でもやってることですが。
16:43 下船開始
所定時刻より7分も早く到着しました。帰りは非常に早かった気がするのも当然ですね。
これで宇高航路のお別れ乗船が終わりました。あとは撮影するぐらいです。
高松港に戻って来てフェリーから降りてみると、船上に灯かりが。
これは夕方の出港シーンはいい感じになるかも。
ということで、北側の岸壁に回り込んで、夕方の便の出港シーンを撮ることにしました。
電球色の灯かりが海上を滑って行くように流れる光景は趣があっていい感じだったのですが、最後になってその感傷的な雰囲気を散歩犬の鳴き声と飼い主の躾け声がぶち壊して終わりました。
.船三昧の2日間を終えて
1日目は午前1時に神戸港を出て朝高松に着いて、昼から宇野まで往復、合計3本船に乗りましたが、2日目も神戸までの帰路の船に乗るので、2日間で合計4本も船に乗る事になりました。
2日目の朝は9時過ぎまで瓦町付近で琴電の電車を撮影したのみで、この日はJR・琴電ともに乗って何処かへという事はありませんでした。
遅めのモーニングの後、10時台の高松港での発着シーンを動画撮影のみして、あとは昼過ぎにはもう帰路に就きます。
高松港の旧フェリー発着場。
サンポートに移転する前は、高松城の東側に各社のフェリー乗り場があり、ここから発着していました。私もここから車を積んで往復した事があるので懐かしいです。今は駐車場として活用してるようです。
宇高国道フェリーの乗り場跡。
一番広告が熱心でお客もいっぱい乗っていた宇高国道フェリーでしたが、航路以外の事業で会社は継続しているとのことです。
高松東港から14時発の神戸行きに乗ります。
1日4便あるうちの上りが3便、下りが2便小豆島に寄るので、今回は初めて小豆島を間近に見られます。
小豆島に近づいてきました。
岡山側はまた曇っていて、坂手港もかなり暗かったのと、動画のみの撮影なので、着岸の様子の写真はありません。
高松出港時は数人だった船内も、小豆島からは多くの乗客(大半が外人)が乗り込んできて、船内は一気に喧しい中国語が飛び交い、白人カップルも閉口。これだけ中国人が五月蠅いと、乗る便も再考せざるを得ませんね。
なおジャンボフェリーでは客室内撮影禁止(それでも一応動画は高松出港後に撮ってますが)のため画像掲載はありません。
18:45 夜の帳が下りた神戸港に到着。2泊2日の高松出撃が終わります。
ちなみに帰りの船は、検査明けの“りつりん2”でしたが、機関検査のみなので、客室内のリニューアルなどはなく、乗った感じは変わりませんでした。
これで宇高航路のお別れ乗船旅が終わりましたが、宇高航路がなくなると、本州-四国間の航路は、
1. 和歌山-徳島 南海フェリー
2. 神戸-高松東 ジャンボフェリー
3. 大阪・神戸-東予・新居浜 オレンジフェリー
4. 広島・呉-松山 瀬戸内海汽船・石崎汽船
5. 柳井-松山 防予フェリー
6. 東京-徳島・北九州 オーシャントランス
の僅かに6航路が残るのみとなってしまいました。