六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

ふらり広電・西鉄撮影

2021-04-04 |  出撃 at 中国地方
 高校野球も佳境に入ってた3/30~2泊3日で西へ向かうことにしました。今月既に2回も広島県を訪れていますが、今月3回目の広島県への訪問となります。目的は朝ラッシュの動画撮影で、広電と西鉄の撮影を行うため、それぞれ広島市と福岡県内で収録を行うます。青春18きっぷも丸々1枚5日分余ってるので、それを使います。

 .ひろでん+α撮影
 3/30は夜大阪を出て翌朝広島市内でひろでん撮影し、昼間は山陽本線を下って福岡に入るというプラン。
 夜行バスの利用は感染症が心配ですが、当日の昼過ぎにJRバスのサイトを見ると割引席も通路側ですがまだ残っている程のガラガラだったので、大阪からグランドリーム広島号に乗ることにしました。割引席ではないがトイレ前の3Cなら遠慮なくフルリクライニングできるので定価の席を予約します。

 難波のOCATに行くと、22:50に出る高知行きの乗り場に大量のベトナム人グループが。
 これは大変だなぁと思っていたら、実際にバスに乗り込んだのは2人だけで、他はお見送りだったようです。

 23時発の広島行きに乗り込みます。
 後方にUSJからと見られる乗客3・4人がいるだけで、至ってガラガラです。

 バスに乗車する時に、除菌シートの配布を受けました。JRバス中国のオリジナルデザイン。
 これで快適に広島までの道中を過ごせるかと思ったのですが、そう甘くはありませんでした。
 大阪駅から予想外の乗車があり、15人近く乗り込んできました。
 私の隣の乞食席3Bにもビンボーっぽい兄ちゃんが座りましたが、カーテンを閉めるので大したことないか。
 当日の夕方以降に急きょこのバスを選んだ人が思いのほか多い状況でした。しかも途中の中筋や広島BCでの降車が2人しかなく、ほとんどが終点の広島駅までの乗車なので、広島に用の無い人がそのまま鉄道に乗り継いで下っていくのでしょうか。

 定刻どおりに広島駅に到着。花冷えで風も強く、寒い寒い。

 広島駅の南口は路面電車のJR駅直結化工事が行われています。江ノ電の藤沢駅のように手前から立ち上がって高架の駅ビルに突っ込むような感じになるのでしょうか? いずれにしても現在の平地での発着風景は見納めになります。

 ということで、広電の動画は広島駅前の発着風景を収録しました。

 もう1つ、JR広島駅を発着するシーンを撮れるかロケハンしたのですが、駅東側の歩道橋は細かい網目の柵が張られているので、一般的なカメラでは撮影できません。

 スマホで90度ピッタリ合わせて何とかケラレなく撮れるレベルなので、ここでの撮影は難しいでしょう。広島駅での発着を撮る場合は歩道橋下の踏切からになるかと思いますが、電車が全部227系になった今はほとんど撮る価値もなさそうです。

 .山陽本線を西下
 広電の撮影後は駅北のコメダでバッテリー充電を兼ねたちょっと長めのモーニングで朝食をとって、広島11時過ぎの山陽本線で福岡方面へ下ることに。

 岩国から西は一部の区間運転を除けば国鉄天国になります。それも115系3000番台が集中的に配置されているので、電車旅には最高の区間です。

 お決まりの大畠の海沿いを走る車窓。
 快晴ですが、黄砂が掛かっているようで、全体的に少し霞んだ天候です。

 下関まで乗る予定だったのですが、そうだ、あそこに行ってみよう!
 ということで長府駅で下車。

 長府駅は何年か前に橋上駅舎に建て替わってキレイになったのですが、平屋の駅舎内にあったうどん屋がなくなってしまい、残念です。

 2階の改札前には一応売店用のスペースもありますが、残念ながら未入店のままです。駅が街の顔としての存在感が大きく落としているのが実感できます。

 あそことは、山陽新幹線の厚狭ー新下関間の撮影地ことで、小月へ1駅戻って、小月駅から徒歩25分ほどの山の中を目指します。

 小月駅から住宅地を20分ほど歩いて、最後の5分程が鬱蒼とした山の中になります。高速道路の車の音がうるさいし、時々走る新幹線の音も聞こえてきます。

 着いたのが、幾つかのブログなどで紹介されている撮影地ですが、実際に来てみると、同軸ケーブルは邪魔になるわ、線路脇の突きだしスポットには鉄条網が張られるわで、かなり撮影に厳しい場所となっていました。しかも監視カメラまで付けられています。
 ここで撮ろうとすると相当の長玉レンズでスチル写真のみの撮影となりそうです。動画録りには適していない場所ですが、来た以上は何本か撮って帰らなければと、4~5本録って終えました。

 三脚上にミニ一脚を取り付けて高さ2m程にしたのですが、それでも同軸ケーブルの柱や架線柱が被ったりするので、あまり良い撮影地とは思えません、というか新幹線撮りはそういう特殊な環境で撮ってる人たち御用達の場所なのかも知れません。

 ,西鉄電車の撮影へ
 九州へは昨年9月に往路は台風の中、船に揺られて行きましたが、今回は往復とも18きっぷ利用です。
 明日は西鉄電車の朝ラッシュの動画を撮影するために、二日市へ向かいます。

 山口県内での撮影を終えて、九州に上陸。小倉で一旦下車します。
 ちょうど晩飯時ですので

 魚町の繁華街の中にあるこのお店、資さんうどんです。4年ぶりぐらいでしょうか。

 ここの鍋焼きうどんが大好きなので、なかなか機会がないですが、小倉で昼以降に1時間以上の時間がとれる場合はここに寄ります。
 他のうどんは300円~600円位ですが、この鍋焼きうどんは820円しますが、それでも鍋焼きを選んでしまいますね。ここは天かすだけでなく、とろろが入れ放題なのも嬉しいんです。
 久々に資さんの鍋焼きを食べて満足して、再び快速電車で二日市を目指しました。

               

 一夜明けて、今日も天気がいいようで、西鉄電車の撮影をします。

 場所は西鉄二日市駅の北側の踏切で、ここでは本線と大宰府線が合流するため、両方の電車行き交います。
 まぁ大宰府線は単線行き止まり線なので、2編成の電車が行ったり来たりピストン運転してるだけですが。
 こうして8時半まで撮影をしたら、もう帰路に就かなければなりません。下関を10時半の電車に乗って乗り継がないとまともに帰ってこれないのですが、この時点で9時前なのでどこかで特急か新幹線を使うのは確定です。
 しかも沿線火災の影響で撮影を終える頃から電車が遅れ始めたので、少々気をもむ展開です。

 結局新山口まで乗り継いだところで、その先の乗り継ぎが悪いので、ここで一旦在来線から上の階に上がります。

 新山口→広島間のみ新幹線を利用します。
 僅か30分ほどの乗車ですが、4,840円の出費がかさみます。

 のぞみ号1号車は5人ほどしか乗っておらず、ガラガラでしたが、広島からそこそこ乗ってきました、と言っても15人位ですが。
 広島から先はまた在来線を乗り継いだのですが、その間も山陽本線では踏切遮断棒が折られたり、東海道線では橋桁に車が衝突したりで、軒並み15分程度の遅れや、一部新快速の運休など冷や冷やの行程でしたが、私が乗った新快速は幸い7分程度の遅れに留まり、米原で0分接続で大垣行きに乗って、23時に帰宅。疲れました。

 青春18きっぷの残りは3日分。来週は西か東のどっちへ行くか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする