チョットコイ チョットコイと大きな声で呼ぶくせに、なかなか姿をあらわさないコジュケイ。
この日は思いがけず近くから姿を見ることができました。
目当ての鳥が出ず、とぼとぼ歩く帰り道、丘の中腹にコジュケイが丸くなって座っていました。
カメラを向けて数枚撮っても きょとんとした表情で動きません。
静かに ゆっくりと距離を縮めて、私も草の上に座ってみました。
気持ちよく日向ぼっこをしていたところに、突然、人間があらわれて内心ドキドキだったのかもしれません。
やがて、ゆっくり立ち上がってそろ~りと歩き出したコジュケイ。
跗蹠(ふしょ)…人間でいえばふくらはぎあたり?に、蹴爪(けづめ)があります。
鋭いバラの棘のような形、蹴爪があるのはオスだけだそうです。
私の方を振り返り、周囲に目を配り、斜面の下に向かって静かに歩いていきました。
この後、斜面から飛び立ったコジュケイ。
麓の林の中へ吸い込まれるように消えていきました。
コジュケイ(小綬鶏)全長約27㎝
もともとは中国南部が原産の鳥でしたが、大正時代にペットとして移入され、
昭和初期には狩猟のために放鳥され、日本の温暖な地域で繁殖するようになったそうです。
「チョットコイ」というのは繁殖期にオスがメスを呼ぶ鳴き声だそうです。
他に誰もいない場所で、思いがけず野鳥と遭遇。
鳥の方も特に恐れる様子はなく、短時間ながらじっくり姿を見せてくれて、やがて飛び立っていく・・・
まるで夢のように理想的なバードウォッチングのひと時を体験しました。
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コジュケイがそんなに近くで撮れたなんて!
うらやましいです
まだ鳴き声はよく聞くけど、実物は見たことがありません
蹴爪って戦いの武器のように見えますね
鋭くてね
こんなに良く写った写真は初めて見ました
コジュケイはまだ、未遭遇ですが、綺麗な鳥ですね。
先日、こちらで見たウズラと似た感じです。どちらもキジの仲間なのでしょうか・・・
「チョットコイ」と鳴くとは亭主関白ですねー(^^;)
小綬鶏、きれいに撮られて羨ましい限りです。
武田尾で小群を何度か見たことがあるのですが
まだ撮ったことがありません。
すぐに木陰へ逃げられてばかりで。。。
これだけ近くだと羽の模様もくっきりでですね。
『小綬鶏』・・・ラッキーでしたねぇ~!!(^。^)y-.。o○
人間様と遭遇してしまって固まってしまったのかな?
声はすれども姿は見えず・・・の代表のような鳥ですよね。
本当にラッキーな出会いでした(*^^)v
この先、コジュケイがこんなに良く撮れる機会はないかもしれません^^;
鋭い蹴爪でオス同士が戦うこともあるのでしょうか?
仰る通り(*^^) 何の情報もなしに、こんな近くからコジュケイが見られるなんて・・・
とても幸運で嬉しい体験でした。
野生のウズラを見られるのも、珍しいですよね!
「チョットコイ」って、メスを呼ぶ声だと今回調べて初めて知りました。
このところ、情報に振り回されて、じっくり探鳥や鳥見をしていなかったので、
このコジュケイとの幸運な出会いは、ひときわ嬉しかったです(*^^)
「こんな見えやすい所になぜいるの?」「怪我でもしているの?」と不思議に思いながら、じっくり観察できました。
黒い目がとても綺麗でしたよ(^^)
目当ての鳥にフラれて、がっくりしていたので、逆転ホームランの気分でした(^^)
この先、コジュケイをこんなに近くから撮れる幸運は巡ってこないかもしれませんね(^^ゞ
疲れて落ち込んでいて、動きがのろのろだったのが幸いしたのかも?(笑)
こんな容姿なんですね!
なんだか派手な小型のニワトリのようですね(o´∀`)b
座り込んだ写真が面白いですね。
独特の鳴き声ですぐに分かるコジュケイ、写真を撮ろうとして探すと、なかなか見つからないのですが、こうして突然遭遇することが多いですね。
突然遭遇すると、驚いて固まってしまうのか、長くジッとしたままの時が多いです。
もともと、飼われていた時のDNAが引き継がれてるのでしょうか???