気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

ジョウビタキ、メスとオスがお見合い?

2016年01月17日 | ジョウビタキ
昨日、散歩の途中で近所の川べりにジョウビタキのメスを見かけました。


枯れた葛のツルに。


すぐ近くにオスのジョウビタキも。
冬鳥として日本に渡ってきたジョウビタキは、メスもオスもそれぞれ一羽ずつ縄張りを作って暮らすそうですね。


この二羽も最初は、追いかけあうように飛んでいたので縄張り争いかと思ったのですが、
それにしては、なんだか様子が違うように見えました。


少しずつオスがメスとの距離を縮めて、しばらくメスの動きを伺っていました。


絵になる場所ではありませんが、
ジョウビタキのオスとメスのツーショットを撮りたいという希望が叶いました。


これ以上は間合いを縮めることなく、メスの方が先に飛び立っていきました。
春に海を渡って大陸に戻る時期には、つがいになるジョウビタキもいるそうですが、今回のお見合いは?


その後、メスはピラカンサスの枝にとまっっていました。


なかなかの美人さんかもしれませんね?

おまけ

二羽のジョウビタキの近くにいたホオジロペア。

ジョウビタキ(尉鶲) ホオジロ(頬白)



コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浅瀬のハクセキレイ

2016年01月16日 | セキレイの仲間
傾きはじめた日差しの中、一羽のハクセキレイが何度も水面をのぞきこんでいました。


食べ物さがしというより、水に映る自分の姿を見ているように。


「あれ?だれもいない?」


夕方の小鳥は、なんだか心細そうに見えます。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬の朝のキジバト

2016年01月16日 | 鳩の仲間
朝の散歩中にキジバトを見つけました。


ふっくらしていかにも暖かそうな羽毛です。


帰り道も同じあたりに止まっていました。

遠出の鳥見に行けない日々が続きますが、こんな時こそ身近な鳥たちを。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヒドリガモも夜行性

2016年01月15日 | カモ 2015秋~
ヒドリガモのカップルが岸辺で羽を休めています。


こちらのカップルは順光の中で。


ヒドリガモに限らずカモ類は夜行性だと、野鳥図鑑を購入して初めて知りました。


昼間は水に浮かんだり岸辺に上がったりして、基本的には休憩タイム。
夕方になると本格的に活動を開始するとのこと。陸に上がって採食もするそうです。


のんびりゆったりして見えるはずですね。



マガモたちは、日の当たらない薄暗い池で食事中でした。


小さなカワセミが弾丸のように飛び込んできて、驚いたカモたちが逃げ惑うシーン。
つい笑ってしまいますが、鳥たちは真剣そのもの。

ヒドリガモ(緋鳥鴨) マガモ(真鴨) カワセミ(翡翠)

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梢にシメ

2016年01月14日 | アトリの仲間
このシメは一羽で暮らしているのか、何度かこの場所で見かけます。
クチバシの色がろうに似ていることから「蝋嘴鳥(ろうしょうちょう)」という別名があるそうです。
ろうのような色をしているのは冬季だけ。夏場には鉛のような灰色に変わるとのこと。


ようやく明るい場所で撮影できました。


さかんに周囲を警戒しています。


後姿。頭部の後ろはこんな模様をしているんですね。


翼の先端は綺麗な色をしているそうですが、なかなか写せるチャンスがありません。

シメ

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

楠の木にムクドリ、ヒヨドリ

2016年01月14日 | ムクドリの仲間
ムクドリがクスの木の実を食べていました。
こんなに尖った顔をしていたでしょうか。まるで鉛筆のようです。
私がよく見ていなかっただけなのですが、見慣れたはずのムクドリが妙に新鮮に見えました。


木の葉の間から顔を出したのはオスのようです。
メスより黒い色が濃いそうですが、首から胸にかけて漆黒に見えました。


クスの実をはめ込んだような黒くて丸い目。

どこか他の場所で大群を作っているのか、私の周辺ではムクドリを見かけなくなっていました。
ちょうどヒヨドリと入れ替わるような時期でしたが、最近になってムクドリを見る回数が増えてきました。


目が大きくて赤茶色の頬、ヒヨドリもなかなかかわいらしいですね。
やかましいくらい鳴き騒ぐヒヨドリですが、カメラを向けると早々に逃げ出してじっくり撮らせてくれません。


ムクドリ(椋鳥) ヒヨドリ(鵯)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ルリビタキふたたび

2016年01月13日 | ヒタキの仲間
新年の初撮り(初鳥)はルリビタキでしたが、同じフィールドでふたたび逢うことができました。


枝被りですが「背中の青さを写したい」という願いは叶いました。


眉斑と呼ばれる眼の上の白い線は、個体によって長短に差があるそうですね。
初撮りしたのと、同じルリビタキでしょうか?


カメラ目線。撮影にはじゃまに感じますが、あいだに枝一本あることで野鳥は安心するように感じます。


ルリビタキの青さは、カモやカワセミと同じく構造色だそうですね。
実際には羽に青い色はついておらず光を反射して青い色に見えるとのこと。


光の加減で青の濃淡が変わって見えます。
腰の部分の鮮やかな青も見せてくれました。


小さく翼を震わせて、尾羽を何度も小刻みに上下させていました。


「暗い林の下部を好む」と図鑑に書いてある通りの場所にいました。


しばらくして谷底に姿を消しました。
次はもう少し明るい場所で撮影できればいいのですが。
メスのルリビタキにも一目会いたいものです。

ルリビタキ(瑠璃鶲)
 



コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キンクロハジロと池のカモたち

2016年01月12日 | カモ 2015秋~
キンクロハジロのオスが5羽、長期滞在のオナガガモとヒドリガモの群れに交じっていました。
キンクロさんのメスには今のところ、お目にかかっていません。


黒とは言っても、光線の加減によって頭部は紫、体は茶褐色に見えます。
ビロードのような光沢の背中を玉になって転がる水滴がきれいです。

    


「すごいね~逆立ち上手!オレには無理」


賑やかな子連れ家族の餌やりで賑わってきたので、撮影は早々に撤退しました…^^;



同じ池で1月下旬、初めてメスのキンクロハジロに遭遇しました。
メスはクチバシの基部に白斑があり個体によって大小には違いがあるそうです。





後頭部の冠羽が長いオス。

キンクロハジロ(金黒羽白) オナガガモ(尾長鴨) ヒドリガモ(緋鳥鴨)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アオサギ、巣作りを開始

2016年01月11日 | アオサギ
公園のアオサギたちが早くも繁殖行動を始めました。
年末年始には3月下旬から4月上旬並みの暖かさが観測された影響もあるのでしょうか。


昨年12月20日頃から、高い樹上に止まるアオサギたちの姿に気づきました。
オスが巣作りに適した条件の良い場所に陣取りを始めたようです。
(冒頭の画像のアオサギはまだ若鳥のようです。松の木に陣取ってみたものの、
巣作りに適さないと気づいたのか、数日後にはいなくなっていました)



クリスマス頃には、さかんに追いかけっこをするように飛び交う姿も。
つがい形成の初期に見られる求愛行動の一環だそうです。

5~6階建のビルほどの高さの大木の周りを大きなアオサギが何羽も飛び交う様は見応えがあります。
まるで恐竜映画で翼竜が登場するシーンのような迫力。
どれも不鮮明な写真ですが、雰囲気だけでも伝わるでしょうか^^;




12月30日には、木の枝など巣材を運ぶ場面も。
アオサギほどの大きさになると一度に複数の巣材を運べるのですね。
巣作りに熟練したアオサギなのでしょうか。


鳴き声を頼りに樹上を探してみると、近い枝に2羽。カップル誕生でしょうか。
なんだか覗き見を咎められているような気分です・・・^^;


年が明けて10日経った最近の様子です。

遠くから見るとアオサギたちは木に止まっているだけにみえますが、
木の根元から覗いてみると、巣が形作られています。


下から見える巣をざっと数えても既に10以上は確認できました。
1羽でお留守番。


こちらは夫婦そろって。
クチバシが赤っぽく繁殖期の色に変わっているのがわかります。


こちらも2羽。胸元の飾り羽が見事です。



餌を探しに行く間、場所取りはどうするのだろう?と思っていましたが、
家主のいない小さな巣の土台が幾つも出来ていたので、それが目印になるのかもしれません。


似たような木が何本もあるのに、人気のある数本の木に集中しています。
その場所には、何か利点があるのでしょうね。
左の枝にカワウの姿も。ここはカワウたちのコロニーでもあります。


野鳥撮影を始めるきっかけになったのが、この公園のアオサギたちです。
ブログ開設時から、通年の観察を楽しみにしていました。

今週には氷点下の冷え込みがあるとの予報です。
アオサギたちの真冬の繁殖行動がどう進んでいくのか興味深いです。


アオサギ(青鷺)

アオサギの生態については、
アオサギを議論するページ」の記事を参考にさせて頂いています。
http://www.grey-heron.net/
札幌在住のまつさんが主宰するアオサギへの愛と知識が満載のHPです。

お正月企画・アオサギクイズやアオサギ属全11種の可愛らしいイラストカレンダーのダウンロードも楽しめます。
管理人のまつさん、いつもありがとうございます。







コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シジュウカラと蕾のサザンカ

2016年01月09日 | シジュウカラの仲間
12月初旬に撮影したシジュウカラ。
つぼみがたくさんついたサザンカの枝に止まっていました。
     
       撮影した時は花が咲いていれば・・・と残念におもったのですが、
       改めて見ると、花はつぼみの時も美しいですね。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ケリにびっくり!

2016年01月08日 | チドリの仲間
昨日に続いて人気の薄そうな鳥の登場です。
数年前、北海道から関西に越してきて、初めてケリを見た時は驚きました。


キリッ!やケケリッ!と聞こえる独特の甲高い鳴き声と、鳩にチドリの足がついたような不思議な体。
珍鳥を見たような思いでしたが、人の多いスーパーの駐車場なのに周囲の人は誰も注意を向けません。


関西では道路沿いの田畑などあちこちで見かける鳥ですが、
意外と用心深く車を降りてカメラを向けると逃げられてしまいます。




同じ仲間のタゲリに比べていかにも地味な鳥ですが、ケリを見るたび初めて見た時の新鮮な驚きを思い出します。

田畑にいると目立たないケリですが、翼の内側は白く飛び立つ姿の美しさは印象的です。
(今回も撮影したのですが、白い車の列とかぶってしまい没となりました^^;)

『日本の野鳥650』には「留鳥として近畿地方以北の本州に分布」「北海道や沖縄県では稀」と書かれています。
 九州にはいるのでしょうか?

ケリ(鳧、計里)
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウミネコとユリカモメ

2016年01月07日 | カモメの仲間
ユリカモメに刺激されたのか、ウミネコが近くに飛んできました。
日本産のカモメ類で成鳥の尾に明瞭な黒帯があるのはウミネコだけだとのこと。(『日本の野鳥650』より)


ふだんは波止の上で日光浴していることが多いのに、この日はよく飛びます。


世界的には極東の一部にしかいない種類のカモメだそうですね。
日本だと一年中海岸で見かけるので、いまひとつピンときませんが。


やはり海が似合う鳥の代表格。


ウミネコを初めカモメ類の飛ぶ姿は美しい流線型。
止まっている時の姿から一変する様には目を見張ります。




こちらはユリカモメ。ウミネコと比べると白い翼が際立ちます。
群れてはおらず数羽が点在。

百合の花芯のように赤いクチバシです。


あれ?クチバシが黄色い?と撮影しましたが、
羽もボサボサしているのでまだ幼いユリカモメのようです。

黒っぽいミズナギドリのような鳥もいたのですが、遠すぎて写っていませんでした。


ウミネコ(海猫) ユリカモメ(百合鴎)


コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジョウビタキのお正月

2016年01月06日 | ジョウビタキ
公園のジョウビタキはお正月も縄張りを見回り中。


ドウダンツツジの葉が赤く色づいていました。


お正月休み、子供連れの喧騒に落ち着かない様子。


風に揺れるジョウビタキの羽。
適度に風があって広場には凧がいくつも上がっていました。


人影もカメラのレンズを通してぼかすと暖かい光に変わりますね。
ジョウビタキも機嫌良さそうに見えてきます。



キャンプ場の看板にオスのジョウビタキが。




ジョウビタキ(尉鶲)

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カシラダカの群れがいるのに・・・

2016年01月05日 | ホオジロの仲間
十羽前後のカシラダカが、低い草むらに隠れているポイントがあります。
足首ほどの高さに枯草が残っているので姿は見えません。


そっと近づくと、いっせいに飛び立って近くのに木に逃げ込みます。
今回は二羽だけ、姿の見える枝に止まりました。


「この人間、まだ見ているぞ」?


野鳥に感心のない人にはスズメに見えるかもしれません。


羽をふくらませて丸くなっています。
静かに待っているとカシラダカもリラックスしてくるようです。


残念ながら、反対側からウォーキングの人が来て2羽とも飛び去ってしまいました。

越冬中の群れを見つけても、何羽も揃った場面を撮影するのは難しいですね。
せめて2羽揃った姿を写したいものです。

カシラダカ(頭高)



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

橋を渡るバン

2016年01月04日 | バン
バンの若鳥が公園の池に架かる橋に上がってきました。


小さい頃は、橋の下を泳いでくぐっていたのですが。


続いて2羽目


バンが橋を横切るあいだ、人間は自主的に通行止め。


成鳥並みに大きくなりましたが、この幼鳥たちは親の住む池に同居を続けています。


こちらは親鳥。



バン(鷭)

▲2015年12月撮影
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする