気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

秋空に トンボ トンボ

2022年09月15日 | 花や昆虫 2022~

秋の真昼の昆虫と言えばトンボを連想します。
水辺にいくと目が回りそうなほどたくさん飛んでいます。

穂先に止まったトンボ 逆光の中で青灰色に見えました。




真っ赤なショウジョウトンボ 「赤とんぼ」の代表格 




こちらはシオカラトンボでしょうか。
トンボの識別は本当に難しいですね。


クロガネモチ

まだ見は青々していますが、今年は豊作のようです。


ヘクソカズラ

匂いが良くないそうですが、それにしてもヒドイ名前をつけたものですよね


アジアイトトンボでしょうか?
アオモンイトトンボ

※イケリンさんよりコメント欄にて教えて頂きました。よく似ていますが、アオモンイトトンボのようです。
アオモン~は腹部8〜9節の青紋が目立ち、アジアは9節に青紋があります。
イケリンさん、いつもありがとうございます。 今後ともどうぞよろしくお願いします。

◆アオモンイトトンボとアジアイトトンボ 海野和夫のデジタル昆虫記 
https://www.goo.ne.jp/green/life/unno/diary/201209/1347699235.html


チョウトンボ めっきり数が減りました



スイレン 

白い花を見ていると心がしんとしてきます。


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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イソヒヨドリ 若鳥きょうだい

2022年09月14日 | イソヒヨドリ

二羽のイソヒヨドリが公園のフェンスで追いかけっこしていました。
ちょうどいまは、若鳥が新天地を求めて親鳥の縄張りから旅立つ時期です。

一羽がぴょこんと地上に降りて、黒く熟した実をくわえました。
イソヒヨドリは昆虫などが主食ですが、木の実を食べることも少なくありません。






こちらは別の一羽
追いかけっこをするように飛び回っていた二羽はきょうだいでしょうか?


二羽ともピヒャラララ~とさえずっていました。
イソヒヨドリはメスもさえずるので、鳴き声だけでは、雄雌の区別は難しいですね。


レンガ色の羽が腹部に全くないように見えるので、メスのきょうだいの可能性が高そうですが・・・?
いかがでしょうか。


イソヒヨドリ(磯鵯) Blue Rock Thrush 全長約24㎝
スズメ目ヒタキ科イソヒヨドリ属


◆仙台市市民センター イソヒヨドリ ひょうたん沼の四季 
https://www.sendai-shimincenter.jp/miyagino/tsurugaya/hyoutannuma/hmmr2n0000069j68.html



海岸や河川敷、畑の端の荒地などに、カラフルな花を咲かせるランタナ(別名・七変化)
気がつくといつの間にか根を張り花を咲かせている印象です。
  







ランタナは、実を食べた鳥たちに種を運んでもらっているのではないか?と思っています。
ひょっとしたら、イソヒヨドリも一役買っているのかもしれませんね。


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。


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子育ては思い通りにならず…カイツブリ

2022年09月13日 | カイツブリの仲間

カイツブリの雛きょうだい すくすく育っています。
もう親の背中に乗りたいと せがむことはありません。




親鳥がザリガニを半分にちぎって食べやすくしてくれました。
鋭いハサミや手足があったら雛には食べにくいですよね。



いかにも欲しそうにしている左の子 
しかし、親はなぜか 右の子に食べさせたいようです。



右の子は、ザリガニが嫌いなのか、そっぽを向いてしまいました。
 水に浮くザリガニのむき身   呆然とする親鳥



腹立ちまぎれに、ザリガニを水面にたたきつけたように見えました。
この後、草の影で、もう一羽の子に与えたかのでしょうか?

カイツブリ(鳰)Little grebe  全長約26㎝
カイツブリ目カイツブリ科カイツブリ属



今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

またまた発生した台風の影響でしょうか
本日もまた激しい蒸し暑さの関西です。
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野原で見かけた花と昆虫

2022年09月12日 | 花や昆虫 2022~

アカメガシワの雄花で黒い大型の蜂が吸蜜しています。
クマンバチと同じくらいの大きさ。
タイワンタケクマバチでしょうか?






アカメガシワ


雌の木には黒い実がたわたについています。
雌雄異株の植物です。




ヨウシュヤマゴボウ

完熟した赤黒い実からは、美味しいワインがつくれそうな雰囲気ですね


ヒメジョオンにベニシジミ



シソ科の花でしょうか

イヌトウバナ(犬塔花)
※コメント欄で、ここあさんより、教えて頂きました。
ここあさん、いつもありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

セセリチョウ

葉の上の残った雨水を飲んでいます。


イトトンボ



ガマの穂

実った穂を破裂させてみたいと思っても、水辺に手が届きません。
この穂には鳥でも止まったのでしょうか?


今日の最高気温は34℃超え!
午後からぶらっと近場に探鳥に出ましたが猛烈な暑さ!
帰宅して天気予報で気温を確認して、びっくり仰天!

今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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足環とフラッグをつけたシギ

2022年09月11日 | 強く記憶に残る鳥たち

足環とフラッグをつけたオオソリハシシギが一羽、地域のため池に飛来して話題となりました。
 
長距離の渡りをするシギ・チドリ類は、特に地球の環境変化の影響を受けやすく、
近年著しく数が減少しており深刻な状況です。シギ・チドリ類を保護するためには、
繁殖地や越冬地の環境だけでなく、渡りの中継地や渡りルートの環境も保全する必要があります。

機会さえあれば、私も標識調査に協力したいと常々思っていました。




標識調査を行っている山階鳥類研究所へ報告しようと思いましたが、すべての項目を正確に記載するのは難しそうです。
知識の浅い私には、どうにも敷居が高く感じられ、二の足を踏んでしまいました。

運良くSNSで交流のあったバードリサーチの研究員の方にアドバイスを頂いて情報提供できました。
その際、K4のオオソリハシシギが宮城県の「鳥の海」で放鳥されたらしいと教えていただきました。

「鳥の海」は、宮城県南部、阿武隈川河口の南側に位置する海水と淡水が混じる汽水湖。
東西約2.3km、南北約1.2km、その名の通り、多くの水鳥が集まり、
宮城県内で、シギ・チドリの観察・撮影に最も適した場所の一つだそうです。



標識調査を行う人を鳥類標識調査員(バンダー)といいます。
鳥を捕獲して標識をつけるには豊富な経験と知識、特別な許可が必要です。
バンダーはボランティアで、野鳥への愛情や情熱ぬきには務まらない活動です。

今回、宮城県亘理町(わたりちょう) 鳥の海で、
K4のオオソリハシシギを放ったバンダー・Hosoyaさんと連絡を取ることができました。
このオオソリハシシギは8月25日に鳥の海で放鳥されたそうです。
写真の兵庫県のため池で確認されたのは、8月末と伝え聞いています。
私が現地で観察した際は、水位の下がった池の干潟で採食や羽休めをしていました。
この中継地は、Hosoyaさんにとって、予想外の場所と環境だったそうです。 
K4のオオソリハシシギは、数日滞在の後、9月4日か5日未明に再び旅立っていきました。









宮城県仙台のバンダー・Hosoyaさん、得難い貴重な経験をさせて頂きありがとうございました。
バードリサーチのMoriyaさん、適切なアドバイスをくださってありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。



◆宮城県の探鳥地
https://goopass.jp/animal/bird/bird-miyagi

◆なんでこんなにも多い?兵庫が「ため池王国」と呼ばれる理由
https://kobedx.kobe-np.co.jp/n/na6b5cb72b76e


◆渡り鳥と足環- Bird Banding -  環境省/山階鳥類研究所
https://www.yamashina.or.jp/hp/ashiwa/ashiwa_index.html#wrapper

https://www.yamashina.or.jp/hp/ashiwa/ashiwa_index.html#11

リンク先の記事から、私なりに要点をまとめてみました。

●鳥類標識調査(バンディング)とは、1羽1羽の鳥が区別できるよう記号や番号をつけた標識(足環など)を鳥につけて放し、
その後、標識のついた鳥を見つけ、記号や番号を確認し、鳥の移動や寿命について正確な知識を得るための調査方法のひとつ

●標識調査のデータは、野鳥に関する基礎的な生態を知る手がかりとなり、野鳥と生息地の保護に役立つ

●足環はアルミニウムや軽量の合金製、1つ1つに異なった番号が刻印されている

●足環に刻まれた小さな番号を読みとるには、その鳥を再び捕獲しなければならず難しい。
そこで、観察だけで鳥の個体情報を得られるよう視認性を高める工夫をプラス。
プラスチック製のカラーリング(首環や足環)
シギ・チドリの足にカラーフラッグ(プラスチッ クの旗)を装着している

●フラッグ調査には多くのバードウオッチャーの協力でたくさんの情報が寄せられ、
 日本国内でのシギ・チドリの移動経路が解明されている



今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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オグロシギ カルガモ

2022年09月10日 | シギの仲間 2021~

8月下旬に飛来したオグロシギ5羽
池に棲みついているカルガモと接近遭遇

最初は威嚇行動していたカルガモの群ですが
やがて態度を軟化させ旅のシギたちの滞在を認めたようでした。




数日の滞在後、当地を旅立ったオグロシギたち
今ごろはどのあたりにいるのでしょうか。
シギたちの旅路を想像しつつ 長旅の無事を祈っています。





池の水面に朝日が当たり始めました






◆オグロシギ e-bird
https://ebird.org/species/bktgod?siteLanguage=ja


オグロシギ(尾黒鴫) Black-tailed Godwit 全長約38cm 
チドリ目シギ科オグロシギ属

カルガモ(軽鴨) Eastern spot-billed duck 全長約61cm
カモ目カモ科マガモ属



いつもブログを閲覧して下さってありがとうございます。
※今回はコメント欄を閉じています。
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早くもカモが

2022年09月09日 | カモ 2022年秋~

早くもカモが渡って来ているとSNSで読みました。
コガモやハシビロガモなどの名が挙がっています。
私も気の早いカモも探しに池をのぞいて見ましたが
会えたのは、一年中おなじみのカルガモさんでした。
羽のお手入れで、面白いポーズや表情を見せてくれました。















ヒドリガモのオスが一羽
非繁殖期で、メスに似た羽色になっています。
翼を傷めたのか、繁殖地に渡らず、当地で夏を越したカモです。


もうすぐ仲間たちと再会できるね!
それまで無事に生き延びておくれよ~

今日も最後まで見ていただきありがとうございました。


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ぜったい許せない!

2022年09月08日 | 白い鷺たち

渡りのシギたちが旅立った池  サギが2羽飛んでいます。
仲良くランデブー飛行? 大きな白い翼も優雅なダイサギです。






おやおやおや? しばらく見ていると、なんだか不穏な雰囲気では?



後のダイサギがすごい剣幕で相手を追いかけまわしています。
逃げる方は必死で小刻みに向きを変え追撃をかわそうとしています。




ついに!尾羽や脚に噛みつきました。


イタタタ!こりゃたまら~ん!
いったい二羽の間に何があったのでしょう? 
私が池を離れる時も、怒りが収まらないらしく執拗に後を追っていました。


ダイサギ(大鷺) Great Egret 全長約90~100cm
ペリカン目サギ科アオサギ属


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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バッタバッタと

2022年09月07日 | 花や昆虫 2022~

バッタの幼虫が葛の葉にたくさんついていました。
イナゴの一種でしょうか? 

昆虫の識別は実に難しいですね。
昆虫図鑑と見比べても首をひねってばかりです。




※温泉どらえもんさんよりコメント欄にて教えて頂きました。
「ツチイナゴ」の幼虫とのことです。目から「涙模様」が出ているように見えるのが特徴とのこと。
成虫で越冬する珍しいイナゴだそうです。
 温泉どらえもんさん、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。








どうやら葛の葉を食べて育つようです。
葛の葉っぱは、幼虫の食痕だらけでした。




モンシロチョウ
 
カタバミの黄色い花で吸密


イチモンジセセリ


アレチハナガサの花は蝶に人気です。

シジミチョウの仲間



ホソヘリカメムシでしょうか 



ヤマジガバチ



バッタ? イナゴ?

バッタとイナゴの違いがいまひとつわかりません。


台風一過 今日はカラッと晴れあがりました。
風に秋の気配を感じますが、まだまだ日中は30℃越です。

今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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ワタシはカワウ 今年生まれ

2022年09月06日 | 

ワタシはカワウ この春に生まれました
まだ幼鳥で羽の色も薄くてまだら模様

初めて体験する夏 あまりにも暑くて参ります
水を浴びても暑い暑い! 日が暮れても暑い暑い!
羽毛に被われて汗は出ないので 口を開けて体温調節






口だけでなくのど袋も膨らませて体温調整
伸び縮みするの喉のおかげで大きな魚も丸飲みします






ワタシはカワウ あなたはニンゲンですか?
何をしているのですか? その黒い筒は何ですか?
あなたのその一つ目は ずいぶんと大きいのですね



ワタシはカワウ 暑い夏でも水から出た後はこうして体を乾かします。
真っ赤な顔のあなたも口を開けてみたらどうですか? 少しは涼しくなりますよ



カワウ(河鵜、川鵜)Great Cormorant  全長約80㎝
カツオドリ目ウ科ウ属


◆身近な野鳥の識別講座 カワウの話  日本野鳥の会東京支部
https://wbsjt.jimdo.com/contents/column7/



カワウの成鳥 婚姻色






カワウの保護管理 ぽーたるサイト(環境省)
http://www.biodic.go.jp/kawau/00_kawauseitai.html



今日の午後に 台風が再接近して通過する予報です。
雨はまだ降っていませんが、湿った強風がごうごうと吹いています。
気圧が急激に下がっている影響なのでしょうか。
体の節々がおもだるく、お腹が張って体がむくんでいるような感じです。
各地に被害をもたらすことなく台風が過ぎ去ってくれるよう願っています。

今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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雨上がりの公園の花々

2022年09月05日 | シギの仲間 2021~

サルスベリ(百日紅) 名前どおり暑い夏の間 咲く花ですが
そろそろ終盤?丸い実がつき始めていました。







ナツメ(棗)
毎年、気がつくといつの間にか青い実がなっています。
花を見たいのですが、撮影に出るのを猛暑に阻まれているようです。




◆季節の花300
https://www.hana300.com/natume.html


スイレン(睡蓮)
ここの池には淡い黄色で、柔らかく優しい雰囲気です。


黄色い睡蓮の花言葉は「優しさ」「甘美」だそうです。




トノサマガエルでしょうか。


シロバナサクラタデ(白花桜蓼)


地域の野原の一角にもわずかに咲いていますが、猛暑で見に行けず。
まだ残っていると良いのですが。

◆松江の花図鑑
https://matsue-hana.com/hana/sirobanasakuratade.html



オミナエシ(女郎花)



ナデシコ(撫子)






なでしこジャパンの活躍で、強くたくましい花のイメージにかわりました。


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
相変わらずの蒸し暑さ、厳しい残暑が続きます。
これものろのろと居座る台風の影響なのでしょうか。
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センダイムシクイ ど~ん!

2022年09月04日 | ムシクイ

山間部で繁殖を終えたセンダイムシクイたち
秋の渡りにそなえて、平地の公園に移動してきました。

わずか12㎝ほどの黄緑色の小さな小さな鳥
葉の生い茂った木々の中を移動して虫を捕食します。








撮影地の公園では十羽前後のセンダイムシクイが飛び交っていました。





枝から枝へ飛び回ったり ホバリングしたり
遠目には虫のようにも見える小さなセンダイムシクイです。






センダイムシクイ(仙台虫喰)Eastern crowned-warbler 全長約12㎝
スズメ目ムシクイ科ムシクイ属



◆秋田森づくりサポート 野鳥シリーズ センダイムシクイ
http://www.forest-akita.jp/data/bird/83-sendai/sendai.html


今日も関西では湿度が高く 厳しい残暑となっています。
いつもブログを閲覧して下さってありがとうございます。

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コアオアシシギ、オグロシギ、ソリハシシギ、トウネン

2022年09月03日 | シギの仲間 2021~

水位の下がったため池は、しばし渡りのシギたちのオアシスでした。
種類の違うシギでも、争うことなく近くで採食していました。

コアオアシシギ(小青足鴫) Marsh Sandpiper 全長約24cm
オグロシギ(尾黒鴫) Black-tailed Godwit 全長約38cm 




コアオアシシギ3羽のうち、一羽が積極的に歩き回っていました。
好奇心旺盛なのか、体の大きいオグロシギに臆せず近寄っていきます。






オグロシギ 5羽いっしょに写せるチャンス!
手前には、2羽のソリハシシギの姿も。



オグロシギ(尾黒鴫) Black-tailed Godwit 全長約38cm 
チドリ目シギ科オグロシギ属
 
ソリハシシギ(反嘴鴫) Terek Sandpiper 全長 約23㎝
チドリ目シギ科ソリハシシギ属







大胆なコアオアシシギ、今度はトウネンに仲間入りです。
何か美味しいものは見つかるでしょうか?



コアオアシシギ(小青足鴫) Marsh Sandpiper 全長約24cm
チドリ目シギ科クサシギ属

トウネン(当年)Red-necked Stint 全長約15㎝
チドリ目シギ科オバシギ属



大型で非常に強い台風11号、沖縄県の南の海上を迷走し ゆっくりと北へ進んでいるとのこと。
台風の影響で西日本だけでなく、東日本も大気が不安定になっているそうですね。
梅雨時のように蒸し暑く、突然の激しい雨が降り出したりしています。
私の地域でも、ちょうど稲穂が実った時期で、今後の台風の進路がとても気がかりです。
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トウネンの群 ため池で採食

2022年09月02日 | シギの仲間 2021~

水位の下がったため池にトウネンの群が

あちこち飛び回る8羽前後の小さな群でした。
水底の泥の中にごちそうになる水生生物が隠れているらしく
さかんにクチバシで探って歩き回っています。









片足のトウネン


ケンケン状態で跳ねて移動 
羽の手入れなど不便なこともあるのでしょうが、ひたむきに採食していました。


砂浜を群で移動するミユビシギなど、
  片足を羽毛の中に折り畳んだまま跳ねて移動することも多々あるそうです。
そのような場面の写真をSNSで見せて頂き、野鳥のたくましさを改めて知りました。
いたずらに憐れむのではなく、敬意を忘れずに観察や撮影に臨みたいと思います。




身を伏せて休む時は、自分の羽色と似た石の間で保護色になります。



満水時には見えない池の底 

よく見ると、小さな羽虫がたくさん水面に。
羽化したのか?産卵しているのか? このような昆虫もトウネンの食べ物になるのでしょう。



おや?別の一羽も一本足?


もう片方の足も出しました。 


トウネン(当年)Red-necked Stint 全長約15㎝
シギ目シギ科オバシギ属



◆SHOREBIRDS OF JAPAN 日本のシギ・チドリ類
Red-necked Stint Calidris ruficollis トウネン
http://stints.a.la9.jp/calidris/redneckedstint.html


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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コアオアシシギ3羽・アオアシシギとの識別点は?

2022年09月01日 | シギの仲間 2021~

コアオアシシギ3羽もオグロシギ5羽、と同時期に飛来しました。

よく似ているアオアシシギを小さく華奢にしたような姿かたちです。
まっすぐなクチバシは細く「針のよう」と表現される方もいらっしゃいます。







4年ほど前 別のため池に二羽飛来した際、遠目に見ただけのコアオアシシギ
今回は、じっくりと順光側から見ることが来ました。
細長い足はアオアシシギと同じく黄緑色に見えます。









コアオアシシギ(小青足鴫) Marsh Sandpiper 全長約24cm
チドリ目シギ科クサシギ属

◆e-bird コアオアシシギ
https://ebird.org/species/marsan?siteLanguage=ja


よく似ているので観間違えやすいアオアシシギ
私の地域ではほぼ毎年、渡りの時期に見られます。


アオアシシギのクチバシは微妙に反り返っています。角度に寄ってまっすぐにも見えるので、
眉斑を識別点に加えると間違えることが少なくなります。
コアオアシシギの眉斑は白く、目の上がすっきりして見えますが
アオアシシギの目の上は褐色の斑でおおわれています。



アオアシシギ(青足鷸)Greenshank 全長約35cm 
チドリ目シギ科クサシギ属


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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