KAORU♪の「気ままなダイアリー」

KAORU♪が見つけたステキな風景、出会ったおもしろいできごと、おいしい料理などを“気が向いた時”にご紹介します。

★ニューヨークの刑務所へマスク作り

2020年05月25日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
やっと!で〜きたぁヽ(;▽;)ノ(泣)‼️‼️‼️

リオが
ミュージックプログラムで行っている
ニューヨークの刑務所の方々へお届けするマスク。
スタッフメンバーの一人からの依頼で、
ボランティアで参加することに。

自分たち用に作った5つは
あっという間に出来たので
すぐに作れると思ったのに…

なんと1週間、
ずっと試行錯誤を繰り返しながら試作し
ここ数日はほぼ一日中ミシンの前に座って、

今指先が痛いf^_^;笑💦








25コ作るのに
どんだけかかってしまったんだろう?

本当はもっと作りたかったのに。
たぶんぜんぜん足りないだろうな

買った方が早くない?としまいには
いつまでも終わらない作業に気が遠くなりながら。

それでも、あぁ。今は達成感でいっぱい♪

耳にかけるゴムが長いから
もう少し短くしてくれる?

ちょっとキツいから長くして
頭にもかけるようにして!

あ、もう少し立体感がほしいから
タックをつけよう、とそれぞれの
顔のサイズや要望に合わせて
ちょこちょこ最後の微調整が必要だった。

けれど、今回はそういうわけにいかない。


どんな大きな骨格の人なのか、
それとも小顔なのか誰の手に渡っても大丈夫なように
出来ればゴムにしたい。

または最後の微調整は自分でできるように
結べるようにしようと決めた。

けれど、長くて柔らかいマスク用のものは
当然売り切れ。

髪の毛のゴムも長いのは
あちこち探し回っても手に入らず
中くらいのサイズがいくつか。

それも店頭に並んでいるのはせいぜい
ひとつかふたつ。

少し前の日本と同様に皆考えることは一緒。
糸もほぼ売り切れ状態。






ワンダラー($1)ショップで見つけた
新品のグレーのスパッツをカットして
ヒモを縫うことにしたけれど
それまた時間がかかり。


スパッツのウエストのゴム紐が
5センチほどの幅だったので、
それもほどいて5つに切って使うことにしたり。
使うには微妙に長さが足りない
ヘアゴムも継ぎ足してみたり。








CDC の提案するマスクの作り方が
添付されていたのでそれに沿って
作ったけれど、長いゴム紐じゃないから
か、
どうもギャザーがうまく寄らずに
口の両脇が丸開き💦

それもギャザーを寄せて
両端をミシンで縫い
ふくらみを持たせてみたり。

これで良かったのか、
使い勝手がいいのかわからない。

金、赤、黒など強い色は使えない。
凶悪犯をイメージするようなのはダメ。
色柄が違ってケンカになってもいけないし。

いろんな規制がある。


間違った使い方をしたくなるような
作りにするわけにいかない。

など、材料が手に入らない中で
コットンの古い布を洗い、ゆっくり
アイロンをかけて。
とにかく出来る限りの知恵を絞ってみた。

「みんなに Arigato gozaimasu 
アリガト ゴザイマスって日本語教えるよ!」

「良すぎるくらいの出来だよ、
みんな喜ぶよ!」

「みんないいヤツだよ、たった1回、
ちょっとカッとなって
何かを起こしちゃったりしたけれど、 
もとはそんなにワルいわけなんかじゃないよ。
あるいは、中に入って過ごすうちに
良い方に変わっていく人だっているしね。」

そうだよね、その通りだと思う。

人生にはさまざまなストーリーがあって、
事情があってそれぞれが必要なことを
体験しているのだとしたら、
良いとか悪いとか、まして知りもしないに ジャッジなんてできるハズもない。

今、なにかのめぐり合わせで
こうして目の前にやってきた
「マスク作り」が誰かの
少しでもお役に立てるなら
それが一番の喜び。






私なりに愛をギュッと込めて
ひとつひとつ丁寧に作る時間は、

なかなか終わらなくて
ちょっぴり泣きたくなることはあったけれど、

それでも嬉しかった。
楽しいひと時だった。

ボクもキミみたいになにかしたい。


こんな時にここで

こんなにいい暮らしをしているんだもん。

何か社会にできること。


なにができるかな?探してみよう、と

テーブルに並べられたマスクの写真を撮り

そうつぶやきながらスタッフメンバーへ送っていた。


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★ブックチャレンジ3日目「自分を愛して」

2020年05月25日 | ブックチャレンジ
7days Challenge
 「読書文化の普及と貢献のために7日間アップします。
NY在住画家、ジュエリー作家の
堂園まり子さんからバトンをもらいました♪

【3日目】「自分を愛して」リズ・ブルボー

この本はまわし者でもなんでもないのに、
何人に勧めたかわかりません。

かなりの人がこれを手にしたのではないか、と思うくらいに。

スピリチュアル版家庭の医学書、とありますが
スピリチュアル的=霊的な要素というよりも

もっと具体的に病気やケガの時における
心と体の関係をわかりやすく解き明かしています。

「病いは気から」と昔からの言葉を
私たちは誰もが知っていて、
何気ない会話の中で普通に使うにもかかわらず

いざ本当に病気になると
体と心を切り離してしまいがちです。

病気はあくまでも偶然の産物であり、
遺伝や食生活や普段の習慣からくるもので、
心はそこにまったく関係していないのだ、と。

ストレスはかなりたまっていたけれどね。
…ということは、

ストレス=心に関係している、

だからそれも要因の一つで体が不調をきたしたのに、

その「心」は実際にどのような状態だったのか、
そこにスポットライトを当て改善したり、軌道修正をする作業は
なかなかすることはありません。

医療がどんなに進歩しても、
どんなに腕の良いお医者さんにかかっても、
自分の生活習慣を変えなければどうしても限界があります。

外的要素もさることながら、
内側からそのストレスとなる部分の負担を
出来るだけ軽減するようなアプローチを
プラスしていくことでさらに元気に
健康になっていくことができる、

そんなことを教えてくれる
一家に一冊常備しておきたい本です♪

私も実際に、長いことこの本を活用してきて
何か具合が悪くなったり
痛いところがあると、その箇所と照らし合わせて

何が今自分のストレッサーになっているのかを見つめていくと、

あぁ、これ?これに反応して
不安になっていたんだ
悲しくなっていたんだ
怒っていたんだ…

と起きた事象と自分の感情の関係性を知ると、

そこまでストレスに感じる必要がない、と
思い直したり、解決策を考えてみたり、
見方を変えてみたり
少し距離を置いてみたりとなんらかの
対処法を見出せるので
心が柔軟に軽くなっていくことがたくさんあります。

そうすることで、がんじがらめに
動けなくなる前に治癒していく場合も
多々あるのではないかと思っています。

心と体のバランスを整えること。

さらに食生活や運動などもちろん
健康になっていくには複数の要素が必要です。

とても見やすい病名ごとに
あいうえお順に、辞書を引くように
調べられますし、自分の思いグセや
考え方のクセだけでなく

子どもの頃に受けた傷(インナーチャイルド)を
心理学的な視点から合わせて
複合的に自分を見つめることができます。

病気はワルモノではなく、
本当は元気になってほしくて
少し休んで、とカラダからの
優しいメッセージなのだと気づいた時

自分を愛おしく愛せるようになってきます。

特に大切な人が、体調がすぐれない時に
今どんな心理状況にあるかを
少しでも知る手がかりになったり
その上でそっと見守り
時には手を差し伸べることも
出来るのかもしれません。

とにかく便利な実用書。

読む救急箱、とも
表現している方もいらっしゃるくらいに
私もいつも何かあった時のために近くに置いてあります♪

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