✨ジェルプリント✨
「メキシコの風と空と海と」
メキシコで感じた色とカタチ。
空と海と、ブーゲンビリア、建物の色。
コントラストが美しすぎて
それをどう表現しようかと
試行錯誤した。
そのまま表現しようとすると
ガチャガチャになってしまい
騒がしすぎたり、陳腐になりすぎて
うまくいかなかった。あの空気感が出せない。
でもやっぱりハッとするような
鮮烈でカラフルな色を使いたい。
抜けるような自然の美しい配色と
人々の営む暮らしをモチーフにして。
1、ブーゲンビリアと灯り始めたランプの光
2、神秘の泉「セノーテ」と藁ぶき屋根のお家
3、プラヤデルカルメンの街並みとブーゲンビリア
4、風にたなびくパペルピカド
(お祝いやお祭りに使う旗飾り)
また行きたいメキシコ。
去年旅した時は、実は体調が
本当に悪くて、歩くことさえ
ままならない状態で楽しみきれなかった。
(写真ではそうは見えなかったと思うけど😂💦)
美味しいメキシカンのごはんも
もっと爆食べしたかったのに…
あー、残念。本当はもっと
あちこち行きたかったし
ゆっくり買い物もしたかったし。
もう行けることもないのかな、と
思っていたけれど
もしかしたらいつか
行けるようになるかもしれない。
ううん、絶対また行く!
希望の光が湧きあがりながら
記憶に焼きつけていた心の中にある
メキシコの風を、雲を、花の色を
1枚1枚、紙に映しだす。あふれでる。
知らない街や国を訪れる時の
ワクワクとドキドキは
“旅びと清水薫”にとって
なににもかえがたい。
旅に出ること、
それがずっと私の原動力だった。
これからもきっと私の原動力。
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ジェルプリントは版画に近い手法で、
専用のジェルシートにローラーで
アクリル絵の具を幾層にも重ねながら
ベースの色を作り紙に写し取ります。
そして自分で描いた絵を切り抜いて作る
シートをステンシルの要領でスポンジを
使って色を乗せて。
基本的に絵筆は使わずそのほかに、
スタンプや空き箱、市販の立体シールや
ワイヤーのメッシュ、木の葉や枝などなど、
なんでも使って色をつけて押してみたり、
色や形を抜いて残してみたり。
油絵でも水彩画でもなく自由に
心の風景を映し出しています。
大切な地球で生きる人々に
心からの笑顔が戻りますように。
太陽も月も星々も、いつも私たちを照らしてくれてありがとう。
すべての人が愛に満たされていきますように。
私の大好きな花たちに願いをたくして、
心を込めて。
清水薫