Valentines’s day dinner はハーレムの
ルイジアナ料理 でザリガニ〜❣️
しかもビニール袋にドッサリ入って。
両手にビニールの手袋をしっかりはめて、
ビニールのエプロンをして完全防備でカブリつき。
ザリガニは、
Crawfish クロゥフィッシュと呼ばれて
日本の小さな池でスルメを枝につけて
よく釣ったあのアメリカザリガニよりも小ぶり。
ほぼ食べるところもなくて
シッポのところに少しだけ。
まずは、
1、好きなシーフードを選ぶ。
その他、シュリンプ、ロブスター、カニ、クラム(貝)、ムール貝など
2、味つけは
ルイジアナソースかレモンペッパーをチョイス
3、辛さはマイルドから激辛まで
ほどなくしてオーダーした
ザリガニとシュリンプ、コーンとポテトが大きなビニール袋にドサっと。
殻入れ用のアルミのバケツと一緒にテーブルにドンっ。
そのほかにソフトシェルクラブのフライもオーダー。
豪快すぎる見たこともない
このスタイルにテンション上がりすぎて、爆食べ(๑>◡<๑)ノ✨
バレンタインデーの金曜日。
午後5時ちょっとすぎにお店についたら
すでに30分待ち。
次から次へとやってくるのはほぼハーレムの
住人の皆さんらしく、観光客らしき人たちはもちろん見当たらず
アジア系も白人系、スパニッシュ系の人たちはちらほらと。
地元の人たちに愛されている感満載の
こういうお店大好き♪
バレンタインデーのディナーと言っても
家族や友人たちでにぎわう大人気レストラン。
お隣のテーブルには黒人の娘さんと
ご高齢のお母さんがすでに食べ始めていた。
ママの袖がビニール袋の中について汚れてしまうのを心配して、
もっとまくるようにしきりに言葉をかけている。
でも、なかなかそれをしようとしない
お母さんについにテーブル越しに
腕を伸ばしくるくると袖をまくり上げると
その様子を見ていた
隣の貫禄たっぷりの黒人女性も、
そうよ、そっちの方が安心ね!と笑っている。
その一部始終を眺めていた私の視線に気づいたママは
愛機たっぷりに私にウインク。
いきなりの不意打ちウィンクにズキュン、である。
小さなテーブルには不釣り合いなほどの
大きなビニール袋。
両隣のおとなりさんたちと一瞬だけど
時間を共有し分かちあう。
ほどなくして、娘さんのお友だちらしき女性がやってきて
狭いシートのママの隣にギュウっと座り
ガールズトークに花を咲かせ始めた。
その間じゅう、会話にはいることもなく、聞くでもなく、かといって
つまらなそうな様子でもなく
若い2人のそばで長いこと過ごしていた。
バレンタインの夜を
母娘と娘の友だちと。
それもまた愛いっぱいでステキな光景だった。
みんなそれぞれに、ビニール袋に手袋にバケツ。
バレンタインの雰囲気も豪華さにはほど遠い、
オシャレさのかけらもなくたって
このライブ感がたまらない♪
来月はCrawfish ザリガニの本場の
ニューオリンズへバケーションに行く予定だから、
もう一度食べてみたい❣️
もっと美味しいんじゃないかと、
そんな気がして。
昨日はチョコレート屋さんの前を通りかかると、
お店の中はほぼ男性。女性客はほんの数人で、
休み時間なのかヘルメットに
蛍光カラーのベストを着た工事中の作業員らしき男性も
かわいいチョコレートを真剣に
のぞき込んでいる姿に心もほんわかとする。
チョコレート売り場よりも
忙しいのがお花屋さん。
街行く人々は男性も女性も花束を抱えて
家路を急ぐ。
そして、一輪の赤いバラを大事そうに手に持って
地下鉄のシートに座っている男性たちが
今年もニューヨークのあちこちで。
Happy Valentines’s day!
ハッピー バレンタインズ デイ!
マリアからもメッセージ。
バレンタインデーは恋人たちが
愛を伝えあう日、だけでなく
“義理”なんかでもなく
愛すべきすべての人たちのためにある。
そんな雰囲気がニューヨークには満ちあふれている。