ニューヨークから1時間ほど
ドライブしたところにあるニュージャージーの
「SHANGHAI JAZZ シャンハイ ジャズ」へ♪
勝手に、だけど
昨今の状況やら、ニュースやらから想像して
上海のお店かぁ…アジア人のワタシ大丈夫かな?
敬遠されたりするのかな?
ここでは(何されるかわからないから防犯上?)
マスクはゼッタイしないけど。
とか、ほんの少しビクビクしたけれど
ちょっとでも心配することがムダな時間だったほど、
皆さんものすごくフレンドリー
あいかわらずどこに行っても
誰と会っても。
それと、お決まりのアメリカンジョークは
みんな欠かさずユーモアたっぷりに。
一昨年の夏に
カナダ国境近くのポールとリサのサマーハウスに行き、
森の中にあるロビンのログハウスで
バンダレイも一緒に2泊ほど過ごした以来の再会。
久々に会ってもみんな温かく迎えてくれる。
盲目のドラマー、バンダレイが
毎回のあいさつがわりの日本語
「ビジン ハ ドコ デスカ? 」
美人はどこですか?
「I’m here! ココニ イマス!」
ここだよ!ここにいるよ、と
私がジョークで返すと
「Oh!But I don’t see you !」
おぉ!でもボクはカオルのこと見えないよ!
とおどけた表情で切り返す。
まさかの“盲目ネタ”で笑いを取る
陽気なブラジリアンのバンダレイ。
演奏となるとオーラがガラっと変わり
キレッキレのドラマーに。
それがまたカッコいい。
早めに行ってポールのお家で
3人で打ち合わせしている間に、リサが
カオル、こっち来て!ちょっとコレ着てみて。
このコート、モントリオールで買って
ものすごく暖かいんだけど
ちょっと私には小さいの。
胸のあたりが苦しくて。
良い物だからいろんな人が試したんだけど
誰もサイズが合わないの。
と、シンデレラのガラスの靴のようなことをいう。
あなたが私の友だちの中で一番小さいから、
もしかしたら、って思っていたのよ。
はい、着て!どうかしら?
もし合えばクローゼットが空くから助かるわ。
羽織ってみると、ピッタリ♪
かくして“ガラスの靴”ではなく、
DIESEL ディーゼルのビンテージものの
軽くて薄くて暖かなコートをゲット!!!
フリーのベーシストのリオはたくさんのバンドで演奏して、
世界のあちこちに出かけては
さまざまな国の人たちといろんなジャンルの音楽を通して
心を通わせ旅をしてきたライフスタイル。
私もそこに時々こうして一緒に足を運んで、
知らない街にたたずみ、新しい空気を吸いこんで
そこで生きる人々の暮らしをかいま見て、少しの会話を楽しむ。
また今度いつ会える?
なんて約束なんかできるはずもなく。
毎回毎回、一瞬一瞬が一期一会。
だからこそ、人々との出会いと再会を大切にしていこう。
そんなコトを考えながら
素敵な日曜日を過ごしてゆっくり眠りについた。