KAORU♪の「気ままなダイアリー」

KAORU♪が見つけたステキな風景、出会ったおもしろいできごと、おいしい料理などを“気が向いた時”にご紹介します。

★ボストンの旅

2019年12月05日 | Time in ニューヨーク

霧雨と小雪や時おりみぞれ混じりの空の下、

レンガ造りの建物が並ぶ通りは
とても趣きがあって道の広さやら
ちょっとした街角の雰囲気が
ロンドンやダブリンを旅した時の風景を思い出す。





アメリカ合衆国の中では最も古い都市で、
イギリスとアイルランドの移民が多く
入ってきたというボストン。






古い建造物やアンティークな装飾が
好きなワタシとしては、
 
プエルト・リコで
貿易風とスペインを感じ

モントリオールでは
リトルパリとも称されるフランスを。

今年は古きヨーロッパの面影を巡る旅が中心に。

どこもその歴史は決して平坦な道でなく、
幾多の争いや戦いの激動の時代を経て
今なお当時の情景を色濃く残し
多くを語らなくてもひっそりと
でも鮮やかに人々の暮らしと共に息づいている。

近代的建物との新旧の共存のコントラストや、

















手の込んだ職人の細やかで繊細な技を
随所に見るのも旅の楽しみのひとつ。

アジア文化と、イスラム文化の装飾も
それぞれの素晴らしさがあってどれも美しい。

あー、まだまだ知らない世界がいっぱい♪

便利な時代になったけれど
それでも
足を運んでこの目で見て、
手に触れて風の中にこの身を置いて
その空気感を肌で感じないと
わからないことが山ほどある。







ちょうど日曜日のミサの時間
教会の中は巨大なパイプオルガンの音が鳴り響いていた。

天から降り注ぎ
大地から湧き上がるような
荘厳な音色にしばし心洗われる。







白いマントに身を包んだコーラス隊の
すき透るような澄んだ歌声。

高いドームの天井とステンドグラスから
差し込む柔らかな光。

寒いけれど、細かくて優しい雨を見ながら
カフェでブルーベリースコーンと
エッグサンドの朝ごはん。






メインランドスタイルの
ロブスターロールはマヨネーズ風味。
それにもう一度クラムチャウダーと
レモネードの“ボストンの味”で
ご当地ランチ。
 




これからもたくさん旅したい。

隣り合う国々から徐々に離れると
互いに影響しあい、時に独自の発展を
遂げているのが良くわかる。
まるで文化のグラデーションのように。

重なり合う様式がいにしえの昔から
現在、未来へと繋がっていく有り様が
私の旅ゴコロを刺激する。





どこか遠くに行かなくても
人生そのものが旅、なんだけど

けれど。

まるで「劇中劇」のように「旅中旅」にまた出かけよう♪








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